【DVD】『バルバロッサ 帝国の野望』

本田圭佑が移籍したミラノが舞台

バルバロッサ 帝国の野望 [DVD]バルバロッサ 帝国の野望 [DVD]
(2012/09/05)
ルトガー・ハウアー、ラズ・デガン 他

商品詳細を見る


鍛冶屋の息子アルベルト(=ラズ・デガン)は、狩りの途中に偶然、神聖ローマ皇帝フリードリッヒ1世(=ルドガー・ハウアー)を助けた。しかしその後、フリードリッヒ1世はブルゴーニュ公国から皇妃をもらい、イタリア政策に没頭。アルベルトの故郷、ミラノへも矛先が向かった。アルベルトたちの奮戦空しく、皇帝軍によってミラノは破壊されるが、アルベルトは「死の軍団」を結成し皇帝に戦いを挑む!

バルバロッサとは、イタリア語で“赤ひげ”、十字軍で溺死したフリードリッヒ1世(フェデリーコ1世)のこと。ドイツにおける覇権を維持するために、神聖ローマ皇帝はイタリアの支配を重視したのだが、その熱心さのあまりにつけられた仇名である
本作はイタリアの映画なので、バルバロッサは侵略者の親玉として描かれる。対するアルベルトは「死の軍団」(Company of Death)、不正規軍のリーダーであり、第二次大戦のレジスタンスをなぞっているかのようだ
物語は侵略者への戦いに集約される素朴なものだが、時代考証で魅せる
ルネサンス以前のヨーロッパヴィスコンティ家以前のミラノなので地味なのだが、都市生活者や貴族、皇帝と都市との関係、中世の戦闘など、歴史オタは感涙ものである
構成がすこし雑でドラマもベタだが、ここまで作品世界を作ってくれるならお釣がこようと言うものだ

中世ヨーロッパの戦争というと、騎士同士の素朴なものと思われがちだが、この時代にも恐ろしい兵器がある
である
中世のライフルともいえる飛び道具であり、あまりの殺傷力からローマ教皇の禁令が出た代物だ
貴族同士の戦いでないからか、ミラノ攻城戦では敵味方関係なく使用し、甲冑を来た兵士たちも即死させていく。主人公の父親は両目をえぐられてしまう(グロ注意!)
攻城兵器に関しては、焼いた石弾を放るカタパルト(投石機)に、人質を貼り付けた攻城塔などが登場し、アレッサンドリアでは地下からの侵入も企てられている
と時代考証はリアリズムを追求する反面、ストーリーは講談成分が濃い
ヒロインのエレオノーラ(=カシア・アナ・スムートニアック)が予知能力を持つ“魔女”だったり、アルベルトがアサシン・クリードばりの潜入術で皇帝に会ったり、とはっちゃけてくれる
ただし、皇后(=エレナ・ブーリカ)が皇帝の戦場に付き添ったり、“魔女”の祟りを恐れるあたりは当時の慣習を抑えての展開で上手い使い方だった
日本の大河でも長澤まさみが織田信長と屋根瓦で話しているとか、ギョッとする光景を見かけるわけだが、作品世界を固めた上で講談をやれば意外に見れるということなのだ
考証から全てのエピソードが作れればいいけど、それはそれで作る方も見る方もしんどくなる。官兵衛はうまく回してくれるといいのだが
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
SF (24)
RSSリンクの表示
リンク
FC2 Blog Ranking
ランキング
アクセスアップ!?
検索フォーム
はてな
この日記のはてなブックマーク数
タグランキング

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。