『軍靴のバルツァー』 第1巻 中島三千恒

ドイツ版「坂の上の雲」?

軍靴のバルツァー 1 (BUNCH COMICS)軍靴のバルツァー 1 (BUNCH COMICS)
(2011/07/08)
中島 三千恒

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ネットで名前を聞くのでちょいと
架空のヨーロッパを舞台に19世紀の戦争を描いた漫画で、主人公バルツァー少佐プロイセンをモデルにしたヴァイセン公国から派遣された士官で、小国であるバーゼルラントの軍制改革にあたる
プロイセンがドイツ統一を目指して動き出す、普墺戦争(1866年)から普仏戦争(1870年)が作品の対象年代のようで、日本においてちょうど幕末、明治維新と同時期だ
銃の技術史においては、鉄砲の先からこめる前装式(先込め)から尾部から込める後装式(後込め)に変わっていく過渡期で、作中でもボルトアクション式ライフルフリントロック式マスケット銃の対抗戦が描かれている
前装式は立って射撃準備しないといけないのに対し、後装式は伏せて敵を待ち構えることができた
ちょうど、大河ドラマ『八重の桜』と内容が重なるので、比較して読んでいくと面白そうだ

漫画そのものは、ガンダム漫画風というか、それほどシリアスではない
主人公が来た初日に、大砲演習の抗議にきた集団のあとをつけて追跡しだすとか、とある士官のしごきを咎めたら王族で囚人同士の演習に発展するとか、ノリ重視の展開が目立つ
あまり、史実にこだわらないという宣言にも見えて、おかげで気楽に付き合えそうだ
その一方で、祖国のヴァイセン公国に「軍国」という言葉があてはめれられ、「非常時において人格を切り離し、理に従う この思考こそ軍国の訓育の要」という台詞があるように、銃と戦術が発展していく先にどういう地獄が待っているかを見通そうという姿勢がある
この漫画なら「丘の向こう」が見えるかもよ


次巻 『軍靴のバルツァー』 第2巻

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(2012/04/06)
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