【DVD】『ザ・フューリー 烈火の戦場』

ブラピはどこ?


ザ・フューリー ~烈火の戦場~ [DVD]
アメイジングD.C. (2014-12-03)
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1945年6月。ヒトラーの死後、ナチスドイツは散発的な抵抗を続けていた。駆逐戦車ヘルキャットの部隊”報復の天使”は捕虜収容所を解放した。捕虜を後送するオーエンスはかつて戦車乗りであり、ヘルキャットを懐かしそうに触るが、戦車の隊長シムスは彼が黒人なことから毛嫌いする。その後、オーエンスは捕虜の乗るトラックをパンツァーに撃破され、イギリス人と逃亡。“報復の天使”と合流するが、そこに三台のパンツァーが迫っていた

ブラピ主演の『ヒューリー』だと思ったら、やられた(笑)
この映画の原題は『SAINTS AND SOLDERS:THE VOID』であり、しかもシリーズ3作目。邦題は完全に『ヒューリー』の便乗だったのだ。ちなみに、シリーズ前作も邦題はまったく別につけられていて、配給会社は万死に値する
便乗ゆえにB級映画のレッテルを貼られたようだが、中身はそう悪くない
キャストもマイナーで演出も地味であるものの、大戦期における軍体内での黒人差別など、戦争映画では見逃されがちなポイントをテーマとしている
「多民族を迫害する敵と戦っているが、俺たち自身は誰も守ってくれない」。主要人物のイケメンが堂々と差別表現を乱発するなど、作り方に妥協がないのだ。黒人兵士が戦場で肩を並べるようになるのは、ベトナム戦争からで、この頃にオーエンスのように戦車を触れた人間すら限られたことだろう
アクションはあるものの、飛びぬけたヒーローがおらず、極端に悪い奴も出てこない(イギリス人の敵役ぐらい)。兵士の視点に合わせた『コンバット』の延長にある作品である

『ヒューリー』に便乗しただけあって、戦車戦は迫力がある
ただし、味方の戦車は駆逐戦車M18ヘルキャット。主砲の威力は高いものの、歩兵のライフル弾も貫くほどの紙装甲で、作中ではパン箱に喩えられている
ちなみに太平洋戦線では、支援砲撃に徹していて、チハたんでも破けるほど脆弱だったようだ
それに対するは、パンツァーカンプフワーゲンⅢ。パンターでもなく、3号戦車の後期型。その運用思想により電撃戦の立役者となった戦車だが、スペック的には絶えず劣勢を強いられていた。これを狩り出せねばならないところに、第三帝国の末期感が出ている
それでも、「パン箱」のヘルキャットには充分な強敵で、正面から撃っても一発目は耐えられてしまう。しかも相手は三台いるのだ
主砲の威力だけはあるので、頭脳戦で撃破するかと思いきや、さほど活躍しない(苦笑)
一台はイギリス人が奇襲で倒し、最後の一台もオーエンスが地下からパンツァーファウストを食らわせて決着。なんとも、スペックに相応しい戦果に収まるのである
渋すぎるぜ……良くも悪くも


ブラピが出ている方→ 【BD】『フューリー』
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