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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第18話~第20話

どうも視聴の感覚が開いてしまうのは、観た直後に記事を書かねばと思い込んでいるから。三話ずつみて、記事を書く時間を考えるとまとまった時間でないとダメだなと
1日1話ずつぐらい観て、ちょこちょこ書き溜めればこうはならない。そうして行きます


<第18話 急変>

ビーダーゲリラの本拠地から帰ってきたキリコは、カン・ユー大尉に内通を疑われる。医者を巻き込んでの仮病で乗り切ったものの、首都ザイデンに出かけたゴウトと連絡を取っているところをカン・ユーに抑えられ、尋問を受ける羽目に。しかし、そこへ傭兵仲間の助けとビーダーゲリラの襲撃があって、なし崩し的に戦闘になるのであった

クメン王国にメルキアの使節団が訪れて、電撃的に停戦協定が結ばれた。これによりクメンは全戦力をビーダーに向けられるようになり、追い詰められたビーダーはニータンの補給基地へ攻撃を仕掛けてきたというところ
最後に戦闘はあれど、全般的に地味なつなぎの回であり、イプシロンがフィアナのキリコ逃亡をかばう心理や、バニラがココナへ告白するのが見どころだろうか。プライド高く戦いの世界に生き切ろうとするイプシロンに、遊び人に見えるバニラが実は純情という、それぞれ意外な一面を見せてくれる


<第19話 思惑>

アッセンブラ近郊のニータンにはバニラの店があり、ココナと二人で命がけの消火活動を続ける。しかしキリコたちが助けに来たときには、焼け落ちてしまうのであった。ニータンの9割は焼き払われてしまい、ビーダー側の大戦果となるが、カンジェルマンは基地を追い込まずにゲリラたちを退却させてしまうのだった
そんな中、フィアナは「戦いが怖い」と口走る

ニータンでの戦いの後、ゴン・ヌーの手により、キリコは因縁のロッチナ大尉と対面した。ロッチナは「無駄な尋問はしたくない」と、キリコに情報交換を持ち掛ける。視聴者への説明をかねてか(苦笑)、したたかな二人のわりにかなり踏み込んだやり取りがなされた
PS計画は、機械兵器が普通の人間に対応できなくなるほど発達したことから生まれた。パーフェクトソルジャーにはマイクロコンピュータと一体化し、人間離れした反応速度と身体能力を持つように人為的な操作がなされた。日常生活の知識は戦士には邪魔とされ20歳まで戦闘プログラムしか与えられず、成人した状態で‟誕生”する
ロッチナのぶっちゃけ情報公開から、キリコはフィアナと特別な関係にあることまで、ロッチナに明かす。拍子抜けするほど開けっぴろげである(苦笑)


<第20話 フィアナ>

予告にあったとおり、総集編の回。4クールのアニメは何度か、こういう回を作っておかないと制作現場が回らないのだ
ウド編のリアルバトルから、フィアナをフィアナと名付けた場面まで。かなり戦闘シーンの割合が高く、総集編だけにサービスなのだろう
あらためて思うのは、治安警察のフィアナへの攻撃が容赦なさ過ぎること(苦笑)。いくらPSとはいえ、生身の人間を爆風に巻き込むのは……


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第21話~第23話
前回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第15話~第17話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第15話~第17話

今年は本館中心に行こうと思っとります
オープンワールド系のゲームを控えて


<第15話 疑惑>

ジャングルの戦いで青いATに遭遇したキリコは、その反射神経にフィアナかと疑うが、やられる寸前のところでカン・ユー大尉の援護射撃に救われる。カン・ユーはPS(パーフェクト・ソルジャー)の秘密を知ると思われるキリコを、ゴン・ヌー将軍の元へ連れていくのだった。対PSの切り札として、将軍は危険な輸送部隊の護衛任務へ投入するが…

ウド編でキリコと行動を共にしたゴウトは死の商人に、バニラはバーのマスター兼経営者ココナはバーの歌姫と、クメン編では後方にいる
今回は戦闘でともに行動する傭兵仲間として、元クメン親衛隊のポル・ポタリア、いかついブリ・キデーラ、巨漢のクエント人ル・シャッコが登場。バニラのバーへのテロや危険な護衛任務を通じて、戦友としての絆を持つ
前回、苦戦したPSとの戦闘では、専用のATプログラムに修正して対処し互角に渡り合えたのだった。プログラムを直すだけで対処できるキリコとは……異能伝説の始まりか(苦笑)


<第16話 掃討>

ビーダーゲリラの夜襲を受けたアセンブラの部隊は、ゾンム村への掃討作戦を開始した。いきなりの空襲にキリコらのATと歩兵部隊が動員され、村人は広場に集められる。そこには傭兵仲間のポタリアの幼馴染モニカがおり、カン・ヌーはロシアンルーレットによる尋問を開始する。皮肉にもポタリアの説得が、モニカがビーダーのスパイであることを立証してしまうのであった

