『3月のライオン』 第13巻

二階堂の宿命


3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)
白泉社 (2017-09-29)
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13巻では、順位戦の谷間に設けられた東陽オープンにおいて、宗谷名人との対局に燃える二階堂晴信に焦点が当たる
憧れの宗谷と対戦に興奮する二階堂に、嫉妬と羨望の眼で見守る零をはじめとする棋士たち。宗谷は二階堂得意の角替りに誘導し、相手の全力を受け止めようとする
二人の噛み合う将棋は入玉が絡む終盤にまで白熱するが、二階堂に勝機が訪れた矢先に動きを止めてしまう。「お前、今勝ってんだぞ!」と思わず零
異変に気付いた宗谷は二階堂をはたいてみせるが、そのまま倒れてしまうのであった
村山聖をモデルにしているとはいえ、どこまで合わせるかは気になるところだが、その後の滑川の述懐では、倒れる様と「死」を重ね合わせていて……

今回は零本人はさておいて、他の登場人物にそれぞれ章立てされている
あかりを巡る林田と島田の後日談、「死神」滑川七段と葬儀屋を継いだ弟との話、後藤九段との別れを感じる香子の述懐であり、どれも余韻を残す名編である
特に香子の話は、零への当てつけを反省するものであり、いわば彼女と零のエピソードに静かに終止符を打つような内容であった。香子は作品の中で数少ない‟劇薬であり、できれば本編で零と絡んでその境地に至って欲しかったし、一章で済ますのは勿体なかった。その分、二階堂など他の登場人物に紙数が割かれるのだろうけど
ともかくも、これで物語の方向が定まってきたと思う


前巻 『3月のライオン』 第12巻
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