【映画】『オリエント急行殺人事件』

年末年始は観たい映画が多い


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エルサレムで聖遺物の盗難事件を解決したエルキュール・ポアロ(=ケネス・ブラナー)は、休暇のつもりでイスタンブール発のオリエント急行に乗る。そこには、成り上がりの骨董商ラチェット(=ジョニー・デップ)、犬を連れるドラゴミロフ公爵夫人(=ジュディ・デンチ)、バグダッドで家庭教師をしていたメアリ・デブナム(=デイジー・リドリー)元ダンサーの嫁(=ルーシー・ボイントン)と一緒のアンドレニ伯爵(=セルゲイ・ポルーニン)、キューバ系の実業家マルケス(=マヌエル・ガルシア・ルルフォ)など様々な出自の人たちが豪華客車に乗り合わせていた。ポアロは脅迫状が送られたラチェットから護衛を依頼されるが、拒否した次の日、ラチェットが滅多刺しの遺体で発見される

ミステリー史に残る作品なので、筋を覚えている人も多いことだろう
ポワロ好きの家族、というか一族に囲まれて育った管理人も展開をだいたい覚えていたのだが、それでも充分に楽しめた。イスタンブールから発車し、中欧の雪山を駆ける蒸気機関車とその絶景は目を見張るし、豪華キャストの名演にうっとりさせられる
監督も兼ねるケネス・ブラナーのポワロは、髭が鋭角に尖っている。曲線の髭のデヴィッド・スーシェと違い、善悪の裁定にこだわって怒るときはブルドックのように吠える!
びしびしと謎を捌く戦闘的なスタイルで、テレビシリーズとはまた違ったポワロ像が打ち立てられている

管理人の灰色の脳細胞が正しければ、1974年の作品(イギリス映画)とはポワロと容疑者たちとの距離感がかなり違う
1974年版では、ポワロが最終的な推理を容疑者たちにまくし立てるが、それに対して容疑者たちはまったく揺るがない。「殺し屋が列車に入り込んで、すぐさま脱出していった」という第二の仮説のほうを押し出して、傲然と列車を後にした
正しい推理ができても、完全犯罪を崩せないという後味の悪いラストだったのだ(だが、それがよくもある)
それが本作では、火曜サスペンス劇場のようにポワロが容疑者たちの罪悪感を掻き立てて、人によっては泣かせてしまう。殺人者を殺した殺人を、あくまで罪として扱う裁判官なのだ
その上で「今さら、彼らを警察に渡しても仕方ない」と許す。世界の大衆を納得させるベタな場面を盛り込んだことで、結果的に普通の日本人にも見やすい作品になったろうか

ラストには、ポワロにエジプトでの殺人事件解決の依頼が入る。次回作は『ナイル殺人事件』確定!?


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1974年版
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