ゾンム村の元ネタはまず、ベトナム戦争のソンミ村虐殺事件からだろう
カン・ヌーのみならず、傭兵仲間ブリすら村人への尋問へ悪ノリしており、主人公の陣営が虐殺する側という珍しいシチュエーションとなっている
近代化を推進するために腑抜けの正規軍から傭兵に志願したというポタリアに対して、モニカは「それは幻想」として否定して自らの正義を掲げる。それに対してキリコは大戦の生き残りとして、今までの戦いは幻想でしかなかった」と独り言ちるのが深い
キリコとル・シャッコが村の寺院を破壊してATの在処を突き止めたことから、モニカは逃亡できたものの、掃討作戦は再開。村は火炎放射器で焼かれる生き地獄となる
対するビーダーゲリラ側も救援が訪れ、再び青いATと交戦したキリコに衝撃の結末が待っているのだった


<第17話 再会>

青いATに乗っていたのは、フィアナではなく男のPSイプシロンだった。キリコはその戦いにおいてATを失うが、今回見張っていたカン・ヌーは助けようとせず部隊を撤退。キリコは独力で、ビーダーゲリラの本拠地へと向かう
本拠地ではリーダーである第三王子カンジェルマンが、フィアナと伝統武芸バランシウムの試合をしており、帰ってきたイプシロンを晩餐で迎える。神聖クメン陣営には、ボローの「結社」が関わっているのだ

フィアナを探すキリコはあっけなく、二足歩行の警備ロボットに捕まってしまう。近代化に反対するわりに、このあたりのテクノロジーは優れている(笑)
イプシロンは捕虜のキリコをバランシウムの真剣試合で痛めつけるが、フィアナは止めを刺すと称して止めさせる。肩を負傷したキリコは地下牢に落とされるが、お決まりの展開でその夜に彼女が脱獄させる
キリコに嫉妬と執念を燃やすイプシロンは意外にもこれを泳がす。AT戦で引き分けたから、やはりそこで完全勝利したいのだろうか
最後はゾンムの生き残りであるモニカがキリコにボートを貸して、脱出を助けるのであった


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第18話~第20話
前回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第12話~第14話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第12話~第14話

こんなに間が空いちゃって


<第12話 絆>

キリコはようやくレディに対面した。彼女は記憶が操作されていて、キリコとは二回目の出会いだと理解していた。素体に裏切られたイスクイ署長は抹殺もやむなしとするが、「組織」の監視役であるボローは捕獲にこだわりバトリングのAT使いを作戦に動員するのだった

レディの作戦を盗み聞いたゴウドは、地下での激闘に及び腰。またもココナがなりふり構わず、ダダをこねるパターンに(苦笑)。が、これはゴウトとバニラの遊びだったのかそれほど抵抗することなく、現場ではバニラも張り切ってキリコを助けるのであった
ATとの死闘の中、キリコはレディを「フィアナと呼ぶ。その名前には、キリコの過去と関わるのだろう。しかし、彼女は爆発に巻き込まれて警備隊に捕らわれてしまう
それにしても、ボローが捕獲を命じたのに、警備隊の攻撃は容赦なし(笑)。肉体まで超人ばりに強化されている……ということにしておくか


<第13話 脱出>

治安警察を敵に回し切ったゴウトたちは飛行場から脱走を企図していた。なお「まだやることがある」というキリコと険悪になるが、ようやくキリコも素体との因縁を語りだす。単にフィアナ=レディに執着しているわけではなく、素体とそれを奪取する作戦に関わったことで軍と治安警察に追われているのだ
そうしているうちに、ロッチナの要請で軍はAT部隊が降下。イスクイは「組織」の命で徹底抗戦させる。全滅覚悟の作戦に警備隊が戦い抜いてしまう動機が分からないが、イスクイが期待したように援軍が来ると信じていたのだろうか

「組織」の命でフィアナを連れるボローは、葬儀業者に扮装して霊柩車を出すという小芝居を。幹部クラスなのに、ゴウトばりに芸が細かい(笑)
避難先がかつてキリコが潜入した旧弾薬倉庫だったので、フィアナとはあっけなくジジリウムのシャワー室で再会する。しかし、フィアナは「『組織』の中でないと生きていけない」と同行を拒否してしまう
弾薬庫跡には、「組織」のATが援軍として降下し、ボローとフィアナは炎に沈むウドの街を下に脱出する。キリコはゴウトたちともはぐれて、「一人にしないでくれ」と炎のなかをさまようのであった
次回予告の締めが「傭兵はみな、愛を見ない」。かっけえ


<第14話 アッセンブルEX-10>

キリコは、連邦へ独立戦争を仕掛けるクメン王国へ流れ着いていた。国の近代化とそれに異を唱えるビーダーゲリラとの内戦で、ギルメガス軍の追手も手を及ぼせない地域なのだ
王国軍の傭兵部隊を仕切るゴン・ヌー将軍パーフェクト・ソルジャー(PS)を知るキリコを認めるが、直接の上官であるカン・ユー大尉は目をつけて最前線に送り込もうとするのだった

