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【配信】『重戦機エルガイム』 第31話~第33話

リリス「ここで小競り合いに巻き込まれたら、ミズンに行けなくなるわ」
ダバ「レッシイみたいなことは言わない」


<第31話 キャッチ・ウォー>

ギワザに呼び出されたギャブレーは、ネイの応援をしなかった怠慢を責められ、次の作戦の先鋒を命じられる。しかし、ネイがクワサンの名を口走るスパイを発見したことから、真偽を確かめるべく先鋒を引き受け、ギャブレーは再び静観する。スパイから大気圏突入を知ったダバは、動かせる戦力を集めてギワザの艦隊を襲った。ギワザは反乱軍の強さを認めざる得なかった

前回で違うギアが入ったのか、張り詰めた空気が流れ始めた
ダバがモラトリアムを捨て去って、リーダーとして集団全体を見回した行動をとる。その生真面目さにはアムならぬとも不安を覚えるが、キャオのナレーションが言うように「人の命を預かる身」なのだ
スパイを死地に潜入させることを「生け贄」と嫌う甘さがあるものの、スパイの死で味方に檄を飛ばし、スパイの弟イッカを戦闘へと駆り立ててしまう。リーダーとは怖い仕事である
新型HMグルーンで出撃したネイは、mk-2のバスターランチャーを浴び重傷。ダバとの力関係が完全に逆転した。しかし、最後にはネイの逆襲が予告されるのだった(知らせる意味あったかな?)


<第32話 フラッシング・ネイ>

反乱軍は軍の兵器を横流しするなど、戦力拡充に励んでいた。セムージュアマン商会から宇宙戦艦四隻を貰い受ける話を独断で進める。それを聞いたダバはあまりに怪しい話にセムージュを追うが、そこにギャブレーの、ついでネイの追撃を受ける

ギワザは正規軍の弱体化を自覚し、13人衆を招集する。反乱軍対策もさることながら、後のクーデターに向けての布石である
負傷中のネイは、アマン商会と反乱軍の接触を受けて追撃を決意。前回、ギャブレーに「人を好きになったことがあるのか。貴様にはその一途さが足りない」と言っていたが、恐ろしいばかりのギワザへの献身ぶりだ。彼女は、反乱軍が受領する戦艦一隻を鹵獲し、ポセイダルの首都ガスト・ガルへ向かった。果たしてその意図は?
ラストのカットに、ポセイダルが怖い顔をして「She's not work」って(苦笑)。これ、何が言いたいの?
正直、31話と32話は作画の崩れも酷くて(昔のアニメの醍醐味と言ってられないレベル)、脚本も微妙だった。中盤の中だるみはありがちなこととはいえ、ここまで若手育成に使いきるとそりゃ怒られるわな


<第33話 マイ・アース>

ダバはトライディトアル星から正規軍の目を離すべく、故郷ミズン星へ向かう。ミズン星では13人衆の一人、老将ワズンが指揮を取り、ダバの突入を防ごうと待ち構えていた。そのダバにアマンダラがボロボロの船で接触し、ヤーマン族復興を志す彼に貴重なデータを提供した。そこへギワザが差し向けたスレンダー・スカラが迫る!

ギャブレーはギワザに呼び出され、13人衆に命じられる
レッシイの欠員を埋めるためとはいえ、ネイとさんざんに張り合いギワザ派とは到底いえないギャブレーの抜擢は唐突だ
その意図は、ギャブレーの出世欲を利用しつつ、反ギワザ派のワザンともにダバ一党との共倒れに狙っている。そして、その隙に自派の13人衆を集め、事を起こすつもりなのだ
ギャブレーも利用されているとわかっていて、ワザンといっしょにダバを討たざる得ない
ダバには「死の商人」で通したアマンダラは、ギワザの意図を看破して、グラサンの下の目がキラリ。反乱軍のスパイがクワサン・オリビーの手の者と称したこと、セムージュを半ば手駒としているところなど、節々に不気味な印象を残す

ダバはヤーマン王朝の再興を決意し、ペンタゴナの現状に対して仲間に訴える
各惑星が一緒になってまとまるはずがないのに、ポセイダルの専制が続く理由は何か。ポセイダルのおかげで、ペンタゴナの人々は本気で生きることを考えない人々になっていたとダバは弾劾する!!
怒るセムージュや「ダバの子を産みたい」というアムに対して、「それだけしか考えないことがポセイダルに利用されているんだ」。人はパンにのみに生きるにあらず、というが、大衆のメンタリティに政治の責任を帰するとは手厳しい。まるで民主国家の愚民論である
ポセイダルに対しては、「女性のメンタリティを持ち込むことで世の中を支配している。そのためにクローンを作ったんだ。女性は子供を生むから、未来を作る力があると思われている」。クローンうんぬんはアマンダラから聞いた情報に入っていたのだろうか。指導者に女性のイメージを利用するのは、Vガンのマリア、∀のディアナ・ソレルを連想させる
それに対抗するためには、土着の力を用いるしかない。ダバは目的のためには手段を選んでられないと、ついにカモン王朝の血筋を明らかにし、ヤーマン再興を旗印とした
偽りの母性に立ち向かうために、大地からやり直せとは、Vガンのようなメッセージである
作品の性質から富野監督の介入というより、日芸の後輩・富田祐弘の脚本によるところが多そうだが、後年の作品に取り上げられたテーマに重なっていたのは意外な発見だった


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第34話~第36話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第28話~第30話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第28話~第30話

