【DVD】『座頭市千両首』

久方ぶりの座頭市。Tカードの更新を怠けて借りそびれていたのだ
半額の時に借りたかったが、今年に入って半額の日が少ない気がする
クラシックDVDを100円で借りられるキャンペーンがあったけど、その手のDVDは250円で買えたりするしなあ

座頭市千両首 [DVD]座頭市千両首 [DVD]
(2003/09/18)
勝新太郎若山富三郎

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(=勝新太郎)は3年前に斬った男、吉蔵の墓参りに訪れる。その道程を馬で運んでもらうのだが、その女馬子(=坪内ミキ子)が吉蔵の身内だった。折しも市は代官への上納金の千両箱が強奪される事件に巻き込まれ、彼女は吉蔵の仇討ちとばかりに市が関係していると吹聴する。国定忠治(=島田正吾)と市を疑う農民たちに、市は忠治を直接質しに行くが・・・

貧困にあえぐ農民に、悪代官、ヤクザ上がりの十手持ち、凄腕の用心棒とネタそのものは普通の時代劇にだいぶ近い
が、ヒーローのはずの市はヤクザで盲人。簡単に人の間へ入っていけないのだ

本作の見せ場は、勝新の実兄若山富三郎(大映時代の城健三郎名義)との兄弟対決だ
若山演じるヤクザの用心棒仙場十四郎は、長すぎる鞭と居合い抜きの達人。キャラクターもニコニコしながら農民を斬っていくとんでもない悪党なのだ
まさかお兄ちゃんがこんな悪役を演じるとは思わなかったや(笑)
ステロタイプで終わらせないのはさすがで、人を物のように斬る、頭のネジがどこか外れたようなところがちゃんと表現されている
市と間逆なキャラクターになっていて、弟を完全に立てることに徹した演技でもあるのだ
この若山富三郎凄いよ!さすが勝新のお兄さん!

4作目もそうだったが、なにぶん時間が短い
そのため、大きく広げた風呂敷を畳むために強引な展開が目立つ。市が斬って斬って斬りまくって片を付けてしまうのだ
舞台風の凝った冒頭おどろおどろしい音楽は気に入っていただけに、後半のプログラムピクチャーな作りは残念だった
最後の兄弟対決もここでスタントと変わったなはっきり分かってしまうカットが残っていたりして、雑なところが目立つ
『千両箱』が公開された1964年は、他にも『あばれ凧』『血笑旅』『関所破り』の三本の座頭市シリーズが公開されている。年4本撮るという過密スケジュールが雑な作品にしてしまったのは間違いないだろう
とはいうものの、ラストはいつもの泣かせる展開でキレイに締め。笑いも泣きも押さえた娯楽作品にはなっている


次作 【DVD】『座頭市あばれ凧』
前作 【DVD】『座頭市喧嘩旅』
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