クメン王国には、ゴウトが‟死の商人”として稼ぎまくり、バニラはバーの経営者として成功していた。そして、歌手をするココナともあっけなく合流する。三人セットだとおもったけど、本当にあっさりと(苦笑)
再会したばかりの席に、カン・ユーのいちゃもんにビーダー・ゲリラの奇襲という‟地獄の挨拶”が。湿地帯の水陸両用ATにとまどうキリコは、無駄のない動きをするATをフィアナだと確信する。しかし、そのATは姿を見せたキリコに容赦なくチョップを放って……


ウド編は13話で終わり、クメン編が14話からスタートした。クメン王国は明らかに冷戦時代の東南アジアがモデルで、ゲリラとの闘いもベトナム戦争を意識している。このアニメ、とにかく「地獄の戦場」で推していくようだ


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第15話~第17話
前回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第9話~第11話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第9話~第11話

徐々に、ペースを戻しますよ


<第9話 救出>

ファンタム・レディの手によって再び捕らえられたキリコは、治安警察に連行される。警察から大金をせしめたゴウトバニラは、ほくほく顔で帰途につくが、ココナに「本当の人でなし」とまで罵られて、救出作戦を立てるのであった

なんの見返りもなく、しかも命を賭けてまでキリコを救う理由とは何か?
今回もゴウトとバニラの二人が保身と人情の間に揺れるわけだが、キリコ本人に対する友情というより、暴走するココナを放っておけないからこそ動く。男ども同士は、お互いそこまで助ける義理はないだろうと、綺麗に割り切っている
救出ために最後は大金まで失った3人だが、キリコから「おかげで助かった」という言葉を得て、ようやく仲間意識が育ってきたようである。そこにここまで時間をかけるアニメも珍しい


<第10話 レッド・ショルダー>

キリコを逃がしてしまった治安警察は、もはや尋問を諦めて抹殺作戦を始める。スクラップ置き場へローラー、爆撃、火炎放射と物理的に生きられる空間を無くすという容赦ない攻撃に対して、キリコはバニラの顔を張ってまで脱出口を掘らせるのだった
治安警察との決着にこだわるキリコは、訝しる3人にファンタム・レディとの因縁を明かす

キリコは治安警察との一戦のために、いまは封鎖中の「バトリング」会場を襲撃、突貫でATの改造に励む。またもまたもココナに引きずられる形で、ゴウトとバニラも協力する
バニラがさりげなくATの肩を赤く染めたところ、泣く子も黙る特殊部隊「レッド・ショルダー」の一員であったことが判明するのだった


<第11話 逆襲>

ATに乗り込んだキリコの逆襲に、再び署長はファンタム・レディを駆り出そうとするが、レディは出撃を断ってしまう
司祭(?)ボローは、ファンタム・レディがキリコに微妙な感情にあることに気づき、彼女の精神を調査させる。数値化されたレディの記憶を探るうちに、パーフェクト・ソルジャー(PF)としての訓練を受ける前に、キリコとの出会いがあったことを確認するのだった
「欠陥兵器ではないか」と憤るイスクイ署長に、ボローは「まだ使いようがある」となだめる。署長のみならず、この親父もなかなかの策士だ

ボローとイスクイはレディに「キリコを殺さない」と約束して、PF専用機であるブルーティッシュ・ドッグに乗り込ませる
レディは再びキリコを追い詰めるが、ここで一策。自らへの殺意のないことを見抜いてか、機体を停止させてコクピットを確認しにきたところを捕らえてしまうのだった
「プロト・ワン」と名乗る彼女に、「それは人の名ではない」とキリコ。早くもただならぬ仲であり、キリコに「はじめて、もっと生きたいと思えたとさえナレーションで言わせてしまう
次回予告では、「いよいよキャスティング完了!」とアナウンス。いよいよ大舞台へ漕ぎ出すのか


キリコとレディの会話からは、『Zガンダム』のカミーユとフォウを連想してしまった
レディもフォウも機械的に付けられた名前しか持たず、戦いのために生み出された存在だ
とくにレディは、その発祥からして完全クローンの生体兵器らしく、キリコが絡まないとまったく人間味がない。まさに戦闘のための人形であり、戦争で青春を費やしたキリコと似た境遇でもある。果たして、彼女はどういう道を歩むのだろうか


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第12話~第14話
前回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第6話~第8話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第6話~第8話

毎回、次回予告のナレがかっこよすぎる


<第6話 素体>

バトリング、リアルバトルに姿を現す謎の貴婦人ファンタム・レディの秘密を探るべく、キリコイスクイ署長本人へアタックする
キリコから何も聞かされないゴウト、バニラ、ココナの三人は、独自にチヂリウムの保管庫への襲撃を図って、元軍の弾薬庫へ。そこには署長を人質にしたキリコが訪れる……というご都合が(笑)

