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『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』 水野和夫

設備投資依存の景気回復はすぐ行き詰るって……


人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか (日経ビジネス人文庫)人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか (日経ビジネス人文庫)
(2013/07/02)
水野 和夫

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グローバル化は世界をどう変えたのか。気鋭のアナリストが変わった世界の原則を明らかにする
著者は民主党政権のブレーンとも言われた、水野和夫。冷戦以後、急速に進展したグローバル経済の本質を解き、なぜ、従来の経済政策が功を奏さないのかを、丁寧に分析していく
アメリカの「金融帝国」の解説は、時事的に懐かしいものとなっているが(それでも読む意味はある)、金融経済が実物経済より優位に立つ理由、アメリカ、中国、ロシアらの「帝国化」の動き、ネット時代の景気変動、そして、景気回復しても懐が暖まらない訳を明確にしてくれる
初出が2007年であるが、現在の安倍政権も自民党の伝統的政策、輸出増による経済成長を目指してしまっているので、本書の指摘は十二分に通用してしまうだろう

金融経済が実物経済を振り回せる理由は、ひとつにグリーンスパンも指摘していたように冷戦終結で途上国の富裕層、特にオイルマネーが先進国の証券市場へなだれこんだこと、そして、IT技術の進化によりいつどこでも証券市場が開いている限り、参加できるようになったこと
アメリカでは経済成長が実物で見込めなくなったため、「強いドル政策」によって自国の資産価値を高め、外国からの投資を呼び込む「金融帝国」となることで成長を達成した
リーマンショックの失敗で徐々に実物経済への揺れ戻しはあったものの、先進国では株価の変動が景気とリンクしていて、富裕層が株で儲けると個人消費が増える実態があり、金融経済の優勢は変わらない
比較的高い経済成長を遂げても、一部の人間以外賃金が上がらないのはアメリカでも同じで、貯金せず投資に熱くなる人が多いのも他に収入を上げる手段がなかったからだろう

グローバル経済における先進国は、二つの経済圏に分かれる。新興国の成長とリンクできるグローバル経済圏と、国内でしか循環できないドメスティック経済圏
BRIC.sに代表される新興国は、従来の「近代」成長モデルが通用するから、それと付き合える業界、企業は、「近代」モデルの生活でさらなる成長が目指せる。しかし、国内向けの市場しか持てない業界では、努力しても成長は見込めず、従来の政策、あるいはグローバル化の政策が裏目に出てしまう
バスやタクシー業界、外食産業といった国内市場のみをターゲットとする業界に、自由競争、規制緩和を極めた結果、労基法を守らないブラック企業を生み、過労による人身事故を起こしたことは記憶に新しい
こうした成長できる業界とできない業界がくっきり分かれることがグローバル時代の特徴で、成長できない「経済圏」を著者は「新中世と呼ぶ
日本人の約七割以上の人がこのドメスティック経済圏=「新中世」に属し、その中では賃金が極端に抑えられるので、経済格差が大きくなる。経済の格差は子供の学力に直結し、階層の固定化につながる。「新中世」を本当の中世にしないためにも、教育の機会均等など成長が低くても安定した施策が求められるのだ


関連記事 『波乱の時代 わが半生とFRB』 下巻
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『波乱の時代 わが半生とFRB』  下巻 アラン・グリーンスパン

アメリカガイチバンデス

波乱の時代(下)波乱の時代(下)
(2007/11/13)
アラン グリーンスパン

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グリーンスパン回顧録の下巻は、アメリカ、世界経済の分析と未来予想
前半はロシア、中国、中南米など成長地域の性質を分析し、後半はアメリカなどの先進国が立ち会う高齢化社会、環境・資源問題などへの対応策をざっくばらんに解いていく
グリーンスパンの経済に対する考え方は明快である。アメリカ経済こそが、もっともグローバル化に対応していて良質であり、アメリカ経済に近い地域ほど発展が期待できる
資本主義を回すための根幹は法治主義財産権の保護に尽き、人類の知恵である市場原理をフル回転させることが経済成長と技術革新を生む。必要条件とはいわないが、民主制であることも長期的には望ましい
なぜにそこまで市場と資本主義を信じられるかというと、第二次大戦はブロック経済化によって生まれたという反省と、ソ連崩壊に代表される計画経済の破綻という歴史的事実から。訳者があとがきに書いているように、グリーンスパンにとって資本主義は“主義なのである