ギャブレー「最近、やけに女性にもてるな。女難の相が出ているかな?」


<第28話 ネイ・クライシス>

ギャブレーはダバをおびき寄せるため、反乱軍をわざと泳がせる。釣られたダバに対して、アシュラテンプルで抱きついてエルガイムを大破させてしまった。艦隊を率いるギワザは、クワサン・オリビーが近衛軍に昇格したことに驚愕。ポセイダルへの忠誠を示すべく、トライディトアル星の掃討作戦にネイを送り込む

ダバを倒すため、ギャブレーも知恵を絞る
アシュラテンプルを自爆させ、エルガイムを起動不能させたと思えば、自らターナに乗り込んで内部破壊を目論む
とはいえ、リリスにあっけなく見つかって、「レッシイに惚れた」と下手な言い訳し、悪あがきの果てにアムに金的攻撃までされて……結局、いつものギャブレーくんなのでした
ギャブレーに構っている間にネイたちに攻撃され、ダバはヌーベルディザードで出撃するも。オージェとの差はいかんともし難い
キャオの機転で整備中だったmark-2に乗り込むと攻守逆転。バスターランチャーを打ち込んで、オージェを一蹴した
ポセイダル軍のバッシュやアシュラテンプルでも扱いきれなかったバスターランチャーを、普通に撃ててしまうのだから、mark-2の性能は尋常ではない。以後、あの強かったオージェと互角以上に渡り合っていく
まあ、バッシュ二機の猛攻をしのぐターナも凄いけど(苦笑)


<第29話 クロス・ポイント>

トライディトアル星の反乱軍、セムージュ・シャトと合流してダバたちは一息つけた。安心しきって温泉につかるキャオたちに、レッシイはたるみすぎだと怒り、食事でも酒を飲みすぎてアムと大喧嘩してしまう。しかし、それも別れるための芝居。それに気づいたアムとダバも、彼女の覚悟の前に見送るしかなかった。そうした彼らに、ギワザの危機を救いたいネイ・モーハンが襲撃する

ここ数話で、ギワザとネイのやりとりが増えてきた
クーデターを企むギワザに対し、ポセイダルはクワサン・オリビーを取り立てて13人衆の分断を図っている。今の段階では到底逆らえないので、トライディトアル星の占領を口走ったネイを殴っても見せる
そんな内部抗争から浮いているギャブレーに対しては、スレンダー・スカラの女性クルーをスパイにし立て、色仕掛けで足止めする。しかしギャブ様とは(笑)

セムージュ・シャトは声が玄田哲章なので沈着な人物に思いきや、ダバが加わったことで気が大きくなる。ガスト・ガルを襲撃しポセイダルの像を潰したことが英雄視されていて、各地の反乱軍が集まっているのだ
このままでは、ダバの名声とその戦力が利用され、勢いだけの反乱が潰されるだけ。リトル・セイの二の舞である
レッシイの離脱は、ダバたちの奮起を促すものであり、それだけ彼女が彼らの甘さを尻拭いしてきたということでもある


<第30話 アワ・マスター>

セムージュの元に集まる反乱軍とダバたちとのいざこざは耐えない。数が揃ったことで勢いづく彼らにダバの慎重論は通らず、烏合の衆による出撃が決まってしまう。正規軍の陽動に引っかかる反乱軍に、ダバは大局を読んだ上で救援。間一髪でセムージュを救う

ダバがリーダーとして覚醒した
王族の生まれだからと束縛されるのを嫌っていた彼だったが、事ここに到ってはそうもいかない。レッシイの離脱も、ようは優柔不断を払拭するためだったのだ
人の上に立つ以上、勢いだけではいけない。「動くときは必勝でなくてはならない」
アムにもギアがかかったようで、ターナからびしばし指示だし、修理したエルガイムで出撃する
28話からタイトルコールも重厚になって、お話もターニングポイントを迎えたようだ
ちなみに、ギャブレーくんはというと、ネイの要請を断ってレッシイを探す始末(爆)。ネイを完全に敵に回したことで、女艦長に「オーマイゴッド」と叫ばせるのだった。やれやれ


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第31話~第33話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第25話~第27話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第25話~第27話

ダバ「楽な優しさは人を殺す。それはわかって欲しいな」(キリッ


<第25話 ラブ・アゲイン>

アムは街での買い物中に、正規軍に追われる。助けてくれた軍の士官が、かつての恋人チェック! 同じ劇団にいた彼はよりを戻そうとするが、三年の時を埋められずアムは飛び出す。しかしチェックは、その経歴を買われてネイ・モーハンに徴用されていて、アムのホバーには発信機がつけられていたのだった

アムの前に元彼チェックが登場
彼はアムと同じ劇団にいたが、三年前に彼女が退団したあとは離れ離れになっていた。すけこましかと思いきや、実は純粋にアムを追いかけている男で、正規軍にもアムが反乱軍に組したことに巻き込まれただけのようだ
ターナに帰ったアムは、元彼にあったことを囃し立てられ、「もう戦争ごっこはたくさん」ダバも「アムを止める権利なんて」と優柔不断で、リリスにビンタを食らう始末
「これではダバもチェックと同じじゃない!」と外へ飛び出す
アムにとって、反乱軍にいる動機はほとんど成り行きにすぎない。結局、チェックを死んだことにして、その未練を断ち切ることになる
そんなアムにかけた言葉が、上述の台詞なんだけど、クワサンの件があるとはいえ、超然とし過ぎじゃないですかねえ


<第26話 サーチⅡ>

ギャブレーの艦スレンダースカラは、古いHM工場に突っ込んだ。新型HM「スタッグ」を受領したが、ギャブレーはいまいち仕様が掴めない。一方、ダバは整備中に熱病で倒れてしまう。街へ出てホモゥな医者に診てもらうが、彼は賞金目当てにダバたちをギャブレーに売るのだった