キリコの目的は、ファンタム・レディ=「素体」と会うこと。彼女を奪取した作戦こそキリコが追われることになった原因なのだ
といっても、今回もみんなで裸を拝んだだけで、実体は掴めない。ただ、彼女はチヂリウムのシャワーを浴びていて、この惑星に「素体」がいるのはこのレアメタルを必要とするからのようだ
脱出はいくらヘリが銃弾を浴びても穴一つ開かない、と警備がポンコツ過ぎ。ヘリも4人乗りで定員オーバーとか、設定とアクションが大味な回であった


<第7話 襲撃>

こんな大騒ぎになっても、キリコは三人に「素体」のことは明かさない。警官を襲撃してチヂリウムの「運び出し」を聞き出すが、その日程はココナにも知られてしまう。ゴウトもバニラもチヂリウムの強奪に乗る気になるものの、キリコを追っていたココナが暴走族に拉致られて、「運び出し」の日程をバラしてしまう
酷い目にあったわりに(冷静に考えると、かなりぐへへな展開)、冷たい男性陣にココナは大泣き。同情はするわりに反省の色はなく(苦笑)、ほんと男の作品である

キリコは暴走族と警察がやりあってくれた方が、強奪に有利とクールな判断。暗黒街になれてしまって、ベテランのゴウトが形なしな頭のキレである
作戦的にはまんまと、キリコ様の言うとおりに。今回は本編よりも、「素体」に深く関わる神父(?)ボローイスクイ署長の、「素体」は絶対裏切らないというやり取り、メスキアのバッケンタイン将軍(珍しく、落ち着いた戸谷ボイス)にロッチナ大尉の久々の登場が見どころか


<第8話 取引>

チヂリウムを強奪したが、一夜にしてウドの街は治安警察に包囲されて、その売却が困難に。ゴウトは窮余の策として、イスクイ署長への売却をはかる。署長も上司に「素体」の投入を命じられるほど、追い込まれていた
イスクイはゴウトとの取引を反故にしようとする割りに、「黙って帰れば、命だけは」と許してしまうが(甘いよなあ)、そこへキリコがATへ乗りこんで来て大暴れを始める

署長に迫るキリコへ、色違いのATが姿を現す。それに乗っていたのは、例のファンタム・レディ!
キリコは善戦するものの、フルボッコにされてATを潰されてしまう
どうも「素体」はいわゆる超能力者ではなく(持っているかもしれないけど)、まずもってパイロットとして優れているのである。ガンダムの強化人間のように
さて、キリコはそのまま捕まってしまうのであろうか、あるいはすでにウドの街に降下したロッチナ大尉が介入するのであろうか。そろそろ派手にやらかしそうだが


キリコは何度もゴウト、バニラ、ココナと死線をくぐりながら、「仲間」とは認識しない。軍の追跡を意識して、巻き込むたくないのだろうか
ゴウト、バニラ、ココナの間にも、安易な「仲間」意識はなくて、最低限の義理人情はあるものの、いつ縁が切れても仕方がないというクールさがある。だから、ココナが酷いめにあっても、リアクションが薄い
キリコは自分の目的一直線だし、ゴウトもバニラも自分の利益と義理人情を秤にかけて揺れ動く。友情という言葉で言い表せない、独特な仲間関係なのである


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第9話~第11話
前回 【配信】装甲騎兵ボトムズ 第3話~第5話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第3話~第5話

三ヶ月ぶりの視聴とか。冒頭で、一話からのあらすじをしゃべってくれるのは助かります


<第3話 出会い>

ボトムズのなかで眠るキリコは、ゴミ捨て場に住む親父ゴウトに助けられる。キリコの腕を見込んで、仕事で組みたいゴウトだったが、ボトムズを修理して街を出るという決意は固い。ゴウトの取引している売人バニラの手も借りて、なんとか動かせるように
しかし何でも屋(?)のココナの情報から、ブーン・ファミリーの脱走者狩りが知って……という流れ

量産機とはいえ、軍用のボトムズは暴走族を蹴散らしていくが、さすがに多勢に無勢。ロケット砲まで撃たれると、中のキリコはバーベーキューになってしまう
そこへ就任したばかりの新署長が、ブーン・ファミリーとの関係を終わらせようと、介入したことで戦況は一変。一個人の根性ではなく、諸勢力の駆け引きによって助かるというところにリアリティがある
ただし、キリコのATに消火液をかけた一団は治安警察ではないようで、第2話の最後の銃弾といい、謎めいた存在が主人公につきまとう。ロアッチの差し金とも思えないが……


<第4話 バトリング>

街から出られずゴウトに引き取られたキリコは、ウドの暗黒街で催されるボトムズ乗り同士の試合「バトリングを見学へ行く。戦場の殺気のなさに物足りなさを感じるキリコだったが、「バトリング」の先輩ファイターに目をつけられたことから早くも試合が組まれることとなる
しかしそこに、かつて隠密作戦を共にしたコニー少尉がいたところから、試合相手がすり替わり、実戦さながらのリアルバトルが組まれることに

