【DVD】『スウィーニー・トッド』

デップとバートンの名コンビ

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [DVD]スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 [DVD]
(2009/06/10)
ジョニー・デップヘレナ・ボナム=カーター

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無実の罪で終身刑の判決を受けた理髪師ベンジャミン・バーカー(=ジョニー・デップ)は、船乗りの青年アンソニー(=ジェイミー・キャンベル・バウアー)に拾われ15年ぶりにロンドンの地につく
以前自分の店があった場所に行くと、空き家で元大家のパイ屋ミセス・ラヴェット(=ヘレナ・ボナム・カーター)と再会。ラヴェットに妻子のことを聞いたベンジャミンは、全てを奪ったターピン判事(=アラン・リックマン)に復讐を誓い、“スウィーニー・トッド”となる
単純な復讐劇ではない。ミセス・ラヴェットがなかなかのキワモノで、復讐だけが望みだったトッドを猟奇的なビジネスに引き込んでしまうのだ
とはいえ、ラヴェットやトッドにも愛や人情は残っていて、ラヴェットが引き取った孤児トビーやトッドの娘ジョアナとの絡みは情感がある。奇妙な泣きのドラマがあるのだ
ラストでは衝撃の事実が明らかになり、全ての伏線が収まって幕
なんて悪魔的悲劇なのだろうか!
これは、圧倒されたな・・・

ティム・バートンの作品だけあって冒頭から凝っている。最初の血も滴る歯車は軽い伏線になっていて、ただのイメージに終わっていない
本編も実写、特撮、CGがバランスよく織り交ぜていて19世紀のロンドンを舞台に奇怪な世界を構築している。それはイギリス文学に出てくる貧民窟そのもので、ちゃんとゴキブリやネズミがあたりを走っている!
見る時に注意して欲しいのは、バートンの作品ながら、後半に行くほど流血とスプラッタなシーンが多いこと。特にラストの10分は言葉も出ない展開と映像が出てくるので、結構な覚悟がいると思う
個人的には衝撃的だったが、露悪的な見せ方ではないので不快感は感じなかった。『アポカリプト』ように挑発的でなく、変な言い方だが品のある見せ方なのだ
バートンの作品はほんと完成度が高い


スウィーニー・トッド自体は元々イギリスの怪奇小説に書かれ続けた架空の殺人鬼だそうで、映画のストーリーもそこからそのまま題材をとられている。同じような筋でいろんな人が書き続けたらしい
ただ架空とはいえ、トッドを最初に載せた作家が実際の事件から着想を得るタイプの人だったので、モデルはいたという説も
さすがに人肉を使ってホニャララする部分は、都市伝説のようだ。昔まずいハンバーガーが出てくると、ミミズを使っているという噂が出たのと同じか





そうそう、書き忘れていた。これはミュージカル映画なんだ(笑)
手短に設定を説明したり、心情を思い切り訴えたりとしていて、歌の部分を便利な使い方しているという印象
内面を歌わせているところは、どこまで相手に言っているのか、心の内に留めているのか分かりにくいけど、ミュージカル調だとなぜか気にならず先に進める
ミュージカル映画は大らかなジャンルなのだ
役者さんたちは初ミュージカルな人が多いらしいけど、違和感なし。アンソニー役の人は特にキーが高く美声だった
デップは元ミュージシャンだし、手堅くまとめたというところかな
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