【DVD】『仁義なき戦い 広島死闘編』

あれが千葉真一だったとは


仁義なき戦い 広島死闘篇 [DVD]
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2013-11-01)
売り上げランキング: 34,339


昭和25年、山中正治(=北大路欣也)は賭場で暴れ回り刑務所に入ったが、そこで広能昌三(=菅原文太)と知り合う。出所した山中は、上原靖子(=梶芽衣子)の店で大友組の者と揉めて、村岡組の組長・村岡常夫(=名和宏)と杯を交わす。やがて靖子に惚れて関係を持つ山中だったが、彼女は特攻隊員の未亡人という立場で正式には結婚できない。その微妙な関係に目をつけた村岡組長は、組のヒットマンとして山中を動かしていく……

『仁義なき戦い』のシリーズ第二作
主要な戦場は呉から、広島市へと移る。前作の主人公、広能昌三は抗争に脇から巻き込まれる狂言回しであり、主役は「殺人鬼」の異名をとったヒットマンがモデルの山中正治と、小勢ながら広島を恐怖に陥れた博徒大友組の大友勝利(=千葉真一)である
老獪な村岡組長に転がされる山中と対照的に、グラサンにパンチパーマと派手派手に飾る大友は、親も大勢力も警察も恐れない狂犬。その一党は西部劇に登場しそうな愚連隊であり、野望と欲望のままに突き進んでいく
これが現実におこった抗争をモデルにしているというのだから、驚きである

ヤクザの源流は博打系とテキヤ系に分かれるが、作中では村岡組が博打大友組がテキヤで住み分けていた
村岡組は組長を競輪場の理事とし、その警備の利権を得たことで力を増し、蜜月だった大友組との格差が拡大。実の親に絶縁された大友勝利は、時盛勘市(=遠藤辰夫)の跡目を引き継ぐことで賭博大友組を結成して、博打のシマを持つことで、村岡組と競合関係になった
これが抗争の引き金となるが、昭和も30年に入り闇市が姿を消していくと、警察権力が整ってヤクザの力を借りる必要がなくなり、厳しい取り締まりが始まる
無期懲役から脱走した山中に村岡組長も、以前にはない追求を受けてしまうのであった
物語のラストは、前作のテンドンのようにお葬式。祭壇の近くで開かれる賭場で、山守組長(=金子信雄)が広能に聞こえるように、山中を孝行息子と褒め称える
『仁義なき戦い』シリーズは子殺しの物語なのだ


前作 【DVD】『仁義なき戦い』
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カテゴリ
SF (25)
RSSリンクの表示
リンク
FC2 Blog Ranking
ランキング
アクセスアップ!?
検索フォーム
はてな
この日記のはてなブックマーク数
タグランキング

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。