『進撃の巨人』 第13巻・第14巻 諫山創

今回は急転直下、調査旅団の矛先が現王家へ!!


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第13巻。エレンを奪還する作戦は、エルヴィン団長が片腕を失った他、調査旅団に多大なる犠牲をもたらした。巨人化する人間の存在ラルゴ村の巨人たちの一件から、人を食らう巨人たちが元は人間だったと判明。怜悧なリヴァイ隊長すら、自身が人間を殺しまわっていたことに衝撃を受ける
アルミンの提案でエレンの巨人化を生かして、ウォール・マリアの穴を塞ぐ作戦が立案されるが、そう簡単に壁を埋める硬質の物質が生成されず挫折するのだった
本巻から巨人と対決する調査旅団と、壁内の秩序を守ろうとする憲兵隊の対立が表面化し、リヴァイたちは王政の打倒まで視野にいれるのであった


第14巻。クリスタことヒストリア・レイスを担いでのクーデターに動き出した調査旅団。現王家を支える者たちは、その権益を守るために民衆を切り捨てるほど腐敗しており、隠れている真の王家であるレイス家の女王を誕生させることで体制を一新しようというのだ
エレン、クレスタの輸送を仕切るリープス商会を掌握したが、第一憲兵隊が介入してその会長を暗殺。その罪を調査旅団へと着せる。さらに旅団に対して銃を装備する対人立体機動装備した精鋭を送り込み、それを率いるのはリヴァイ隊長と因縁深い殺人鬼・アッカーマンなのだった
多大な犠牲を出しつつも、クーデター計画は完全な失敗! 旅団の行方も都市の未来も絶望的になるラストで、いよいよ物語も熱くなってきた


今回は両巻とも巨人がエレンの実験でしか現れず、人間対人間の陰鬱な内戦が始まった。憲兵隊がウォール教の秘密をもらしたニック司教を撲殺すれば(なんで拷問係と調査する人間が一緒なのかはさておき)、報復もかねてその憲兵たちをメガネっ子のハンジが爪を剥いでしまうというエグい場面も描かれる
調査旅団全体が完全に一線を越えてしまっていて、少年少女たちは強制的に汚い大人の世界へ踏み込んでしまうのだ
ひとつ気になったのは、リヴァイ隊長がヒストリアに女王への即位を強いる場面だ。ノブレスオブリージュを説くのに、ヤクザ的な脅しで済むわけはない。ただの人形が担ぐだけで、臣民の指示を得て壁の回復に成功できるのか。隊長に汚れ役をさせるにしても、誰かフォローを入れて彼女に自覚を抱かせてほしいところであった


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