後期OPが始まった。冒頭にクワサンがドアップになり、「風のリプライ」が流れる。話の軸が彼女を中心に回り始めることを印象づける構図だ
キャオのナレーションも「ひとつの記憶は、人の中で絶えず増幅を続け、色とりどりの意味を与えていく。それに支配されるのが、人の哀しい性なのだろうか・・・。そんな思いを、マシーンは一瞬たりとも忘れさせてくれる」と、気障に磨きがかかっている

次期主役機「エルガイムmk-2が登場した割りに、ちょいと雑な回だったかな
キャオを救いに行ったアムが捕まり、ダバも熱病を押してエルガイムに出撃してダウンと、芋づる式に捕縛されていくのに、脱出するきっかけが一重にギャブレーの甘さという。そもそも味方が捕まる展開が多すぎて、ネタが尽きた感が(苦笑)
女性を人質にとるのにヒケ目を感じる、ギャブレーくんの騎士道精神だけが目立っていた
とはいえ、後のエルガイムmk-2となる「スタッグ」を、可変機構を理解していないゆえに使い切れないというズッコケ気味で、逆ギレされた開発者は、キャオに勧誘されて反乱軍入りするしと、軍法会議ものの失態ではないのか


<第27話 ミステイク・ラブ>


男勝りにターナを指揮するレッシイに、同じクルーのアロン「女性なのに、こんな生活を続けていいのかな」とおせっかい発言。キレたレッシイは、ヌーベルディザードで出撃し、ギャブレーと交戦してしまう。ギャブレーを追い詰めたレッシイだが、「戦士同士の仁義」として彼を見逃すのだった。再度の襲撃にダバもピンチに陥るが、レッシイは男たちへの当てつけにオムレツを作り続ける

珍しくギャブレーくんがシリアスな回である
「死んでいいプライドなどない」というレッシイに、「男にはある。それが男と女の違いだ」と言い放つ。彼女の勇ましさには「似てるな、ネイ・モーハンに」と指摘し、「あんたは戦士にだけなろうとしている」と指摘する。これをきっかけにレッシイは料理に走る
アロンの発言はジェンダー論的には80年代風の捉え方で、女の戦士がいたっていいわけだけど、軍とか会社とか既存の組織は今だって男性ありきでできているので、どこまで女性の部分を犠牲にするかという問題は現代的である

丸腰の敵を「撃てるもん」というアムに対し、ダバはこうフォローする
「オレは追われていることを光栄に思っている。ギャブレーは、飯のことがなければ味方になってくれたかもしれない人なんだ」ギャブレーを同じ美意識を持つ者として評価していて、ポセイダル軍に染まっていないと見ているのだ
ギャブレーは傷を治してくれた借りを返すために、レッシイに生身の一騎打ちを申し込む
そして、彼は勝った上で、「私は女を殺さない」「君が女を超えたら、勝負をつける」と男前の台詞を残して去るのだった
ダバとギャブレーの差はなんなのか。レッシイには、「好きでポセイダル軍にいるわけではなく、生きるために組織に属している」「一人で生きて行けると思っているのが嫌」と言っていて、主義というより生き方の違いなのだ


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第28話~第30話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第22話~第24話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第22話~第24話

アム「見えた! 見えた! もうお嫁にいけな~い」


<第22話 クワサン・オリビー>

物資不足に悩むダバたちは、商船イプシオンと接触する。通信に応じたのは、三年前に行方不明となったダバの義妹クワサン・オリビー! 勇んで向かうダバたちは、待ちうける兵士たちに捕まえられてしまう。しかし、キャオと同じコアム星出身者が多く、偽装商船という薄暗い任務に不満を募らせていた

ダバの義理の妹クワサン・オリビー登場!
カモン王朝滅亡後に、ダバがオリビーの父に引き取られた設定のはずだけど、姓はダバじゃないんだな。どういうことだろう
ともあれ、クワサンはポセイダルに洗脳されていて、ダバと近づかないうちは冷酷な指導者として振舞う。13人衆のリョウクレイをも従えるポセイダルの代理人なのである

クワサンとダバが接触する場面でクワサンが悲鳴を上げるイメージが広がり、ギャブレーとの一騎打ちではHM戦なのに、二人の殺陣として描かれるなど、精神的な描写が多かった
スタッフを見ると、演出が今川泰宏の回。なるほど、さもありなん
ハイパー化も精神と精神の勝負だかんね


<第23話 ゼネラル・クロノ>

トライディトアル星へ降り立ったダバは、反乱軍を求め都市マレーニキへと向かう。マレーニキでは、反乱軍のカリスマであるクロノ将軍に間違われてしまったが、本物と称する男が現れてしまう。しかし、その男はポセイダルが送り込んだスパイだった。偽物であると見破ったダバは、あえてスパイに本物を演じることを求める

艦隊を指揮するギワザは、ダバ追跡中のネイを呼び出す
ギワザはトライディトアル星に送り込まれたスパイをネイに接触させ、ポセイダルの意図を探ろうとする。どこまでポセイダルが世界をコントロールしているのか、確かめたいのだ
クロノ将軍と称して現れた男は、元犯罪者の凡庸な男である。それでも反乱軍の歓声に涙する感性をもっていて、ダバの説得をきっかけに他人に飼われ続ける人生ではなく、クロノとして死ぬことを選んだ
涙ながらにダバはこぼす。「最後まで生きないと分からないよ。人生なんて」