アメリカ経済最強を謳いつつも、あえて市場原理を弱める立場も認めている
フランス、ドイツ、日本などは様々な規制を残していて経済的には損だが、いわばその国独特の文化として捉えている
ロシアに関しては、額面は資本主義でも、法律が執行者によって恣意的に運用されている実態を指摘。財産権が保護されていないことが発展の懸念材料となる
経済が資源の輸出に依存しつつあるのも問題で、輸出超過が為替変動を呼び、他の産業が他国に輸出できないレートとなる“オランダ病に陥っている。資源の輸出に特化してしまえば途上国を脱することはできない
中国については、安価な製品を大量生産して稼いでいるが、人件費が上がり付加価値の高い製品を作る段階で頭打ちになる可能性を指摘する
ネックになるのは非効率な国営企業の存在に、農民の都市への流入を制限していることなどで“赤い資本主義”にも多くの規制が存在する。経済成長で生じる格差の不満を解消させる民主的な制度がないことも不安要因になる
インドが中国に及ばない理由は、意外なことにフェビアン流の社民主義が原因とする。市場の競争を阻害する規制が多く、民主制だが官僚が幅を利かせすぎている
ただそれだと戦後の日本はどうなるのという話で、違うレベルの問題が足を引っ張っているような
中南米地域の発展の鍵となるのは、経済ポピュリズムを脱するかどうか
過去のハイパーインフレはバラマキ財政から返済に金を刷るという単純な理由であり、反省してアメリカをリスペクトしたブラジルなどは、有望な成長地域になってきたとのことだ

グリーンスパンは総合的に見て、人類の生活を豊かしたとしてグローバリゼーションを肯定する
ただアメリカなどの先進国には、その副作用が襲っていることも自覚している
端的に末端の労働者の賃金が抑えられ、一部のスペシャリストが高報酬をもらい格差が広がっていること
労働者の賃金が伸びない理由は、冷戦の終結によってそれまで自由主義経済に参加していなかった人間が大挙流入したこと。ベルリンの壁が崩れてから2005年までで、その数、なんと五億人!
安価な労働者の流入はとうぜん賃金の抑制につながり、果ては世界的なディスインフレ現象(デフレではなくインフレ抑制)を引き起こしたという。そりゃ、管理人の収入も伸びないわけである(苦笑)
資本主義の網が広がったことで、途上国のお金持ちが金融経済に参加したことも大きい。かつてない富がアメリカの金融市場になだれこみ、金融商品の発達と相俟ってさまざまバブルを生み出した
世界の富が一国に突っ込んできたときに、一国の金融当局に何ができるのか
サブプライム問題は書かれた時期から触れられていないが、グリーンスパンは日本のようなデフレ経済を恐れ、金利を上げられなかったという
世界市場に対応する世界政府がないというところに、グローバリゼーションの不安定要因があるようだ


前巻 『波乱の時代 わが半生とFRB』 上巻
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『シリコン・ヴァレー物語―受けつがれる起業家精神』 枝川広一

HP、インテル、マイクロソフト、アップル、オラクル、SUN……


シリコン・ヴァレー物語―受けつがれる起業家精神 (中公新書)シリコン・ヴァレー物語―受けつがれる起業家精神 (中公新書)
(1999/12)
枝川 公一

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世界を代表するIT大手がいかに生まれたか。シリコン・バレーの誕生から起業家たちの興亡を辿る
シリコン・バレーは教科書で習ったけど、実態を知ろうとちょいと
本書はゴールドラッシュの終わりから、シリコン・バレーが作られた経緯、パソコンの理想とそれを可能にしたテクノロジーの発展、バレーに集う起業家たちの戦略と生き様を描き、そこに新しい時代を作る革命精神を見る
年端のいかない青年たちが、アイデアだけを元手に徒手空拳で大企業に挑む様は、まさにベンチャー(冒険)で小説のようなシュチュエーションである
陰には多くの失敗者がいるが、彼らも成功者の存在によって自らのチャレンジの正しさが証明されたと考える。安牌好みの日本人には、取りづらい生き方だろうか

シリコン・バレーの礎となったのは、スタンフォード大学
1885年に創立された同校は、田舎のぽつんと建てられた地方大学だったが、1925年に地元出身のフレデリック・ターマンが教鞭をとることで一変する
ターマンはマサチューセッツ工科大学で博士号をとり、工学部長だったヴァニーヴァ・ブッシュの愛弟子といえる逸材。ブッシュは「微分解析機」と呼ばれる大型計算機を作り、原爆製造に関わった大物で、地球上の全て情報が詰まった「メメックス」、いわゆるパソコンを予見していた
ターマンにより大学は、応用研究を重視して社会に役立つ人間を育成する方向へ梶を切ったが、いくら育てても大企業が集中する東部へ人材が流れるばかり。そこで郷土を発展させるため、優秀な学生に地元で起業させるように仕向ける
そうした第一号が、後にコンピュータ製造大手となるHP(ヒューレット・パッカード)の創業者となるウィリアム・ヒューレットデビッド・パッカード。HPはスタンフォード大学工学部の学生に製品開発や製造をさせ、優れた技術者を大学院へ送ることさえした
戦略的な「産学協同こそ、シリコン・バレーの基礎となったのだ