治安が悪いとはいえ、戦争のない世界で人型兵器を動かすには口実がいる。毎回、市街戦を繰り広げては街がなくなってしまうので、「バトリング」は上手いアイデアだ
前話の最後に出てきた謎の美女“ファンタム・レディ”は、『明日のジョー』の白木葉子のようであり、ブーン・ファミリーの北斗ぶりといい、他作品の要素を存分に引用している
コニー少尉が連絡した先には、新署長ともに謎の神父、軍人もいて、謎は深まるばかりだ


<第5話 罠>

戦争のトラウマから動けないキリコを、治安警察は連れて行く。新署長はキリコの背後関係を知るべく、神父のマインド・コントロールと拷問を容赦なく仕掛ける
一方、“友情”が芽生えたバニラは、キリコを救出しようと看守まで買収。ゴウトココナを加えて、処刑ぎりぎりのところで奪取に成功する
ゴウトのアジトへ戻ったところに、「バトリング」の組織からリアルバトルのお誘いが……。あえてキリコは負傷を押して、出場する

罠と看破したとはいえ、2対1の戦いに負傷の身で完勝するとか、やっぱこの人は超人である(苦笑)
リアルバトルで戦ったオリヤ大尉もまた、「素体」を奪う作戦での上官であり、そんな彼がなぜウドの街に降り立っているのか。ウドの街と「素体」に深い関わりでもあるのだろうか
ラストにキリコの述懐や次回予告では、ファンタム・レディと素体のイメージが重なってくる
意味深なのが、神父の洗脳に対しての台詞「神は死んだ」。現実でいえばニーチェの名言だが、作品でいうと「戦場で信じられるもの(大義とか)がなくなった」という意味だろうか。作品のテーマにも関わってきそうだ


次回 『装甲騎兵ボトムズ』 第6話~第8話
前回 『装甲騎兵ボトムズ』 第1話・第2話

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【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第1話・第2話

『装甲騎兵ボトムズ』は、1983年から1984年にかけて放送され、リアルロボット物の頂点とも言われる作品である
ガンダムのようにテレビシリーズの続編はないものの、空白の年代を埋めるようにOVAが製作され続けて、今なお根強い人気を誇っている
作品の世界では、銀河を二分するギルガメスバララントが100年もの宇宙戦争を続けており、物語はちょうどその大戦が終結した日から始まる。世界大戦の熱戦から、冷戦に転じる現実世界をだぶらせているのだろうか
なにぶんシリーズを観るのは初めてなので、下手に先読みせずに感想に入ろう


<第1話 終戦>

主人公のキリコ・キュービィーはある特殊任務につこうとしていた。いわくつきの部隊からの転属だからか、作戦内容は知らされなかったが、味方と色違いの機体が撃ちあう異様な戦場に立ち尽くす
一人だけ事情を知らずに放置されていたものの、交戦しているうちに意味ありげなカプセルを発見。中には全裸で禿頭の美女が眠っていたのであった
乳首に驚いたわけではないだろうが、キリコは異常な汗をかいて震えてしまう。ここだけ切り取ると変態に見えるほど(笑)。この美女は、人間の精神へ働きかける謎の力を持っているようだ

美女のカプセルは同僚たちに回収されるも、キリコは小惑星基地の爆破に巻き込まれて漂流。本来は味方のはずのギルガメスの戦艦に拾われる
しかしそこでは、基地に隠された極秘の存在「素体の行方を吐けと、ロッチナ大尉の拷問を受ける。どうも、あの美女が「素体」で、友軍を裏切った連中がもっていってしまったらしい
キリコの母星メルキアに着いても拷問の連続だったが、一瞬の隙をついて脱獄!
特殊部隊顔負けの戦闘力で、追っ手を振り切ってしまう。この主人公は生身の身体でも戦闘力がかなり高い。最初から歴戦の戦士なのである
次回予告では、ロッチナ大尉の声優・銀河万丈の声で、「来週もキリコと地獄につきあってもらう」。単なるロボット物というより、かなりハードボイルドな雰囲気だ


<第2話 ウド>

キリコの故郷であるメルキアは、長い戦争によって変わり果てていた。戦後の闇市を思わせるウドの街は、暴走族が暴れまわる無法地帯であり、キリコも彼らにさらわれて採石場へ連れて行かれる
戦争によって破壊されたコンピュータ工場の跡地には、部品に使われたチジリウムが採れるというのだ。この時代にレアメタルの話題が盛り込まれているのは意外な発見である

戦争中は暴走族と癒着していた治安当局だったが、終戦をきっかけに署長は暴走族との関係を清算しようとする。なぜ、一人で乗り込んで行ったかは謎だが(笑)、ちょうど人夫たちの脱走と重なって大混乱に
そのどさくさにキリコと仲の良かった男が、暴走族と署長の会合を襲撃して命を失うのであった
キリコは暴走族に追われて街(?)に逃げ込むも、体内のビーコンがギルガメス軍に察知されてしまう。ともあれ、転がり込んだゴミ捨て場に懐かしい量産機「スコープドッグが廃棄されていて、そのコクピットの中で「母親の腕に抱かれる」ように眠るのであった。
しかし最後の追っ手を殺したのは、誰だろう。単なる流れ弾だろうか?
次回予告は「キリコがウドで飲むコーヒーは苦い」。さすがに毎回、「地獄につきあってもらう」ではないようだ


