【BD】『ムーラン・ルージュ』

公爵「(悪役を)強いられているんだ!」


ムーラン・ルージュ [Blu-ray]ムーラン・ルージュ [Blu-ray]
(2013/10/25)
ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー 他

商品詳細を見る


1900年のパリ。売れない作家クリスチャン(=ユアン・マクレガー)は、ムーラン・ルージュの高級娼婦サティーン(=ニコール・キッドマン)に一目ぼれする。ひょんなことから公爵(=リチャード・ロクスバーグ)と間違われ、一室で自作の詩を披露しサティーンを口説き落とすが、その途端に勘違いが発覚。仲間の取りなしで、公爵をスポンサーに新しい芝居の戯曲を書くことに

想像以上にはっちゃっけた映画だった(苦笑)
舞台はモンマルトルの“娯楽の殿堂”ムーラン・ルージュだが、中身は完全にブロードウェイなミュージカル映画なのである
忠実に舞台衣装などを再現しておいて「どうなの?」という感情を押し流すように、次々とアメリカのポップ文化が次々と引用され、最初の30分で視聴者を降参させる勢いがある。ここでマドンナ、ビートルズ、クイーン!、もう好きにしてくれ(笑)
ある種の台無しでも、一周するまで押し切れば作品が成立してしまう恒例だろう。期待の斜め上だけど、面白いことは面白い

純粋なエンターテイメントである。テーマ性を問うと、かなり浅い作品だ
売れない作家と高級娼婦の、身分違いの恋のはずが、バ~レバレにイチャイチャしちゃうし、金を出す公爵がいい面の皮。早々とサティーンの病気がばれるのもしょっぱいし、視聴者の同情は悪役の公爵に向けられてしまう
サティーンに女優として昇りつめる気持ちがあるのなら、公爵をパトロンとして迎える必要もあるのであって、仕事を取るか、愛をとるのか、選択を迫られるはずだった
それがいつのまにか、レイパーとなった公爵から彼女を守るという話にすり変わっている
精神的な愛と肉体的な関係を分けない、仕事と恋愛を二者択一にしないといった現代の倫理観が持ち込まれたのだろうか
娼婦で出しといて、女優のイメージを守るとかではないと思うのだが


関連記事 【DVD】『赤い風車 ムーラン・ルージュ』(1952年)

フレンチ・カンカン【HDマスター】 《IVC 25th ベストバリューコレクション》 [Blu-ray]フレンチ・カンカン【HDマスター】 《IVC 25th ベストバリューコレクション》 [Blu-ray]
(2013/06/14)
ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール 他

商品詳細を見る

↑口直しはこれで
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
SF (24)
RSSリンクの表示
リンク
FC2 Blog Ranking
ランキング
アクセスアップ!?
検索フォーム
はてな
この日記のはてなブックマーク数
タグランキング

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。