<第24話 アスフィー・ハート>

ダバたちは上空で、無人のマシンナリィに襲われた。迎撃するダバたちの前に現れたのは、ミヤマ・アスフィー。ミヤマ・リーリンの娘である彼女は、ギャブレーに母の仇と吹き込まれ、ここまで追ってきたのだ。ダバの真摯な対応に彼女の気持ちも揺らぐが、引き換えせずギャブレーの襲撃に協力してしまう

アムを追い出したことにレッシイが負い目を感じたことで、折り合いがついたかと思いきや、まったくそんなことはなかった(苦笑)
二人で喧嘩している間にブースターが撃墜され、その間だけ「一緒に天国に行こう」と和解したものの、ダバに助けられるとすぐに再開!
その後は、兵器工場跡を探って大爆発を起こしてアスフィーに発見されるなど、いくら何でもじゃれあい過ぎだ(笑)

アスフィーちゃんは、『スパロボF』のイメージより可愛い!
レギュラー入りすれば、アスフィー派ができたのではなかろうか。彼女のエピソードが一話だけなのは勿体ない。マシンナリィを同時に複数操作でき、レッシイをぼこぼこにして、ダバを締め上げる戦闘力の持ち主なのである
『スパロボF(完結編)』で仲間にできたのも、それを惜しまれてのことだろう。ちなみに同ゲームで彼女が遠隔操作しているのは、マシンナリィではなくA級HMのバッシュ。終盤とはいえ、ウィンキーは鬼よのう


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第25話~第27話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第19話~第21話

関連記事 【今さらレビュー】『スーパーロボット大戦F完結編』(ゲーム分室)

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【配信】『重戦機エルガイム』 第19話~第21話

キャオ「レッシイ、レッシイ、うれっしい!」


<第19話 ゴーアンドカム>

ダバたちはガストガルでボロボロになった宇宙船グルグルから、アムがアマンダラからもらった艦船ターナーに乗り換える。アムはリーリン一味で仲間だったハッシャ・モッシャたちを抱きこみ、クルーに加えていた。しかし、勝手な出撃でダバから殴られたハッシャは、ポセイダルへの投降を企図し、ギャブレーに白旗信号を送る

ハッシャ・モッシャの働きは悪くない。マシンナリィ(軽戦機)を駆って、戦闘機に苦しむダバを援護し、撃退に成功する
ただし、ダバからすると、ターナーの護衛から勝手に離れたわけで、作戦を新参者にかき乱された格好だ。鉄拳制裁は主導権を渡さないという意思表示で、カモン王朝の復興はともかくも、ステラの死を受けて反乱軍のリーダーになる覚悟はある
ハッシャのクーデターは、ギャブレーに白旗信号を無視されたことで潰え、最後はダバに泣きつくことに。それを許すダバはチョコレートのように甘い
パワーランチャー四門搭載のアシュラテンプルで負けるギャブレーくんも、同じように甘いのだけど


<第20話 スター・ダスト>

ギャブレーの追撃を逃れ、ダバたちは資源惑星パラータ・スターに逃げ込んだ。ターナーがアマン商会なので侵入はできたものの、ギャブレーの照会で囚われてしまう。バラータはポセイダル直轄の鉱山基地で、13人衆マクマトンの管轄。手柄をとられると思ったギャブレーはHMを強行突入し、基地の防衛部隊を交戦。ダバはこの混乱を利用して、奴隷労働者に武器を渡し、基地の責任者ボン・サーンス打倒をはかる

ギャブレーはスレンダー・スカラの女艦長に筋肉美をアピールするも、股間を露出させてかえって怒りを買う(苦笑)。艦長は「くん呼ばわり」で、二人が進展することはなさそうだ
鉱山衛星バラータ・スターでは、労働者を人間扱いしておらず、過酷な採掘に従事させており、抵抗する者は生身で宇宙へ放り出してしまう
ダバに協力する反乱の指導者の声が、なぜか島田敏! 別にいいけど、味方する島田兵に違和感を感じるのは、スパロボのやりすぎであろうか
衛星での戦闘では古い原発が爆発するシーンがあり、ダバはそれを利用してギャブレーのアシュラテンプルを退ける。今のテレビアニメでは使えないギミックだろう


<第21話 ザ・テンション>

獅子身中の虫、ハッシャがふたたび反乱を起こした。今回は、単身でダバとアムを捕らえ、ギャブレーの元へ。ギワザに煽られたギャブレーはこれ幸いと話しに乗るが、ダバから告げられたポセイダルの本音に動揺が隠せない。エルガイムにはキャオが乗り、救出作戦を開始する

冒頭でギワザから通信が入り、ギャブレーの艦スレンダー・スカラは反乱軍の検挙数がトップであると褒められる。ヘッドライナーを目指すギャブレーは喜ぶが、同時にライバルにしてギワザの愛人であるネイ・モーハンが派遣されるのには内心穏やかではない
一方で、捕らえたダバからは、「(反乱軍のことを含めて)すべてはポセイダルにコントロールされていると言われ、ポセイダル軍そのものにも疑念を持ってしまう
これだけ戦いながらも、ギャブレーとダバにもどこか近い、青い騎士道精神ともいうべき価値観を共有しているのだ
さて、ハッシャは宇宙へポイチョされ、彼に相応しいギャブレーの元へ。本作のモブに戸谷ボイスが多すぎるせいで、再登場してもいまいちインパクトがなかった(苦笑)
敵味方にカクリコンが満ちていたからなあ


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第22話~第24話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第16話~第18話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第16話~第18話

