【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第3話・第4話

ボルジアはボルジアの者でしか、愛せない


<第3話 兄と妹 Siblings>

枢機卿の地位を追われたルデッカは、腹いせに教皇庁の機密と財産を盗み、諸方にばらまく。カテリーナの腹心ルフィオは、ペルージャの領主バリオーニを引き込んで、漏れた教皇軍の情報から反ボルジアの同盟を集めるのだった。教皇はフランスの大使から国王の婚姻無効を相談され、関係修復の機会を得るものの、親族となるはずのナポリ王家がルクレツィアの祝宴にカテリーナを招き、不穏な動きを見せる

カテリーナ・スフォルツァは、ローマの名家他、中部イタリアの領主に、ナポリ王家をも巻き込み、ボルジア家への包囲網を作り上げた
教皇がフランスへの接近を図ったことで、その宿敵であるナポリ王家を硬化させ、交渉に出向いたチェーザレもルクレツィアを侮辱されて激怒と、状況はまったく良くならない
ルクレツィアはナポリ王家に息子ジョバンニを連れ込めないことに将来を悲観し、結婚したアルフォンソがチェーザレに疑念をもたれていることに気づいて初夜に失敗したことから、兄の寝室へ駆け込んでしまうのだった
史実のチェーザレがここまでシスコン度が高いとは思わないが、今まで積み上げられた演出からは自然な流れには見えた


<第4話 栗拾いの宴 The Banquet of Chestnuts>

追放した枢機卿の一人として、教皇の愛人であるファルネーゼの兄が財務担当に任命された。計算に強いという触れ込みだったが、ただただ真面目なだけの人。優秀の妹が兄に手を貸したことで、かえって教皇を怒らせてしまう。その一方で、ナポリ王フェルディナント2世甥のアルフォンソルクレツィアが初夜貫通しないことにクレームをつけ、立会人の前で二人がチョメチョメすることを要求する。チェーザレは屈辱をかみ締めながら、それを眺めるしかなかった

ファルネーゼの兄が登用されたのは、当時の教皇庁がネポティズム(縁故主義)に陥っていたことの象徴だろう。これはアレクサンドル6世だけに限らない
暗殺事件から疑心暗鬼なった教皇に、ファルネーゼは枢機卿だけの宴を開き、弱みを握ることを提案する。何も知らない枢機卿たちは、娼婦と酒池肉林を楽しんだ。タイトルの「栗拾いの宴」は、女性のあそこに挟まれた栗を取る遊びを意味する
そうして教会内で恐怖政治をしく一方、ヴェネツィアが要求するオスマントルコへの聖戦を口実に、商人に増税するなど、教皇の強かな手腕は健在だ

ナポリ王が強気に公開SEXを要求できたのは、カテリーナとボルジアを秤にかけられる立場だから。ラストには教皇の乱行が祟って、妻を寝取られたマントヴァ侯が公然と敵に回ってしまった
ボルジア家がフランスに近づくことで、同盟関係が大幅に書き換えられそうだ


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第5話・第6話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第1話・第2話

ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 ファイナル・シーズン(5枚組) [DVD]
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