パソコンの思想には、70年代のカウンターカルチャー、ヒッピー文化の強い影響があった
IBMに代表される法人向けに巨大ハードを提供する「体制」に対して、個人が自由に使うコンピュータを「自家醸造」する若者が次々と現れる
ビル・ゲイツもその一人で、ソフトが主役になると予見していた彼は、パソコンとBASICソフトを抱き合わせる商法を早くから考案した。しかし初期においては、同世代のハッカーたちに権威主義と嫌われ、コピーが無断で配布されてしまう
全ての権利を自社に集中する「マイクロソフト文化」不特定多数が協力して創り上げる「オープンソース」の思想ははなから対立していたのだ
もう一方の雄であり、スティーヴ・ジョブズは、ウォズらと協力して、パソコン製造に乗り出し、1984年には満を持してマッキントッシュを発表した。しかしリドリー・スコットによるCMなど莫大な宣伝費を投じたにも関わらず、長期的には性能が劣るはずのIBM製に負けてしまう
ジョブズはこのときに、ブランドの大切さを学んだらしく、十数年後にiMACで逆襲することとなる

ベンチャーといえど、市場を奪い合う段階になれば、勝てば官軍だ。市場のシェアを占める事実が自然と権威となり、さらにシェアを伸ばすサイクルに入る
そのために手段は選ばず、相手の優れた技術は手早く奪い取る必要がある。例えばOSにアイコンとマウス操作をもたらしたアイデアは、ゼロックス社のアラン・ケイが自作コンピュータ「アルト」で実現したもので、拝見したジョブズは即決で自社商品化を決めた
技術者同士が共同体意識を持つシリコン・バレーにおいて、こうした行為はそれほどおかしくないようで、著者もピカソの名言「優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗むを引用している
優れた技術、製品が世に出ず腐ってしまうよりは良い、ということなのだろう
経営者を語る本は、書き手の立場で毀誉褒貶が激しくなるものだ。本書はシリコン・バレーの歴史として取り上げているので客観性が担保され、生々しいパクリ合いも容赦なく取り上げる
カリスマ起業家たちの神秘性を打ち破り、その実の魅力が伝わってくる
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『反社会学講座』 パオロ・マッツァリーノ

21世紀のイザヤ・ベンダサン?


反社会学講座 (ちくま文庫)反社会学講座 (ちくま文庫)
(2007/07)
パオロ マッツァリーノ

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キレる少年、パラサイトシングル、フリーター、少子化は本当に問題なのか? 自称イタリア人が社会問題の現実を暴露する「反社会学」講座
メディアがコメンテーターを携えてあれやこれやと騒ぎ立てる問題が、実はなんら根拠のないものだったことを軽快に論破していく。全編が似非外国人調なので、いわゆる社会学の用語に振り回されることなく、簡単に要点をつかむことが可能
その分、話の信憑性を疑ってしまうかもしれないが(苦笑)、ジョークはジョークと分かる書き方なので著者の意図を誤解することはないだろう
初出が2004年発刊で、2007年の文庫本には「三年後の補講」としてその間に分かったこと、変化したことをフォローされていた。著者がほぼ内容をいじる必要がなかったというように、問題の本質は十年経った今でも変わらず、メディア側の誤謬も何ら変わることはない
残念ながら、今なお消費期限が切れない本なのだ

のっけから攻撃の対象となるのは、社会学である
著者が言うに社会学とは非科学的な学問であり、他の学問で「こじつけ」と非難されることもまかりとおってしまう
その原因は社会学がカバーする領域が広すぎることにあり、毎年新しい分野が誕生し、名乗りさえ上げれば誰でもすぐ第一人者になれる状況が起きている
そして、領域が広すぎるので誰も社会学の全体を把握できる者がおらず、社会学者同士がお互いをチェックすることは不可能。そのため、お互い研究を肯定する習慣が生まれ、外部からの非難も相手しないという
また、調査結果に対して、研究者の主観を反映しがちなのが他の学問と違うところで、民俗学や文化人類学でタブーな倫理的判断を社会学は犯しやすいらしい
そのため、社会学をかじった者たちは、自らのために社会問題を捏造するマッチポンプを行い、勝手な理想像のためにパラサイトシングル、引きこもりなどの悪者をつくり出す構造が生まれる

