『単複論』 境和樹

相手を考えるのも楽しいんだけど


単複論! (競馬最強のハンドブック)
境 和樹
ベストセラーズ
売り上げランキング: 54,739


最近、競馬の成績が急降下なので、馬券作戦を見直そうと購入した
本書では血統から導き出した「非常識馬券」で、東スポ、『最強の法則』に連載を持つ著者が、単勝・複勝を中心とする馬券で穴馬券を的中する方法を提唱している
誌上プロは三連複、三連単といった券種を使って万馬券をアピールしがちだが、著者はもっとも当てやすい複勝で勝負する。単勝はあくまでボーナスとして買い、複勝のみでも充分儲けが出る賭け方をするのだ
穴馬の見つけ方としては、種牡馬、繁殖の父(いわゆる母父)のみならず、種牡馬の母父までも辿り、コース適性とその日の馬場に合う馬を探す。単に能力判断だけでは、みんなに評価される人気馬が浮上しがちなので、馬が活躍する前に隠れ適性馬を見つけようというわけだ
本書では、父母父まで遡ることで血統の特徴を掴み(著者は「内包」と表現する)、同じサンデーの血統でもその傾向の違いを説明している。それほど深く突っ込んでいるわけでもなく、ダビスタにはまった人なら容易に飛びつける手法だろう

なぜ著者は単複馬券を推すのか?
控除率が低いこともさることながら(単複20%、その他は25%)、相手を考える必要がない点だ
三連単の大万馬券などが出たときは、「誰やねん」といいたくなるような予想できない人気薄が突っ込んでいる。後半の鼎談で出てくる「政治騎手」のヒノ氏も、百万馬券を獲るために三連単の総流しも辞さない
もし複勝ならば、予想しがたい人気薄が突っ込もうと心配ないし、むしろ確定オッズを押し上げる要因となる。大歓迎なのだ
相手のある馬券だと的中しても、他の買い目は自動的に死に馬券となるが、単複は一頭ずつ買うなら無駄な馬券が生じにくいので、回収率の点でもヒケをとらない
ただプロ予想家同士の鼎談では、単複で高配当がとれるなら、三連単・三連複を組み合わせれば、より高い回収率を上げられるのではないか、と指摘されている。もっとも前述のヒノ氏などは、三連単で90点~200点も買う人なので、一レース数千円台の一般人には迂遠な話だろう

著者の買い方はいかなるレースでも、単勝2000円、複勝4000円で勝負する。水上学氏からは、買い方を固定するのもいいけれど、固執しぎると買えるレースが減るのではとも
ただ実践的には、ある程度買い方を決めていないと、レース直前に迷って馬券を買えないケースもでてくる。こういうレースならこれでいくと、自分なりのパターンを決めてしまうことも大事だ
管理人個人にとっては、買えるオッズの境目が分かったことが本書の収穫。著者の場合、単勝と複勝の比率が2:4で、複勝オッズの下限は“2.5倍。6000円の馬券で複勝的中なら、10000円の払い戻しになることが最低限となる
普通の競馬攻略本だと、ここまで具体的に書いてくれることがないので助かった


関連記事 『馬券術 政治騎手』
(この一行は、各記事の最後に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カテゴリ
SF (22)
RSSリンクの表示
リンク
FC2 Blog Ranking
ランキング
アクセスアップ!?
検索フォーム
はてな
この日記のはてなブックマーク数
タグランキング

サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。