【DVD】『ロード・オブ・ウォー』

先日、家族で京都鉄道博物館へ
そのうち、記事にします


ロード・オブ・ウォー [DVD]
日活 (2006-06-09)
売り上げランキング: 17,130


ユーリ・オルロフ(=ニコラス・ケイジ)は、ロシアからの亡命者が集うリトル・オデッサで育ったウクライナ系移民の子。ロシア・マフィアの構想に衝撃を受けたユーリは、父がユダヤ教に改宗したことからイスラエル関係者に接し、その優秀なUZI機関銃の売買を始める。実弟のヴィクター(=ジュレッド・レト)を引き込んで武器商人としての階段を登り続けるが、インターポールのジャック・バレンタイン(=イーサン・ホーク)がその後を追っていた

ドキュメントのような淡々とした映画だった
全編に渡ってニコラス・ケイジの回想が入り、時系列的にユーリ・オルロフの半生を追うシンプルな構成。追われる武器商人の視点しかなく、敵役のインターポールは微妙な比重でしか描かれないし、対決する場面も山場にしても盛り上がらない
パートナーである弟も薬物中毒の治療で中盤をまるまる抜けてしまうので、信頼できる相棒というよりお荷物にしか思えない
ドラマとして全体を通した一貫性の無さやテンポの悪さもあいまって、映画そのものが面白くないのだ。たとえ、ほぼノンフィクションに近く、啓蒙目的の作品だとしても頂けない。興行的に苦戦するのも止むなしだろう

作中のユーリは、父親がユダヤ教に入信した関係から、イスラエル製の武器輸入を手がけるが、軌道に載ったのは冷戦終結後
冷戦時代には、シメオン・ワイズ(=イアン・ホルム)のような各国の高官と交際できる特権階級のものだった武器市場が、冷戦終結による秩序の崩壊でユーリのようなちゃちな密売人にも参入できてしまった
ユーリは叔父であるヴォルロフ少将を通じて、ウクライナに駐留する旧ソ連軍の武器を格安で購入して、高まる民族紛争の現場に流し続けた
その中には、リベリアの独裁者アンドレイ・バプティスト(=イーモン・ウォーカー)のような冷酷非道な暴君もいて、ユーリが迷走するように武器商人の性質も変わっていく
バプティスト大統領とユーリの間でかわされた「ロード・オブ・ウォー」という言葉は、文字通り「戦争の支配者」という意味であり、作品のオチでアメリカを始めとするイギリス、フランス、ロシア、中国の常任理事国が最大の武器輸出国で、紛争の黒幕であることが語られる
しっかり作って、みんなに観てもらいたかったテーマの作品である
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