その顕著な例が「少子化」問題で、そもそもバブル時代から続く少子化の傾向に、日本衰退の原因を委ねてしまっている。少子化で労働力に困るなら失業者は溢れていないだろう
著者はそうした「少子化」問題が浮上する原因として、少子化になると困る産業があるためとし、その際たるものが大学だという
大学は新入生の「入学金」(日本独特の制度)と学費によって成り立っているので、子どもが減ると存亡に関わる。新入生に頼る収益構造そのものに問題があり、本来なら社会人の学生が通えるように制度設計すべきなのだ
また投資コンサルタントも、言い訳の種として「少子化」を切り札に使ってくるので、注意が必要だ
もう一つ溜飲を下げるのは、返す刃で外国に対する幻想を打ち砕くところ
日本人の若者が欧米の若者に比べてだらしないという俗説も、現実の大学制度を比較してヨーロッパは学費が安く、アメリカも学費は高いが結局金持ちの親が出すし、奨学金もあとで返さない(返す必要がない)例が多いという
欧米のほうが制度が充実しているだけで、金持ちの親に頼ること自体は同じなのだ
著者は誤った欧米に対する認識から、強い個人主義である「自立の鬼が生まれ、日本人同士を苦しめることになっている。この「自立の鬼」の乱立から「相互依存」への流れに変わるべきだとする
冷静に考えると、イタリア人である必要がない(イタリアねたが少ない)という中身なものの、間違った認識が当たり前にまかりとおる社会に水を差す良書である
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『「ニート」って言うな! 』 本田由紀 内藤朝雄 後藤和智

「ニート」って言うな! (光文社新書)「ニート」って言うな! (光文社新書)
(2006/01/17)
本田 由紀、内藤 朝雄 他

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「ニート問題」は実在するのか? 三人の著者が論争の根拠、背景を探る
出版は2006年1月で、小泉内閣時代の2004年あたりから現れたニート」という言葉が、どのように政治家やマスコミ、市井を一人歩きして、社会問題化したかを明らかにしていく
構成は三人の書き手によって役割文体がなされていて、まず研究者の本田由紀氏ニート問題が統計面から不当であること、イギリスの原語と意味が変わって誤った使われ方をしていることを指摘
次に社会学者の内藤朝雄氏が、なぜ「ニート」が流布して若者を傷つけるようになったかを、大衆心理から憎悪のメカニズムを説明し、「俗流若者論批判」のブロガー・後藤和智具体的に誰が、どのマスコミが扇動したかを指弾する
三人中二人が「ニート問題」批判に専念するのはやり過ぎな気もするが、その心は再び同じような若者・弱者攻撃のスケープゴートを許さないためで、そのために「ニート問題」捏造のメカニズムを解き明かしている

管理人の知的好奇心は第1部「現実」で満たされた(苦笑)
ここにおいて「ニート問題」の実態はほぼ明らかにされている
まずイギリスにおける「NEETとは、16歳~18歳の限られた青年を対象にした、「働いてもいない、学業もしていない状況の層」で、経済低迷を背景に高校にも行けずキャリアが積めない状況を問題にしたものだ
しかるに、日本の「ニート15歳~34歳と幅が広く、「働く意欲も学ぶ意欲もない層」で、当初は雇用問題として意識されたが、しばらくして勤労意識や責任感の欠如が原因として社会のゴミ扱いされた
そして、ニート対策に軍隊式のカリキュラムを取り入れた「若者自立塾」なるものまでが設立されるに至っている(2010年に事業仕分けで廃止)
しかし、実際にニートが増えた実証は、90年代から00年代という短いスパンでしか示されず、より長い期間でみれば「引きこもり希望のニート」の比率は実は変わっていない
「労働の意欲があるが就活していないニート」の比率は上がっているが、その背景には若年者の失業率の急上昇があり、フリーターの増加も増えていて、解雇規制が強いゆえに若年者に雇用調整が響く日本型雇用システムの問題がある
第一部において、そうした既存の構造の問題から、卒業即就職の見直し、学歴に依存しないキャリアの積ませ方など硬直した雇用システムを解きほぐす提言までもまとめられていて、非常に読み応えがあった

第2部「構造」では、内藤朝雄氏による「ニート問題」が求められた背景が各種の青少年ネガティヴキャンペーンと連ねて語られる
「ニート」とは、「パラサイト」「引きこもり」に続く「言いがかり」資源であり、少し前に流行った「キレる少年」の同類
「近頃の若者は……」という古代エジプト以来の人類の伝統でもあるが、日本そのものの閉塞感を経験に乏しい若者へ置き換える現象は危険で、政治家によって反動的な政策へ誘導される危険があるとする
ただし、氏の右派政治家による誘導で「プチ徴兵制」という言い方には、違和感がある。そもそも戦後の企業戦士からして、会社に徴兵された存在ではなかったか
「ニート問題」は、より幅広い層を覆う勤労道徳が生み出した強迫観念が生み出したと思う

