【DVD】『鷲は舞いおりた』

チャーチル暗殺は何度か企てられたらしいが

鷲は舞いおりた [DVD]鷲は舞いおりた [DVD]
(2001/04/27)
マイケル・ケインドナルド・サザーランド

商品詳細を見る


1943年秋、ムッソリーニの救出に気を良くしたヒトラーたちが降下猟兵部隊に「チャーチル誘拐作戦」を命じた。余りに無謀で無意味な作戦に最初は研究止まりだったものが、偶然チャーチルが田舎で休暇を過ごすという情報が入り、作戦立案者ラドル大佐(=ロバート・デュヴァル)は軍人生命を賭けて作戦を本格化させた。現地に通じたスパイが必要なため、ベルリンに亡命していたIRAのメンバーデブリン(=ドナルド・サザーランド)を潜入させる・・・
昔のヨーロッパの映画のせいか、重厚でスローテンポ。最近の映画に慣れるとちとタルく感じしてしまう。しかも地味過ぎるので、見ている間に眠気を覚えてしまった。とにかくテンポにメリハリがない
本物っぽい雰囲気のわりに、使われる言葉は英語ばかり。ドイツ語ぽいイントネーションで喋ったり、挨拶だけ「ヤー」「ハイルヒトラー」とか言うのもかえっておかしい。ドイツ将校が英語で会話という時点でかなりガッカリだったなあ

この作戦はもともとふざけ話から出たであり、成功の見込みは全くないものだ
作戦に参加する隊員たちには志願せざる得ない事情があるのだが、隊長クルト・シュタイナー(=マイケル・ケイン)とともに戦士として生を全うしたいという願望からでもある。それは開戦から数年間、共に死地を乗り越えてきたからこその仲間意識なのだが、救いがたい熱情にも思えてしまう
戦争が生み出した、危険な友愛と罪つくりな“誇り”。シュタイナーは賢明な人物で、それを充分自覚してはいるのだが・・・
ラストのオチも喜劇的な悲劇であり、人間の深い業を感じさせる

原作はジャック・ヒギンズの『鷲は舞い降りた』で、この作品で作家としての地位を固めたと言われるほどの名作らしい。wikiを見る限りでも、登場人物の設定にも深い歴史的背景があって、イギリスの帝国主義に対する批判が隠されたもう一つのテーマのようだ
アイルランドの話は出てくるものの、映画では上手く取り込めなかったようだ。特にラドル大佐は映画だと何でこんな作戦を部下にさせたのか、脈絡を得ずヒドい人に見えてしまった
これは原作を読んでみないと。イギリスの小説はディケンズとドイルとSFしか読んだことがない。ちょっと、ブックオフで探してみようかな
ドナルド・サザーランドは、『24』キーファーのお父さん。この時代じゃ、若くて男前。カコいい

監督が『大脱走』の人であることにやっと気づいた。なんでアレを作った監督が、こんな流れが緩い映画を作ったのか。どうも分からないなあ
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
SF (24)
RSSリンクの表示
リンク
FC2 Blog Ranking
ランキング
アクセスアップ!?
検索フォーム
はてな
この日記のはてなブックマーク数
タグランキング

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。