ギャブレー「机の前にいるより、戦場で死ぬのが本懐です」
ギワザ「あいつ、おれに嫌味いってるぞ」


<第16話 ブロークン・ハート>

リトル・セイの拠点を攻撃されたことで、反乱軍の勢威は地に落ちた。ステラ・コバンは負傷を押して強気に装い、やぶれかぶれの出撃を訴える。チャイ・チャーの一件に納得できないギャブレーは、ネイ・モーハンに往復ビンタされるが、「馬鹿の一念」で出撃許可をもらう。ダバたちはステラの無謀な作戦をゲリラ戦に転換させたが……

元13人衆であるレッシイの意見を尊重するダバに、アムばかりかキャオも拗ねる。ダバをキャオを殴ったうえで、「いつまでもレッシイが生きていると思うな」。えこひいきではなく、玄人のノウハウをみんなに伝授するためだと訴える
またレッシイとダバによって、ステラの無茶な作戦も、地形を利用したゲリラ戦にすり合せられた。こうした手並みにステラも世代交代を感じるが、貴族のプライドを賭けて最後の出撃に出るのだ
しかし、ギャブレーの待ち伏せにあって、作戦は最初から頓挫。ネイのオージェにリトル・セイは焼き払われてしまう
ステラの死に際して、レッシイの口から「騎士道」について語られる。「民衆は逃げ回ってもいいが、騎士は恐れてはいけない。それが選ばれた人間の務めである」
俗物のステラも最期にノブレス・オブリージュに目覚めたのだ


<第17話 ライム・ライト>

リトル・セイが焼き払われ、ステラが死んだことで反乱軍は事実上、崩壊。レッシイはアムにダバと離れて、味方を集めるように持ちかける。アムは涙ながらに別れを告げるが、これが実はレッシイの計略! 宇宙に飛び立つダバの船に、ひょっこりレッシイが乗っていたのであった。ダバと揉めるも、そこへA級HMを手に入れたギャブレーの追撃を受ける

ギャブレーくんは、ギワザの命令で出世コースを外れ、女だらけの遊撃隊を率いることに。ネイ・モーハンに色目を使ったことの当てつけであろうか(笑)
「おっさんとおばさんがイチャイチャと」とネイへの思いを振り切ったギャブレーは、A級HMバッシュでこれでもか、エルガイムを追い詰める。グライアで頑張ってきた彼が「B級」ということもなかろう。ただ相変わらずの詰めの甘さで、「ギャブレーに刃物という言葉」はできたかもしれない
レッシイの計略はヒドイの一言(苦笑)。今まで常識人として行動して、視聴者へのポイントを積んできた分、ここで下げてアムと調整したというところだろうか
キャオはコ・パイロットがいないことに苦しみ、アムが単なるギャグ要員でないことが再確認される回だった


<第18話 ガストガル・デモ>

ダバたちはギャブレーの追撃でアステロイド・ベルトのサートスターに逃げ込んだ。治外法権の地サートスターは、女ばかりが住む隕石都市であり、謎の美女フル・フラットが支配していた。レッシイはアムを追い出したことを悔やみ、勝手に船を出港。なし崩し的にガストガルへと向かい、ポセイダルの首都スヴェートに接近する

アステロイドの都市サートスターは、隕石群という地形に特化したマシンナリィを持っていて、普通のHMを寄せ付けない
その領主フル・フラットは、ポセイダルから治外法権を認められており、そんな人間の私室にダバが入り込めたのは謎というしかない(苦笑)。サートスターはポセイダルが支配する地域とはかけ離れた繁栄を誇っていて、なぜか女性しかいない。フル・フラットの台詞からすると、英雄を骨抜きにする街なのだろうか
ガストガルへの進撃からはもう無茶苦茶。隕石で身を隠して大気圏突入し、ポセイダルの防衛隊と一隻とエルガイムで立ち回る。首都スヴェートには、巨大なポセイダルの像が立っていて、それに一撃を加える図を撮りたかっただけだろう
そして救援に現れるのは、都合よくアム!!!
まあ、ヒロインを数話も出さないわけにはいかないだろうけどさ


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第19話~第21話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第13話~第15話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第13話~第15話

ギャブレー「ダバ・マイロード、君の相手は私だ」
ダバ「夫婦じゃ、あるまいし」


<第13話 コンタクト>

ダバは反乱軍を増強すべく、エルガイムのデータを提供し量産化をはかる。エルガイムにヤーマン族の技術が使われていると看破したメカニックのギャボットは、ダバに食ってかかる。ポセイダルはヤーマン族の絶滅にこだわっているからだ。ネイの増援によって苦しくなった反乱軍は、ミズンの軌道衛星上に近づくポセイダル艦隊への強襲を計画するが……

ポセイダルの戦艦は強力で、艦砲の散弾を浴びたアローンが溶けてしまう
ネイもポセイダルの御前で手は抜けないと、宇宙へと上がる。ポセイダル軍はミズンに秘密の巨大打ち上げ基地を持っていて、続々と戦場へ。反乱軍とはテクノロジーのレベルが天地である
ギャブレーくんは、女性の裸を見慣れてないのか、ネイの風呂上りに大照れ。女性に対してはダバより、数倍オクテなのでありました
ダバはオージェとの一騎打ちで、その片腕を斬ってみせる成長ぶりで、同じ相手には遅れを取らない。ダバに殴りかかった老人ギャボットも、その振る舞いに心を入れ替えるのだった


<第14話 レディ・ポセイダル>

ステラ・コバンはポセイダル艦隊への攻撃が成功したことで浮かれ、兵たちに金貨をばら撒く。ポセイダルを倒さなければ戦いが終わらないと、再度の強襲を志願するダバを退ける。その出生からポセイダルにこだわるダバは、仲間と輸送艦一隻で特攻をかけるが、意外にも相手の反撃が手薄。旗艦エイプスに乗り込み、ポセイダルと相対した