第3部「言説」では、後藤和智氏によって「ニート問題」の立ち位置が説明された
最近の若者論は「パラサイト・シングル」論「社会的ひきこもり」論の二つの風潮があり、この二つと関わる形で「ニート問題」が発展したという。当初、経済問題とされた論者たちが自己責任論や精神論に転化する様子が明らかで、リベラルに見られる週刊誌も驚くべきキャンペーンを打っていた
左右問わず、勤労という価値観や既存の雇用システムを突き崩す動きには敏感で、そこに「ニート問題」がスケープゴートに使われたことが良く分かる




↑学校でこういう教え方しているというのは、ヤバイよ
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『日本の難点』 宮台真司

学生時代はこの人の本を良く読んだ。右から左に抜けてしまったが

日本の難点 (幻冬舎新書)日本の難点 (幻冬舎新書)
(2009/04)
宮台 真司

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現代日本はいかなる状態であって、どういったことが必要なのか。人間関係、教育、幸福からアメリカの変化、日本の目指すべき姿まで語る「宮台版・日本の論点」
最初に誰もが抱える、コミュニケーションの問題から始まり、子どもへの教育幸福とは何か、と進む。学生、信者のみならず、普通の人でも入りやすい構成が意識されていて、文章もキモの部分は気さくで分かりやすい
学者の義理で専門用語や引用元の参照、カタカナ言葉の多さなど読みにくい要素もあるが、それも問題を単純化しない誠実さの表れと捉えよう
いじめ問題、早期教育、セクハラといった具体的な問題に対して、明解な論理と処方箋を示すのも宮台流で、考える土台を提供してくれる手軽な一書だ

ひとつの章で様々な議論の前提となるのが、現代は「社会の底が抜けた時代」であるという認識で、ポストモダン=後期近代、「再帰的近代」といった言葉で表現される
再帰的近代はブレア労働党政権のブレーンを務めたアンソニー・ギデンズが提唱したもので、初期の近代化は自然や伝統を文字通り近代化するものだったが、その使命が果たされた後は目的、目標が無くなり手段が目的にならざるえないということらしい
本書では、技術と社会の進展から「流動性と複雑性の増大で自明性が失われた結果、何事につけ《するも選択、せざるも選択》という具合に諒解されざる得なくなった社会」(p117)とされ、共同体の空洞化に抗うのか否か、失われた共同体を再建するか否かが、そこに生きる人間の肩に乗りかかってくる
すでに近代化しているのだから、共同体は個々人の決断のもとにしか残らないのであって、戦後の醜い国土開発も日本人ひとりひとりが共同体をないがしろにしてきた所以というのだ
「小さな政府」対「大きな政府」の命題に対しては、「小さな政府」と「大きな社会」というセットもありうるとし、失業やいじめ、自殺をフォローできる「大きな社会を作ることが肝心であって、「小さな政府」=「小さな社会」という誤解が悲劇を招いたとする
社会からこぼれた人の問題を国家に委ねる「大きな政府」が不可能だとすると、懐の深い社会の建設が必然的に求められるだろう

宮台本を読むのは久しぶりだ。目新しかったのは、教育論における「スゴイ人」という言葉
スゴイ人とは、有無を言わせず人に「感染」(ミメーシス:宗教学の用語)させられる人のことで、言葉ではなくその行動で「利他」を体現する“亀鑑”ともいえる存在
その存在は子どもへの教育やいじめ問題を解決する決め手で、厳然とした態度で事に当たることがいい方向に転がしてくれる
おそらく、著者がいう「市民リーダー」にも求められる性質だろう
日本の目指すべき指針としては、対米中立」「重武装を唱える。「重武装」とは、敵地攻撃能力を持つことである。もちろん、これを実現するのに様々な難関があることは百も承知で、それまでの方便として「対米従属」「軽武装」の従来路線を認める
食糧自給率への警戒感(他国に依存することは戦時ならずとも、外交で減点)や国土の荒廃に対する怒り、柳田國男への言及なども意外で、あとがきのチェ・ゲバラを「スゴイ人」のモデルとして持ち出した!
氏の考えが分かりやすくまとめられているので、宮台社会学の入門書として本書は最適だ


