『真田太平記 (四) 甲賀問答』 池波正太郎

大河だと、お江役は遙くらら。草刈正雄があさイチに出てたときにビデオ出演してた


真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社
売り上げランキング: 11,321


天下統一が成った後、豊臣秀吉は明朝の征服に乗り出した。真田家は秀吉の近侍として仕える幸村の運動もあり、名護屋城での滞在組に配属される。秀吉の天下統一に協力してきた甲賀の山中内匠秀俊は、この無謀な戦いに将来への不安を感じ、同じ山中一族の首長・大和守俊房とともに、徳川家の天下に貢献することを誓う。真田家の忍びを仕切る壷谷又五郎もまた、天下の先行きを案じて、甲賀の動きを探ろうとお江などの手練の忍者を派遣。甲賀と真田の熾烈な闇の戦いが始まった

第4巻は史実の進行としては、朝鮮出兵の文禄の役までしか進まない
しかし裏の世界では、真田忍び畿内に忍びの拠点を作るともに、甲賀の動きを偵察したことから壮絶な戦いが始まる
真田忍びのエースであるお江は、父・馬杉市蔵が山中家の命に背いて武田に残った因縁から、猫田与助をはじめとする甲賀忍者に付け狙われる。山中忍びの頭領・大和守から生け捕りの指令が下り、彼女は獅子奮迅の戦いを見せるが、ついには……
その後、意外な人物に救われて、なおかつチョメチョメな関係になってしまうとか、彼女には作者のエロ魂が惜しげなく投入されている
昌幸も信幸も幸村も又五郎も、みんな彼女が好きであり、真田太平記のスーパーヒロインなのである

そのほか、名胡桃城の亡き城主・鈴木主水の子息である鈴木右近が出奔の果てに、柳生石舟斎の四男・五郎右衛門に入門するなどの興味深い展開が。他の作品で徳川家の闇の部隊として活躍する柳生一族と、甲賀・真田がどう関わるのだろう
朝鮮出兵に関しては、真田家視点なのでほぼ肥前・名護屋周辺しか描かれない。大政所の死に際して秀吉が大泣きするところなど「こんな武将を見たことがない」と作者が急に顔を出すのだが(苦笑)、自分で創作した場面と史実から引き写した場面の文体、テンションの違いが少し気になった。その場面をあえて抜き出したのは、作者なのに


次巻 『真田太平記 (五) 秀頼誕生』
前巻 『真田太平記 (三) 上田攻め』
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