そのままではあまりに無謀なので、ダバたちも一計を講じる
輸送艦に救難信号を出させ、臨検に来たヘヴィメタルを出し抜き、旗艦へ一気に切り込むのだ。武装のない輸送艦は完全に囮であり、この作戦を引き受けた艦のスタッフは男前すぎる(なんのメリットがあったろう?)
とはいえ、旗艦に乗り込めたのも、ポセイダルがダバに興味を持ったから
ホロスコープのポセイダルに、ダバはヤーマン絶滅と独裁の理由を尋ねる。ポセイダルは独裁を「自然の摂理」と断言し、「各王朝が惑星間戦争を繰り返し、ペンタゴナを汚したから」と答える
「人々に試練を与える神の子」とも称し、「独裁をさせるのは愚民たちだろうが」という傲岸さだ
しかし、独裁を乗り越えられるのが、真の民と意味深な言葉も吐く
富野監督らしい問答に思えるけど、脚本を担当した富田祐弘日大藝術学部で学生運動を経験していて、その影響が言葉遣いに出ているようだ
ポセイダルは対外的には男性と認識されていて、ダバは「男のはずなのに、女のようだ」と感想。人目に触れることも畏れ多い、「戦前の天皇」イメージだろうか


<第15話 プライド>

メカニックの老人ギャボットが殺された。普段の言動が祟ってか、スパイと疑われたキャオは、反乱軍から逃亡。本物のスパイにミズン星の司令チャイ・チャーのもとへ連れられる。私怨と出世からステラの暗殺を引き受けたキャオだったが、ダバを反乱軍に引っ張ろうと説得している間に、ダバごと捕縛。閉じ込められている間に、功を焦ったチャイ・チャーの攻撃が始まった

ギャボットヤーマン族であることを理由に殺された。それが本当かはともかくも、エルガイムにヤーマンの技術が使われていて、それを利用する反乱軍に鉄槌を下すというポセイダル軍の意志だろう
リトル・セイへの攻撃を急ぎたいチャイ・チャーにとって、キャオの投降は渡りに船。コズン星の反乱軍は後任のギワザが鎮圧したので、彼の立場は危うい。できればネイの力を借りずに、反乱軍を掃討したいのだ
紆余曲折を経てキャオは、ステラを暗殺する機会に恵まれる。しかし、その場に立ち会ったダバの台詞が泣かせる。「周りがお前を認めなくても、俺はお前を認めているんだ。ポセイダルを倒すには、キャオが必要なんだ」
キャオはこの言葉が欲しかっただけなのだ。欲しいものを手に入れた彼はステラに銃を渡し、「背中から撃つぞ」と言われても、「撃ちたきゃ、撃ちなさいよ」と吹っ切れている
俗物のステラもこうされては撃てない。その直後、爆風に負傷したステラをキャオが助けたりと、もう神回ですわ(泣

この回で、エルガイムの量産型であるディザードが登場
出来立てほやほやなのか、カラーとフォルムがエルガイムと同じなので、チャイ・チャーも誤認してしまう。視聴者からも判別しにくいので、そのうちカラーリングが変わるのだろうか(設定は白ベースのようだけど)
その後、チャイはネイに見殺しされる形で戦死する。ギワザの愛人である彼女にとって、そのライバルを消した格好で、血で血を洗う派閥争いに愕然とするギャブレーくんであった
ラストには「NEXT DRAMA」としてステラの死が予告されたが、これはどうなのか(苦笑)。今回死んでてもおかしくないぐらいなんだから、容赦ない死亡宣告である


前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第10話~第12話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第10話~第12話

ステラ「貴族の生活を取り戻したいと思っている」
アム「私たち、下僕とはちゃうわい」


<第10話 タイム・リミット>

リーフを助けたダバたちだが、反乱軍のステラ・コバンはまだ信用しない。ダバに基地内のアマンダラとの接触を命じ、アムを人質にとる。元13人衆のレッシイの策で検問を突破し、死の商人からは物資と軍資金を受け取ることができた。一方、アマンダラの船ホエールがポセイダル軍に見つかったことから、ダバは彼を助けるためエルガイムで出撃する

元貴族のステラ・コバンに対して、アムは媚びを売りまくる
反乱軍のリーダーを篭絡してダバの立場を確保し、レッシイに対して優位に立つ算段なのだけど、まんざらその気がないでもない(苦笑)。金持ちをたらしこむのは、踊り子上がりの本能であろうか
「両方に武器を売って」と問い詰めるダバに、アマンダラは「ポセイダル軍からは金をもらっていない」と釈明。この言葉があるから、ダバは彼を助けにいくわけで、上手く転がされてしまったようだ


<第11話 ジェラシー・ゲーム>

ダバが正式に反乱軍入りし、その活躍からいくつかの地域が解放された。一方で、ギワザの愛人ネイ・モーハンがミズン星に到着。ギャブレーは彼女に取り入るべく、アマン商会の船に罠をしかける。アム隊長(!)のもと、物資を引き取りにきたダバたちは、まんまと罠にはまり、強力なHMオージェの洗礼を受ける

反乱軍が制圧した地域で、ステラ・コバンは勝利を演説するが、最後には金をばら撒く民衆は反乱軍も目くそ鼻くそと捉えていて、「戦争ならよそでやってくれ」という気分だ。ダバもステラの金権政治はポセイダルと変わらないと断じる
ステラへの営業で、ダバたちを指揮する隊長となったアムは、レッシイともに空港へ潜入するが、いがみあいの果てに御用。ギャブレー指揮下の元リーリン一家に縛られてしまう
レッシイを盾にする彼らをこれ幸いと突っぱねた彼女だったが、標的が自分に移るとさあ大変。服を切り裂かれて、哀れな姿に。もう、完全に見えてまっせ!
その後は開き直って「女の武器」を全開に突破するが、これではヒロインとしての「格」が落ちすぎではあるまいか