再帰的近代化―近現代における政治、伝統、美的原理再帰的近代化―近現代における政治、伝統、美的原理
(1997/07)
ウルリッヒ ベック、スコット ラッシュ 他

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『ニヒリズムの宰相 小泉純一郎論』 御厨貴

著者はガンダムエースの富野対談にも登場

ニヒリズムの宰相小泉純一郎論 (PHP新書)ニヒリズムの宰相小泉純一郎論 (PHP新書)
(2006/06)
御厨 貴

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小泉純一郎とは何者だったのか。『オーラルヒストリー』で有名な御厨貴が、小泉劇場を読み解く
出版は2006年で、郵政選挙をまたいだ小泉劇場の真っ只中に執筆された
なにぶん現在進行形の出来事を対象としているので、先読みに関しては外れているところもあるが、関係者への聞き取り調査から導き出された戦後政治への洞察は鋭く、各時代の総理や長老議員が果たした役割が鮮明に浮かび上がる
小泉純一郎は確かにそうした古い自民党をぶっ壊した
派閥が順繰りに首相を出す自民党伝統の政治手法を潰し、歯向かう者を党外に追い出し、党よりも内閣が前に来る体制を作り上げた
しかし、政策に関しては長期的な展望がなく、財政緊縮のあとに増税しか見えてこない、と著者は手厳しい
ただし、憲法改正、靖国問題、皇室の後継問題などタヴーに手をつけた功績はあり、ごまかしてきた政治課題の数々を明るみにしたことは評価している

小泉劇場はどのようにして生まれたのか
著者は小泉政権の前の「加藤の乱」を重視していて、当時の加藤絋一はブログを嗜むネット世代を意識したという。小泉純一郎は乱を潰す側に回りつつ、新聞以外に政治メディアがあることを感じ取った
総裁選に関しては、橋本龍太郎の再登板を目指す経世会が油断した部分があり、地方の組織票を掌握できず小泉側に票が流れてしまった
総理になってからも外から見るより経世会の力は残っていて、党内に「抵抗勢力」を作って支持率を保つ必要があり、本当の独裁が完成したのは郵政選挙の後だった
党組織を軽視した政権運営ができたのは、橋本行革で内閣官房の力が強くなっていたことが大きく、小泉は初めての「大統領的首相」になることができた
世界的にも議会制民主主義が「大統領制」に近くなる傾向があり、ブレアなど少壮の政治家がトップに就く風潮も小泉政権の実現の後押しとなった
小泉政権後に日本の政治が迷走したのは、「大統領的首相」を演じる政治家が育っていなかったためだろう

著者の言うところ、必ずしも小泉政権の手法は新しいとはいえない
造反した議員の選挙区に刺客を送り込むやり方は、55年体制以前に吉田政権などで前例がある
翼賛的な体制から二大政党制への転換も、戦前に発生していたことである
むしろ現代的なのは議員のあり方が変わったことで、数十人のチルドレン議員が登場したのは政治家が最終的な職業ではなく、ステップアップするための足場と見なされたからだとする
瞬発的な世論で当選した議員たちは次の選挙で落選することを覚悟しており、落下傘となることを苦にしない。コネを作り起業に役立てる。この軽さがチルドレン議員の源となっている
そうしたチルドレン議員を当選させる無党派層もゲーム世代であり、面白い課題設定に反応し投票行動に移る傾向が強い
これからの政治は二次元を三次元に高める演出が不可欠となり、理性より五感に訴えることを余儀なくされる。政治家は選挙のためにバーチャルに図式化するともに、実務に対してはリアリティを保つ必要がある

タイトルの「ニヒリズムの首相」とは、自民党にいながら「説得しない、調整しない、妥協しない」という超然とした態度をとることを評している
管理人からすると、小泉純一郎は思想を笑うニヒリストというより、そもそも何も“持っていない”「無思想」な人なんだと思う
社会の上層で生まれながら「無思想」なのが庶民受けする理由であり、新自由主義に乗ったのも戦後に漂う「改革=欧米化」という素朴なイメージで断行しただけではないのか
著者は小泉政権以前に帰る、小選挙区から中選挙区に戻すなどは不可能で、不満はありながらもバーチャル選挙に付き合い続けざるえないと言う
ネット選挙が解禁されるとすれば、選挙はよりゲーム化する。そのための歯止めをネットの中で作らねばならない


関連記事 『ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集Ⅲ』

ガンダム世代への提言  富野由悠季対談集 III (単行本コミックス)ガンダム世代への提言 富野由悠季対談集 III (単行本コミックス)
(2011/09/26)
富野 由悠季

