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『彼岸島』 第1巻 松本光司

「みんな、丸太は持ったな!」
この一世を風靡(?)したネットスラングの元ネタが、ホラー漫画『彼岸島』
ずっと続いているイメージを持っていたけど、2002年から始まった「週刊ヤングマガジン」の連載が、2010年8月から最終章に入り、2014年7月合計49巻をもって完結していた
アニメはおろか、テレビドラマ、映画にもなっていて、世間的にも知られる作品になったようだ




第1巻の冒頭から丸太を持った男がいるぅ!(爆
2年前に行方不明となった宮本篤は、謎の島で吸血鬼と戦っていた。その島にいる村人たちは、どういう手段を使ってか、部外者を漁村に連れ込んで、吸血鬼にしてしまうのだ
一方、篤の弟、は大学受験に成功。幼なじみのユキ、近所の魚屋の息子ケンと東京へ出ることになっていた。しかし、謎の女性を介抱したことから、彼も島へ誘われることになって……

最初から杭ならぬ丸太で戦う男がいて、相手が吸血鬼であることが読者に示される
ただし、実家に住む明たちは、本当に吸血鬼であると分かっておらず、徐々に異常な怪物を相手にしていると知る展開
お話だけはホラーなのだが、絵柄、演出はというと、完全にコメディタッチ時代遅れのヤンキー然としたケンに、悶々として裸のヒロインを妄想すると、80年代後半の地方都市での青春が描かれている
携帯もなく、連絡に電話ボックスを使うところなど、作者が送ったであろう年代がそのまま作品世界に舞い降りたかのようだ


いかに青年誌といえど、ここまで露骨にボッキを促して来ようと思わなかったが(笑)。漫画を読む年齢層が広がっても、対象年齢のベースは変わらないらしい
2巻まとめて、書こうと思ったけど、なんかお腹いっぱいになってしまったので、ひとまずこの辺で




篤役が鈴木亮平とか


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