ネイ・モーハンのオージェは強力で、ブースターの装着なしに地上を飛びまわれる『Zガンダム』でいうと、メッサーラのようなインパクトである
エルガイムを追い詰められ、レッシイは輸送機の上でオージェと対峙、ネイに「おまえのおかげで下っ端にされたガウ・ハ・レッシイだ」と名乗る。ネイの返事からすると、レッシイはギワザの元愛人のようだ。ネイは女の意地を認めて下がるのだった


<第12話 ディコイ・ディコイ>

反乱軍を一網打尽にすべく、ネイ・モーハンは偽の命令を流した。レッシイによって解読された情報から、ステラ・コバンは陽動を仕掛けてのポセイダル軍基地襲撃を計画する。ダバは反乱軍の火薬庫に変装したネイ・モーハンを発見し、ステラの作戦を疑問視するが、計画どおりに基地へ向かい、まんまとチャイ・チャーの待ち伏せを食らう

前回、見殺しにしようとしたレッシイに助けてもらったアムだったが、開幕から大喧嘩彼女につける薬はないのであろうか(苦笑)
ネイは、登場時にはパンクロッカーのようなだったが、潜入時には断髪前のレッシイのような髪型・髪色に。ギワザの好みなのか、美人さんである
彼女の計略により、キャンプは完膚なきまでに破壊され、ステラ・コバンはトレーラーで逃げ出す。ダバたちを見捨てるかと食い下がるアムに、「もう一度、銃殺にされたいのか」。たらしこむ相手にしても、見る目ないよなあ

ギャブレーくんはステラのトレーラーに乗り込むも、レッシイの救援に阻止される
オージェと対峙したダバは、見えないビームのシールドに驚愕するが(スパロボFの仕様は原作再現か!)、リリスに曲芸のような操縦をさせる間に身ひとつで肉弾戦を仕掛け、バツーカ!
なんという戦闘力の持ち主なのか。強さに理由付けがないのも、また清々しい(おかげでスパロボFだと使いにくいのですけど)


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第13話~第15話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第7話~第9話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第7話~第9話

ステラ「きみは洋服の格好で、人生を決めるのか」(胸ぐら→キャオ「ぼくも反乱軍精神の勉強をします」


<第7話 スクランブル>

ミズン星への大気圏突入に、ダバたちはレッシィの力を借りる。彼女はミズン星の司令に、自らと艦のスタッフが人質になっていると知らせ、道を開けさせる。しかし無事に着陸したのも束の間、地上軍と人質を気にしないギャブレーの追撃を受けてしまう。隙をみつけたレッシィはエルガイムに照準を向けるが……

変顔が多いアムにくらべ、レッシィにはかわいいカットが増えてきた。ここ数話で彼女はアムと並ぶヒロインにのし上がるのだ
ダバにビーム砲を向けたときには、ダバのイメージ図ともに「私、恋をしたのかしら」とひとりごち、ダバ様とまで口走ってしまう(爆
今回のギャブレーくんは、「頂きます」と変顔で切りかかったものの、レッシィの絶妙な誤射を受けて半壊。ギャグ要員のノルマを達成したのであった
ラストにはエルガイムを追って、陰ながら支援していた反乱軍の潜水艦が浮上。新キャラとしてステラ・コバンが紹介される


<第8話 ヤーマン・クラン>

反乱軍のステラ・コバンに出会ったダバたちは、彼らと距離を置くもののアマンダラへの案内を頼む。途中、ポセイダルに滅ぼされたヤーマン族の都市を訪れ、ダバは自らの生まれ故郷の状況に驚愕する。崖に隠されたアマンダラのシップを見つけた一行は、ようやく手形を渡すことができた。しかし、謝礼を訊ねられたダバは、何人もの人の死を生んだことへの拳をアマンダラにぶつけたのだった

ダバ・マイロードはコアム星の養父からダバ姓をもらっており、本当はミズン星に住むヤーマン族の王の血筋。それを知ってか知らずか、案内人リーフ没落した貴族の子息で、ポセイダルが各惑星の王朝を滅ぼしたことに憤っている
住人のいる地域もあるようだが、腐敗したポセイダル軍の横暴に苦しんでいた
アマンダラポセイダルと反乱軍の双方に商売しているらしく、ダバの怒りの鉄拳を受ける。それでもむしろ、「私が待っていた若者」と評価するのだから、一筋縄ではいかない人物だ

さて、今回のギャブレーくんはというと、復帰したレッシイから嫌味を受け続けながらも、グライアでダバを待ち伏せし、案内人リーフと引き離す
アムの動かすエルガイムを追い詰め、スパイラルフローとの合体を防ごうとしたところ、返ってグライアの指が破壊される始末。おかげでレッシィのホバーにも掴まれず、情けなく退散したのでありました
まっ、一番活躍したのは、鳥を騒がせてパトロールをやっつけたリリスかな


<第9話 アーミィ・ベース>

囚われたリーフを助けようと、ダバたちはポセイダル軍の基地へ潜入する。ミズン星には、ギワザの命令でコアム星にいたチャイ・チャーが赴任。生意気な口を利くギャブレーをぼこぼこにし、自ら反乱軍の鎮圧にあたる。女装までして基地内に入ったダバは、尋問していたギャブレーたちを捕らえ救出に成功した。しかし、リーフにはギャブレーの策で発信機がつけられていたのであった

