『いねむり先生』 第1巻・第2巻 能條純一

先生の本も読み直そうか

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(2013/02/19)
能條 純一

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(2013/02/19)
能條 純一

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伊集院静の小説『哭きの竜』の能條純一が漫画化したもので、「いねむり先生」とは阿佐田哲也色川武大のこと。色川はナレコレプシー(睡眠障害)の持病を持っていて、麻雀の途中で寝てしまうこともあったという
女優の妻と死に別れ荒れた生活を送っていたサブローは、「いねむり先生」と知り合うことで、麻雀や競輪旅行を興じるうちに、先生の優しさと苦しみに触れて孤独が癒され、自分を立て直していく。そういう物語のようだ(小説は未読)
漫画では実名そのものではないものの、ミュージシャンの井ノ本(井上陽水)漫画家のクロちゃん(黒鉄ヒロシ)とかモデルの有名人が分かる形で登場し、故人の交友関係の広さを偲ばせる

未読ゆえなんともいえないが、小説が私小説的だと仮定すると、おそらく漫画にはサブロー視点以外の箇所が多く追加されているのではないだろうか
サブローと口論した編集者が原稿を持ち帰る電車の中で、先生の文章に落涙する場面は漫画ならではだろう(小説であったらすいません!)
「いねむり先生」とサブローの持っている苦しみは違う。同じ人生を歩んでいるわけではないから、当然のように違う
しかし、人に分からぬ苦しみを抱えている点では同じで、持病を抱えながら人に愛されている先生は、サブローにとって眩しい先達だろう
先生はいかに自分の苦しみを凌いできたのか。誰しもが人と共有し難い苦しみが持つとしても、その哲学は生きるヒントになるに違いない


次巻 『いねむり先生』 第3巻・第4巻

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(2013/08/21)
伊集院 静

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