今のところ、主役機が人並みはずれた活躍をするというロボット物のお約束からは大きく外れている。なにせ、出てきた人型兵器「AT(アーマードトルーパー)」はまだ一種類であり、最初の話が同じ機種での同士討ちから始まるのだ
ロボット物の殻をかぶったハードボイルドSFであり、アメリカのテレビドラマ『逃亡者』とか『プリズンブレイク』とかを思わせる展開。第2話も販促の都合で最後にロボットを出したかのようで、好きなドラマを作るためにロボット物を装うことを徹底した作風なのだ
OP,EDが渋く決まっていて、早くもファンになってしまった


次回 【配信】『装甲騎兵ボトムズ』 第3話~第5話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第52話~第54話

アマンダラ「私が選んだ若者が、ことごとく私を阻むというのか!」
ギャブレー「お前の時代は終わった!」


<第52話 ファイナル・タイム>

隕石が振り続ける首都スヴェートへ、反乱軍は攻撃を続ける。キャオは撃墜されたときに、海中にあるスヴェートの機構を目撃し、ダバレッシィはそこからの侵入をはかる。フル・フラットミアンのバイオシステムを切ろうと潜入するも、ポセイダルの支配は強く弾かれてしまう。ダバたちは彼女の別荘へ侵入し、ミアン=ポセイダルを追い詰めるが……

フル・フラットは、ポセイダルになる以前のミアンに戻そうと決死の潜入。バイオシステムが損傷したとき、ポセイダルとクワサンは血の涙を流して苦しむ
さらにテンプル・ナイツ時代の思い出話をし、「皮肉にも(アマンダラを巡る)恋の鞘当てをしている時代が一番幸せだった」と語る
ミアンをポセイダルから解放することは、若返りの秘密であるバイオリレーションを切ることでもあり、フル・フラットの行動は自身の生涯と清算し、ミアンをミアンとして死なせるための行動なのだ
ダバもそれに気づいたからミアンとそれを庇うフラットを撃てない。そして結果的に、美しいフル・フラットをHMの下敷きにしちゃうのであった。むごし
あと何気にキャオがふらついていて、レッシイに「リリスと同じ(放射能障害)で……」と言われていた。むぅ……


<第53話 ザ・ディクテイター>

ダバはポセイダルの居場所を探すべく、そのセンサーであるクワサンを駆り出す。アマンダラミアン=ポセイダルにバイオリレーションの力を全て防衛に回すように指示し、ダバに対し「2時間以内にスヴェートを退避しろ」と通告した。しかしミアンはアマンダラに反抗し、彼を退けるのだった。ダバは近衛軍のリョクレイに追われつつも、ギャブレーの支援で危機を乗り切り、ポセイダルへ迫る

ダバはポセイダルを追い詰めるために、己の許嫁をも利用する。背後に近衛軍、ギワザ軍がいる中での非情の決断である
アマンダラは反抗するミアンに対し、ついに自らがポセイダルであると言い出した。ミアンは都合よく人を使い分けるアマンダラの力づくで締め付け、そのつけ髭を剥がす
アマンダラはかつてオルドナ・ポセイダルと名乗っていた時代の若さを保っていた。ミアンいわく、多くの女たちの生体を利用してきたらしく、それを若作りの力に使っているという。「テンプル・ナイツのポセイダルはもう死んだ」「他人の姿を借りて、見物するだけの人ではなかった」
ここに及んで、アマンダラの品格もガタ落ちである
ふたたびのダバの襲撃に混乱するものの、ミアンは気丈に振る舞い。アマンダラを追い詰めるのだった
一方で、ギワザは自軍の拠点である隕石基地メッタをスヴェートにぶつけようと企む。惑星ガスト・ガルへの影響を気にするアントンに対し、「それでもペンタゴナには、四つの惑星が残る」と躊躇はない

*スヴェートへ出撃するMark-2の頭部に、ちらりと人影が!?  禁じられたファティマがどさくさにねじこまれていた


<第54話 ドリーマーズ・アゲイン>

ギワザによるメッタ落としが進むなか、アマンダラ=真ポセイダルオリジナル・オージを動かしてMark-2を圧倒。スヴェートを供給源とするオージは、活動範囲内には絶大な性能を誇った。しかし、潜入したレッシイに助けられたミアンが、ラクシスの心臓にあるバイオリレーションを切ったことにより、オージは一気にパワーダウン。クワサンを連れて救援にきたギャブレーとともに、真ポセイダルを葬ったのだった。返す刃でギワザを倒し、それからダバは……