ミズン星に13人衆のひとり、チャイ・チャーが到着した。彼は失敗を重ねるギャブレーに鉄拳制裁し、レッシイにも輸送艦を盗まれた責任を問う
悔しがるレッシイに、ギャブレーは「軍隊は、出世すれば何だってできるんだ」。この場面が、彼女が軍隊を離れる決意をした瞬間である
このままでは、自分自身が軍隊という組織に潰されてしまう。イデオロギーというより、自分らしく生きるための離反なのだ
ギワザには「ネイ・モーハンにたぶらかされたか」と腐していて、13人衆内の派閥争いを匂わせる

ダバたちを助けワークスに乗り込んだ彼女だが、アムをはじめ容易には信じてもらえない
そこで発信機をつけていないことを証明しようと、服を脱ぎ捨てていく。わぁー、乳首が見えたぞ~!
戦闘で敵と間違われて(グライアに乗るからだけど)誤射されたりと災難が続いたが、自分の髪を切り落とすことで証を立てるのだ。主人公にこうも素直にデレていくのは、富野作品では珍しい(ZZぐらい?)
やはり序盤から放任しているようだ


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第10話~第12話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第4話~第6話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第4話~第6話

ダバ「死に際の言葉は守れって、じっちゃが言ってた」


<第4話 ザ・コネクション>

アマンダラに手形を渡すべく、堂々とアマン銀行に乗り込むダバ。活劇の末、銀行の責任者を取り押さえ、アマンダラへのアポ取りに成功する。一方、ギャレット・ギャブレーは直接アマンダラに接触し、ダバから手形を奪い返す代わりにポセイダル軍への入隊を依頼するのだった。同じく正規軍入りにこだわるキャオは、手形を土産にポセイダル軍基地へ赴くが……

虎口に入らずんば虎子を得ず。手形の奪取に殺人も辞さないアマン銀行に、ダバたちは真っ向から乗り込んでしまった
そして、どう突破したかというと、リリスを絡めての力づく(苦笑)。ダバは格闘戦のスペックも高いようで、銀行ごと制圧したのでありました。どこのシティハンターですか
何気にリリスが普通にしゃべってしまって、いろいろ設定が崩れてしまってるよ

ギャブレーは盗賊の部下から馬鹿にされていて、「中古のアローンのために、人から金を借りまくった」と馬鹿にされつつも(どこで知られたのだろう?)、ダバの持つ手形をネタに、アマンダラに正規軍への渡りを頼む。戦闘では負けるが、状況を上手く利用して立身につなげるしたたかさを持っている
アマンダラダバとギャブレーをともに評価していて、共に有効な駒として使いたいようだ
ギャブレー同様、正規軍に執着するキャオは、手形を持って13人衆のギワザと接触。その情人であるネイ・モー・ハンに外へ投げられてしまう
前回最後の顔見せはアマンダラだけだったけど、地味に新キャラが登場する


<第5話 エスケープ・ラン>

手形の奪取に失敗したギャブレーだったが、アマンダラの好意でポセイダル軍入りを果たした。アマンダラ邸に乗り込んだダバたちは、彼がコアム星を離れたことを知り、ミズン星への密航を計画する。密航を断られたことから、ハイジャックに計画を切り替えるも、正規軍が諦めきれないキャオは、二人から離れてしまうのだった。彼は迷ったあげく……

アマンダラ邸では、行く先を告げない執事に「戦争が起きてるミズン星だろ」とダバは言い当ててしまう。世慣れない天然なのに、妙に察しのいい主人公である
その反面、輸送船の軍人に密航を断られると、アムの捨て台詞からハイジャックに切り替えてしまうとか、目的のために手段を選ばない(苦笑)。もともと出生からして、ポセイダルを受け付けないのだろうけどさ
キャオは正規軍を敵に回す作戦に動揺する。立身出世の道が全く断たれてしまうからだ
彼はダバを引き止めるべく、わざと別れる芝居を打つが、圧倒的不発(笑)。アムはダバと二人になれて嬉しいから、「二人で旅をしよう」と言い出す始末だ
帰るべきか、ポセイダル軍にチクろうか。キャオの逡巡は抱腹絶倒である

前回で予告されたガウ・ハ・レッシィは、ハイジャックを止めようとダバと銃撃戦。隙を見て船内に乗り込むことに
ハイジャックには、リリスが忍者の格好して潜入して、催眠スプレーをひっかけていた。今回も無茶な展開を実現するお助けキャラである


<第6話 シー・ジャック>

宇宙に上がった輸送船には、レッシィと兵士一人が潜入していた。アムはレッシィと銃撃戦を展開し、壮絶な死闘に。船内を制圧したところで、船の行く先をアマンダラのいるミズン星に変更するのだった。しかし、本来の行く先であるガスト・ガルのパトロール隊に遭遇し、時間を食っている間に、ギャブレーの追撃を受けてしまう

アムちゃんは女子力も高ければ、戦闘力も高い。盗賊上がりの腕で、プロの軍人であるレッシィと五分に渡り合い、キャットファイトの末に最後はお約束のクロスカウンターが(笑)
作画で変顔になることが多いけど、それが漫画的演出と嵌っている。スタッフに愛されているのだ
対するレッシィは、おとぼけの3人よりはシビアな女性で、隙を見ての通信に脱走と賢く立ち回る。ラストでも、輸送艦の砲門でダバを狙い撃ちしようとしていた(リリスが邪魔して、ギャブレーの船を被弾させたが)
それでも、ダバたちと関わると「あっ、おっぱい」だと、彼らの領域に引きずり込まれてしまうのであった。明らかに敵なのに、この壁の無さはなんであろう


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第7話~第9話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第1話~第3話

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