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『「俺様国家」中国の大経済』 山本一郎

数字はうそをつかない。その数字が本当かが問題だが

”俺様国家”中国の大経済”俺様国家”中国の大経済
(2005/10/20)
切込隊長・山本一郎

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人気ブロガー、切り込み隊長こと山本一郎による中国経済レポート
本書は2005年(平成17年)出版で、当時の日本は小泉政権、靖国参拝や大規模な反日デモが日中間の問題となっていた
リーマンショックに、歴史的な円高、尖閣問題の長期化と、あれからいろいろあり過ぎたものの、経済面から見た著者の見立てはかなり当たっているし、今でも色あせない
切り込み隊長の文章というと、全方位ボロクソで知られているが、本書ではいつもの軽快な“けなし”より情報の密度が目立ち、外国のコラムニストを意識したような文章になっている
ある程度の予備知識は必要で、ブログを読むつもりで手に取るには、ゴツい内容と覚悟すべし

けなしのターゲットが中国であるけれど、全体的には中国の経済を各方面から評価し、正しく影響力を測ろうとするものだ
マスコミが流す中国の経済成長は、中国政府の発表した大本営発表であり、輸出入統計や民間が調査した投資効率、不良債券などの指標を探りを入れると違う顔が見えてくる
おそらく中国の経済成長率は発表より高くない。2005年時点でもペキン五輪や大規模な公共事業を割り引くと、「高度成長」といえないところまで落ちてしまう
中国政府が高い成長率を演じなくてはならない理由は、外国からの投資を呼びこむためであり、自国民の希望をつなげるため
奇怪ともいうべきは、不良債権が処理されない金融行政である
銀行の貸出金利が低い水準に固定されているためにリスクの高い融資先にも簡単に金が回り、貸し倒れの引き当てよりも政府による資金投入を期待して、審査が考えられないほど甘くなる
政府の対応も開き直っていて、不良債権の比率を減らすために融資を増やすという斜め上の手法をとってしまった
これで経済がもつのだから、不思議なもんである

読み通して思うのは、赤い資本主義と言いつつも、普通の資本主義とはかけ離れていることである
党と政府によって強いられた市場経済であり、人民元が持ち出せないなどの規制があり、経済活動は党と党員の利権と複雑に結びついている
賄賂などの非合法な領域も大きく、中国で商売しようとすれば袖の下はかかせない。規模こそ大きいものの、外国の投資で依存している他のアジアの国々とあまり変わらないのだ
著者は日本の経済的地位を奪う点で、中国を脅威と見る。「世界の工場」の地位を奪われても、生活水準を切り下げて自殺者の増加ぐらいで我慢できてしまうのが日本人という洞察は、せつない的中である
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『エコノミストを格付けする』 東谷暁

池田信夫さんは入ってません

エコノミストを格付けする (文春新書)エコノミストを格付けする (文春新書)
(2009/09)
東谷 暁

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エコノミストたちは何を語り、どう豹変してきたか。リーマンショック前後の発言を検証し、通信簿をつける
本書の初出はリーマンショック後の2009年で、アメリカの金融帝国が崩壊しグローバリゼーションと新自由主義に批判が噴出していた時期のものだ
欧米の金融立国を称揚していた者たちが、リーマンショックでいかに豹変し、あるいは開き直っているか、その厚顔さを批判していく
名指しで経済学者や政府関係者を指弾するものの、後出しジャンケンの個人攻撃には留まらない。あの時のあの議論はどういうに決着したのか、どこが適当な着地点かを、専門家の意見を引いて示し、知られざる結論を教えてくれる
経済はなま物であり、ここで語られた認識が先々通用するかは分からない。それでもエコノミストたちが陥りがちな錯誤、失敗の歴史を知ることは、現在の政策を考える上で役立つはずだ

エコノミストとは何だろう。評論家なのか、経済ゲームに参加するプレイヤーなのか
それがはっきりしないのが間違いの源で、はっきりさせようとするのが本書の意図である
竹中平蔵、高橋洋一、中谷巌、グリーンスパンなど政策に携わったプレイヤーは、科学的態度よりも自分自身の信念を優先したり、その場の流行に乗ったり、名声や立場を守ったりするために態度をころころ変えていく
たとえば今なお活発な高橋洋一は、ある時は政府系ファンドの創設を「海外から馬鹿にされる」と反対しておきながら、金融担当相だった渡辺喜美氏が外貨準備金を海外のファンドに出資したいと言えばその話に乗る
懇意の先生には協力し、明解な論理で政策を推進する優秀なテクノラートと評価している(必ずしも褒めていない)
経済学者のなかで一番批判される大物は、ノーベル賞学者のポール・クルーヴマン
彼はインフレターゲット論を掲げ金融政策を重視していたはずが、いざ不況で政策を関わるようになると大規模な財政出動を唱えるようになった
過去にもクルーヴマンはころころと発言を変えていて、メディアの中で自分の立場を守るために四苦八苦しているのが分かる
先のことなど誰も分からないが、分からないと口が裂けても言えないのが辛いところである