スタッフも煮詰まっていたのか、慌しい最終回だった。それゆえにご都合な展開もちらちらと
ミアンがバイオリレーションのシステムが切ったことと、スヴェートが飛翔してメッタをかわせたことの関連が良く分からない(回避に全エネルギーを回した?)
アムはギャブレーにクワサンを委ねてダバを助けさせたが、それだとクワサンが矢面に立ってしまうし、クワサンをダバから引き剥がそうとしているようにも見えてしまう
前回といい、クワサンが粗末に扱われている気がしてならなかった(マニュピレーターで持ち運んじゃダメ!)
4話延びたわりに余裕がなくて、ギャブレーがいかにしてダバにクワサンを返すに到ったかがはしょられたのも残念だ。もし延びてなかったら、どうなっていたことだろうか。延びることが自体が想定外だから仕方ないといえば、ないのだが

まあ、そんなこんなを「細けえことはいいんだよ」と弾けるのが本作。後半はシリアス路線になったとはいえ、いい意味で適当に作られてきたのだ
放射能障害の疑いがかかるキャオはリリスとミラリー探しの旅に出て(病気がリリスがなんとかしれくれるかも……)、ダバは精神崩壊したクワサンの面倒を見ることになった。レッシイのいうとおり、はからずも真ポセイダルのヤーマン絶滅の復讐が果たされることに
何気にハッシャが生き残って、アントンをいじってる場面に笑ってしまった。リーリン姉さんの件といい、アスフィーをたばかっていたことといい、死亡フラグが立ちまくっていのだが(笑)
ともあれ、あまり重いテーマを正面から構えず、各回を軽い気持ちで楽しめた作品だった。スタッフが担当した回で持ち味を発揮していて、富野作品らしからぬ作画・脚本・演出の起伏があったのだ
それがどうだったかというと……まとめの記事は後日


前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第49話~第51話

関連記事 未来の貴種流離譚 『重戦機エルガイム』のまとめ

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【配信】『重戦機エルガイム』 第49話~第51話

ダバ「賢しいな、大人女!」


<第49話 レディ・キラー>


ポセイダルは衛星軌道上に反乱軍・ギワザ軍に、ホログラフで降伏を迫る。しかしセムージュの冷静な分析を受けて、ダバはスターダスト作戦の続行を決意。ガストガルからは惑星全体から対空の弾幕が張り巡らされ、決戦の火蓋が落とされた。フル・フラットに執着するアムは突出し、ギワザの先鋒と近衛軍との戦いに巻き込まれる

ポセイダルはお得意のホロスコープで、反乱軍全体を恫喝。「降伏すれば愚民どもの命は助けてやる」と、バイオリレーションが衰えても傲岸さは変わらない
アムの突出から、ダバもその救援を兼ねてポセイダルフル・フラットを追う
終わりのない地獄に終止符を打つべく、ポセイダルことミズンを殺そうとするフル・フラットだが、ミズンのアマンダラへの執念でそれが果たせない
二人の会話、回想から判明したのは、ミズンとフル・フラットがともにテンプル・ナイツの一員であり、同じ男アマンダラを愛していたこと。ちょうど、アムとレッシイと同じ立ち位置にあったのだ
ミズンが姿を隠したあとに、アマンダラが満を持して登場。アムを再び勧誘する。ミズンが衰えたから、アムを新しい独裁者に仕立てるつもりなのだろうか

首都の攻防で、13人衆らしい面子が続々と出てきた。スキンヘッドの女性に、二刀流のハンスと近衛軍にも人材がいるのだ
少し前に顔見せしたマクトミンはようやくの登場で、オージェ、バッシュ、ク・ルーンなどいろんなHMを寄せ集めたアトールVを乗りこなす
妙に熱かったのがヘッケラーである。ダバとアムの攻撃でマクトミンがピンチに陥るや、自らを犠牲にしてまで救う。君ってそういうキャラだっけ(苦笑)?
変態のマクトミンもヘッケラーの行為には真顔になり、今川回だけあって謎の感動が残った
本来の最終回より四話延びた影響で、マクトミンを延命させるためだろうか


<第50話 エキサイト・アム>

ギワザはクワサンを使って、ポセイダルに探りを入れる。クワサンがポセイダルのセンサーとして置かれていたことを知り、そのバックアップシステムが首都にあると推測した。一方、フル・フラットからギャブレーへの使者を反乱軍が捕らえ、アムはフラットの船へ強行出撃。レッシイの支援で潜入した船内では、ギャブレーとフル・フラットが交渉が行われた

前回、首都決戦が始まってフル・フラットも降下していたのに、再び探りあいである。最終回が延びた影響がもろに出ている
しかし話は面白い
ポセイダルの作戦計画とされるディスクを、ギャブレーが落とすとショックで爆発。せっかくガセと見破ったわりに、爆風に巻き込まれるのが彼らしい(笑)
とはいえ、部下のパメラを失ったことでフル・フラットへ逆上。新しい因縁が生まれた
この謀略を目撃したアムは、フル・フラットに「もっと高貴な人と思っていた」と嘆く。けれどもその後、HMガイラムで脱出したフル・フラットを狙撃しようとするダバを止めてしまう。ダバは「大人に憧れ過ぎてはいけないんだよ!と言い捨てるのだった


