『多重人格探偵サイコ』 第15巻・第16巻

ガクソ、意外に戦闘力なし?


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第15巻。鬼干潟首相が入院していた病院は、警察の対テロ部隊に包囲されていた。しかし、西園弖虎のなかの雨宮一彦を確保したい伊園若女は、部隊内の実験体に騒動を起こさせ、別にヤクザや院長といった実験体を迫らせる。笹山が頼まれた犬山犬彦によって、弖虎はかろうじて脱出できたのであった

右翼の大物・清水義秋と笹山の話は続く。清水の推測では、若女は人間にある二つの衝動「生」と「死」のうち、「死」だけに異常に偏った存在であり、ガクソやアメリカ、日本政府を利用して世界中に「死」を蔓延させようとしている。もはや、誰にも若女は止められず、「人間という種の天敵」とまで言う
それを止められるのは、ルーシー等の予言に翻弄されずやるべきことをやること弖虎が雨宮一彦を生かしたいという「生」の衝動のみが、若女に対抗しうるのだ
が、その清水老人自身の「やるべきこと」が、駐日アメリカ大使となった御恵てうに特攻テロすることであり、まさに「死」の衝動で……


第16巻。笹山は清水から雨宮一彦のスペアの居場所を京都だと知らされ、脱出した犬山犬彦と弖虎も京都へ向かう。その途中、犬彦のもとへ伊園若女が姿を現す。ルーシー・モノストーンが日本に隠し子を残しており、それが犬彦だというのだ
ガクソの施設に戻った若女は、てうを失って悲しむ全一を取り込み、ガクソの強襲部隊ともに京都へ送り込むのだった

若女が犬彦の居場所を把握しているのが謎で、ならば弖虎の捕獲を邪魔した彼を防ぐことができそうなものだ。彼女は合理性の超人ではなく、若女に目覚めたあとも多重人格の狂人なのだ……とでも解釈しなければならない(苦笑)
清水の自動車事故で爆発した御恵てうが、焼死体となりながら生きている(ガクソ脅威の科学力!)というのが一番のホラーで、若女は念入りに硫酸をかけて溶かしてしまう。密室で硫酸を使用して若女が平然としている(ガスが拡散した様子がない!)とか、同じくガクソ秘伝の再生能力を持つ全一がてうの生存を諦めているとか、アラ(?)も少なくないのだが、怒涛の展開と絵の勢いで引き込まれてしまう


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