なぜアメリカ金融帝国の崩壊を読めなかったのか
その原因は、エコミスト全般がアメリカを信用しすぎたことにある。戦後、豊かなアメリカ社会を目標とし続け理想化してきたことから、彼らは間違いを犯さないと妄信していた
これは日本人全般の認識とそう差はないだろう
巻末の通信簿はアメリカの新自由主義を批判してきた金子勝などが高く、上記のプレイヤーたちの評価が低い。概して冷静な議論をする人物より、持て囃される軽率な人物の方が文章力が高く大衆受けする傾向があるようだ
経済は絶えず現在進行形で動き、すべての人がある種のプレイヤーとして関わっているものである。本書の中庸的な態度、例えば2009年当時の円高がそれまでの円安バブルの反動だったという説を、100円に届く今の相場で信じられるだろうか
分かっているようで誰も分かっていない。これが真実である


エコノミストは信用できるか (文春新書)エコノミストは信用できるか (文春新書)
(2003/11/20)
東谷 暁

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『おどろきの中国』 橋爪大三郎 大澤真幸 宮台真司

インド人もびっくり!?

おどろきの中国 (講談社現代新書)おどろきの中国 (講談社現代新書)
(2013/02/15)
橋爪 大三郎、大澤 真幸 他

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中国を動かす原理とはなんなのか。日本はどう付き合っていけばいいのか。三人の社会学者がディスカッション
奥さんが中国人であり中国研究のスペシャリストでもある橋爪大三郎氏を中心に、宮台、大澤両氏が聞き手に回る形で構成されている
まず第一部において、現代にいたる中国の歴史に触れるのだけど、橋爪氏の語りが大づかみ過ぎるように感じた。朱子学を儒教の純化としたり(実際は仏教等の影響も大きい)、王朝の変遷を同じ類型の再生産と見たりと、いくつかオヤという箇所があった
キリスト本でも叩かれていたが、社会学者で囲むより一人、歴史研究者を入れたほうが良かったかもしれない
ただし第二部以降の近現代に入ると、守備範囲に入ったのか鋭さが増していく
改革解放以前の経済体制や権力構造などにメスが入り、直に体験した中国人の価値観や習慣と照らし合わせた論証にはそれぞれ説得力があった
本書には日本人からは分かりにくい、中国の複雑な事情を理解するヒントが詰まっている

毛沢東と文革に対する評価がなかなか刺激的だ
文革は明らかに失政であるけれど従来の価値観を一掃した面があって、中国人が改革解放以後の市場経済に適応できた一因に数えられる
鄧小平が(政治的な事情はあるにしても)文革を全否定はしていなくて、毛沢東がアメリカに接近したことが改革解放を後押し部分もある
また、文革下でも完全な計画経済ではなくて、生活用品レベルの商品経済は存在していて、小規模での市場経済が機能していた
アーレントの『全体主義の起源』を引いた文革体制の評価では、スターリンの全体主義に比べ秘密警察ではなく紅衛兵などの大衆を動員したところに大きな特徴があって、大衆は毛沢東だけを例外的に聖人の地位において側近に間違いを押し付けて粛清していく
それを天に権威の源におく皇帝の伝統と指摘されていたけれど、歴代の皇帝にとって「歴史」にどう語られるかというのが重かったわけで、毛沢東が儒教的な伝統を一掃した共産党初代皇帝であったために「歴史」の束縛を受けなかったように思えた

本書は現在進行形の答えの出ない問題を扱っている
文革の実態も分からない部分が多いし、改革解放が始まって30余年で今は調子が良くても将来的な評価がどうなるか分からない
「世界の工場」ゆえに世界経済の影響を受けやすく、少子高齢化も大気汚染も急速に進んでいる
日本にいると自国の欠点ばかり目がいって、お隣の方がグローバルに上手く対応しているように見えるけど、向こうにも向こうの事情、弱みがある
どこのボタンを押すと怒るかを知っておくことが大事で、こちらの名分を訴えるだけでは何も解決しない
日本人が「政治」と「経済」「文化」は別と考えても、中国にとっては「政治」は全てに優先しそれはこの先変わらないと思われるので、それを踏まえた上で付き合っていくべきだろう


関連記事 『全体主義の起源 3 全体主義』

小室直樹の中国原論小室直樹の中国原論
(1996/04)
小室 直樹

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