【DVD】『赤い風車 ムーラン・ルージュ』

フランス語で「赤い風車」だそうです


赤い風車 [DVD]赤い風車 [DVD]
(2011/02/17)
ホセ・ファーラー、コレット・マルシャン 他

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ムーラン・ルージュに通ううだつの上がらぬ画家ロートレック(=ホセ・フェラー)は、帰り道に娼婦のマリー(=コレット・マルシャン)に出会う。彼は少年時代の事故で脚の成長が止まる障害を持っていて、女性に振られたトラウマを持っていた。気まぐれながら甘えてくる彼女に心を許したロートレックだったが、その果てには厳しい現実が待っていた。自殺を考えた夜、ムーラン・ルージュのポスターを書き上げ、はじめて名声を博すのだった

こちらを先に見ておくべきだった
本作はロートレックの伝記を原作に、ロートレックと女性たち、そしてムーラン・ルージュを題材にした作品で、しっとりとした恋愛と彼の生涯を描ききっている
冒頭に男女二人一組のカンカンから、おなじみの横に並んだスタイルに代わり、女性ダンサーが豪快に脚を上げ、お尻を突き出す。ペチコート、黒ストッキングを履いているといえど、当時としては刺激的のようで紳士が口を開けて眼鏡をずり落とす(笑)
この前見たのと違い、忠実に再現してくれるのはありがたい
主人公のロートレック自身は、障害とそれに伴うトラウマからは解放されない、しんどい人生を送る。理解者になれそうなミリアム嬢(=シュザンヌ・フロン)を相手にも距離を置き、彼女を苦しめて愛のない結婚に追い込んでしまう
トラウマに負け、自分を貶めて、わざわざ女性を遠ざけると、いかにして喪男が生まれるかを見事に描いている。反面教師にしませう

ロートレックの成功の影に、ムーラン・ルージュは変質していった
元来は猥雑なナイトクラブで、娼婦紛いのダンサーがいかがわしい雰囲気をかもす不夜城だった
しかし、ロートレックのポスターをきっかけに客層が変わり、ダンサーも洗練されすぎて上等になってしまった。落ちぶれたダンサーを前に、ロートレック自身も「ポスターがムーラン・ルージュを破壊し、彼女や私を必要としなくなった」とぼやく
一方で、ジャンヌ・アヴリル(=ザ・ザ・ガボール)のように上品で芸術性に富んだダンサーは、有名人として駆け上がっていく
踊り子と娼婦の境目が徐々に大きくなり、芸能人として独立していく歴史を本作で鑑賞できる


関連記事 【BD】『ムーラン・ルージュ』(2001年)


赤い風車―ムーラン・ルージュ赤い風車―ムーラン・ルージュ
(1984/01)
ピエール・ラ・ミュール

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