【BD】『ジャンゴ 繋がれざる者 』

モハビ・ウェストランドを旅する者として押さえておこうかと

ジャンゴ 繋がれざる者 [Blu-ray]ジャンゴ 繋がれざる者 [Blu-ray]
(2013/12/20)
ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ 他

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奴隷商人に連れられてきたジャンゴ(=ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎドクター・シュルツ(=クリストフ・ヴァルツ)に助けられる。ドクターにはブリトル兄弟の顔を知るジャンゴを引き入れる狙いがあった。稼業を続けるうちに友情が芽生えた二人は、売られたジャンゴの嫁、ブルームヒルダ(=ケリー・ワシントン)を助けるため、黒人デスマッチに凝るカルヴィン・J・キャンディ(=レオナルド・ディカプリオ)へと向かうが

タランティーノのマカロニ・ウェスタン風西部劇
2時間45分の長尺だが、細かい伏線は張られておらず、スパスパとエピソードが片付いていくので、テレビシリーズを連続で視聴したように見通すことができた
映画の価値観も「奴隷制、ダメ絶対」と分かりやすく、ジェイミー・フォックス扮するジャンゴが奴隷商人、KKKの前身らしい覆面集団や黒人を侮辱する白人、同じ奴隷を苛める奴隷頭などを次々と処断していく
マカロニウェスタンの伝統に乗っ取ってか、残酷な描写が強調され、ジャンゴもただの正義漢ではなく、血も涙もない復讐者。娯楽性は高いが、かなりアクが強く人を選ぶだろう
あくまでジャンル映画である、ということで、黒人同士の剣闘士ばりのデスマッチがあったかなど細かい史実に関しては微妙なのだが、アメリカの自由を象徴する西部劇に奴隷制の問題を持ち込んでいる
それでも基本は、「こまけえことはいいんだよ」とぶっ放すような展開を楽しむ作品なのだ

役者の変貌ぶりに目が行く
オスカー獲りを念願とするディカプリオが、悪辣な農場主カルヴィンを演じていて、これが嵌る嵌る
『仮面の男』のルイ14世とか、以前にも悪役はあるにはあったが、どちらかというとちょい不良、悪ガキテイストが多かった
純然たる悪役が一番合っているのではないだろうか
そのカルヴィンに仕える老執事サミュエル・L・ジャクソンがやっていて、ジャンゴとヒロインを真綿に首を絞めるように追い詰めていく
『パルプ・フィクション』での颯爽としたアフロを想いだせば、20年の月日を感じてしまう
一番気に入っているシーンは、シュルツがカルヴィンに「我慢できなかった」とぶっ放すところだろうか
シュルツが我慢していれば、金払って終わったわけで、そういう展開になったのは普通に考えるとプロットのミスなわけだが、わざとそう作って登場人物に「スマンカッタ」と言わせるのはどういうことか(爆)
血なまぐさくて、死ななくていい人も死んで、全てが好きにはなれないが、作り手の映画愛は分かるから心踊らざる得ない


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