【BD】『フライト』

冒頭の全裸にどっきり!


フライト [Blu-ray]
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ジェット機の機長ウィップ・ウェトカー(=デンゼル・ワシントン)は、フライトの前夜に恋人のトリーナ(=ナディーン・ベラスケス)と飲み明かし、熱い一夜を送った。出勤前に酔いを醒まそうとコカインを決め、機内でもウォッカを二本空けてしまう。しかし、飛行機は乱気流に巻き込まれ、機体はコントロールを失う。ウェトカーは神がかり的な操縦で不時着させるが、CAを務めたトリーナ他、死者6人の大惨事となってしまった。当初は英雄と見なされたウェトカーだが、入院中の検査でアルコールとコカインの陽性反応が出てしまい……

う~ん、二兎を追って一兎も得ずだろうか
飛行機事故とその検証と、個人のアルコールや薬物中毒という二つのテーマを追いかけていて、消化不良気味なのだ
飛行機事故のほうでは、客観的な原因究明より英雄や悪者探しを奔走するメディアや大衆が描かれるが、ウェトカーはメディアを避けるので英雄として崇められる場面がなく、転落のドラマが物足りない
むしろアルコール中毒のほうで、事故後に反省して禁酒と飲酒を繰り返し、人生の悔恨に荒れる様に目を奪われる。同じアル中・ヤク中のニコル(=ケリー・ライリー)がウェトカーと出会ったことで立ち直るのとは、対照的である
クライマックスも機内のウォッカを死んだ恋人に押し付けるか、の選択を迫られ、飛行機事故とアルコール中毒が交わる筋にはなっているものの、ラストに刑務所へ面会に来るのは、喧嘩別れした息子! そこはニコルでないだろうか
「悪魔を憐れむ詩」をかけて現れる売人(=ジョン・グッドマン)が浮いてたり、せっかくいい素材が揃っているのに、整理しそこねて視聴者からは見にくくなってしまった。そんな惜しい作品なのだ

映画の飛行機事故のモデルとなっているのは、アラスカ航空261便墜落事故(2000年1月31日)と言われている
水平尾翼の異常による急降下、原因が尾翼部分のネジ交換を怠ったためにねじ山がなくなったこと、背面飛行を行ったことなど共通点が多い
しかし、乗客の命を救った英雄というと、もう一つの事故を思い出す
ハドソン川に不時着し乗客全員が無事だったUSエアウェイズ1549便不時着水事故(2009年1月15日)である
この一件は「ハドソン川の奇跡」と言われ、機長のサレンバーガーは大統領の就任式にも呼ばれた
もっともこちらの英雄は、2010年に無事、退職している

*2016年9月24日公開の映画では、その「ハドソン川の奇跡」が題材になっている。不時着させた判断が間違っていたのではないか、という指摘があり、英雄から一転、不信の目で見られてしまっているようだ
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