<第51話 マイ・ラブ>


戦場は近衛軍、ギワザ軍、反乱軍、サートスターとそれぞれの意図が交錯し、四つ巴の様相を呈していた。ダバは首都のシステムが破壊されては、バイオセンサーとなったクワサンに影響が出るのでは懸念。降下作戦より、クワサン奪還を優先する。反乱軍とギワザ軍の衝突に、近衛軍は反乱軍に加担し、ダバはギワザの旗艦へ乗り込む

ポセイダル(ミズン)はフル・フラットの影響か、自らバイオリレーションをダウンさせ始めた
異変に気づいたアマンダラは、ここで逃げては「(時代を作る)楽しみがなくなってしまう」とシステムダウンの阻止へ動く
そうした情勢と関係してか、クワサンの精神状態が不安定さを増し、ポセイダルと彼女自身の意志が混濁していく
それを見かねたギャブレーは、「オリビーを回復させられるのは、私しかいない」と嘯きつつも、ギワザの元へ特攻したダバを支援。クワサンの奪還に協力したのだった
ダバのクワサン救出に協力したものの、アムとレッシイは素直に喜べない。後期OPを占領したクワサンの存在感を考えると……
青春の終わりが近づいている


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第52話~第54話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第46話~第48話

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【配信】『重戦機エルガイム』 第46話~第48話

ギャブレー「お前が死んでも、悲しむやつなどおらん」
ハッシャ「悲しむ人に出会うまでは、死んでたまりますかい」


<第46話 クワサン・ウェイブ>

近衛軍のクワサン・オリビーのもとに、ギワザからの使者が来た。反対を押し切ってクワサンはギワザとの会見に応じるが、メッタの少女隊の奇襲をくらって捕らえられてしまう。ギャブレーはギワザ軍に組すると見せて奪還をはかるも、クワサンの動きを察知したダバたちも後を追いかけてきた

ギワザの誘いに対して、なぜかクワサンは応じてしまう
どう見ても罠なので、ポセイダルの意向を含んでいるのだろう
クワサンにぞっこんのギャブレーは、周囲に愛想を尽かされるものの、瞳を燃やして追撃。ダバとも束の間の共闘まで演じて見せた
アムもだいぶ変わった。ダバへの愛情から、あえてクワサンの件でも気を利かせるようになり、それを先読みしたような行動をとる
ラストシーンでは、耳をそっとかみ合いながらも涙を流すこの日日が長く続かないことを予感しているだろうか


<第47話 ボーイズ・ボーイズ>

目覚めないリリスは放射能障害らしい。ダバたちには祈ることしかできない。そんな彼らにギャブレーは単調な襲撃をかけるが、近衛軍を牛耳るようになったリョクレイに反発。クワサンを救うために、ギワザ軍へ鞍替えし、ダバ討伐を命じられる。ダバは必死の戦いを仕掛けるギャブレーから、クワサンの危機的状況を知る

クワサンを失った近衛軍だが、リョクレイはそれほど困っていない
ギャブレーには「ポセイダルのセンサーとしてギワザの側においておいたほうがいい」といい含め、ギワザとの取引では「小娘一人に取引する価値はない」と狡猾に立ち回る
近衛軍にとって、クワサンはポセイダルの意志を伝える人形であり、いなければいないで代わりが送り込まれるだけなのだ
そんな冷酷さにギャブレーはついていけず、近衛軍を離反してしまう

ギャブレーはダバがリーダーとして我慢している分を補うように、高らかに愛を叫ぶ
「女一人のために戦う? まともかギャブレー!」とダバに言い返されてしまい、普通の主人公とライバルの関係が逆転している
これまで何度と繰り返されてきた二人の一騎打ちだが、今回は熱い熱い「殴り合い宇宙」!!!
ダバは「クワサンはヤーマン狩りに利用された女」と切り捨て、簡単に愛を連呼するギャブレーを退けるが、同時にクワサンの深刻な状況も知るのだった


<第48話 ファースト・アタック>

ついにスターダスト作戦が始まった。クワサンとギャブレーを失ってなお、近衛軍は健在でガスト・ガルの衛星軌道上では三つ巴の様相を呈している。反乱軍は隕石落としを決行するが、その背後にはギワザ軍が襲いかかり、やむなくダバも出撃。クワサン救出のため、ギワザの旗艦サージェ・オーパスまで攻め込むが……

リリスの意識が回復した。セーターを着たリリスの健気な姿はヒロインと言わざる得ない
クワサンはポセイダルの人形としての機能が残っているらしく、ギワザたちに抵抗。あと一歩で脱出までしそうになった。ただ、コアムの歌を口ずさむなど、精神はだいぶ混乱している
ギワザはスターダスト作戦が始まったことで、反乱軍の役割は終わったとばかりにダバへ必殺の罠をめぐらす。クワサンをダシにして、旗艦サージェ・オーパスを犠牲にしようというのだ
そのピンチを救ったのが、あの男ギャブレー! これは熱い


次回 【配信】『重戦機エルガイム』 第49話~第51話
前回 【配信】『重戦機エルガイム』 第43話~第45話

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