【DVD】『ベラルーシ侵攻1942― ナチスの罠―』

謎の秘密警察アゲ

ベラルーシ侵攻1942― ナチスの罠― [DVD]ベラルーシ侵攻1942― ナチスの罠― [DVD]
(2010/07/27)
アレキサンダー・ヤコヴレフ

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1942年、ベラルーシ。ドイツ軍の侵攻が続くなか、冬の間疎開していた孤児院の院長と子供たちは、元の施設へ戻ろうとする。しかし孤児院は、ドイツ軍の占領地域。ドイツ軍の大佐は子供たちを囮に使い、パルチザンを引きずり出そうとするのだった。パルチザンへの包囲作戦を進むなか、ソビエト側もドイツ軍に諜報戦を仕掛けて…

1981年のソ連映画であり、善良な子供たちを命がけで守るソ連兵とパルチザンかなり分かりやすい構図となっていた
1時間13分とお手軽な尺で、薄い内容と思いきや、意外に娯楽性も高い
ドイツ軍側のキャラクターに味があって、大佐が子供を囮に使う作戦に寝付けず、SSとおぼしき実戦指揮官は作戦に忠実と、国防軍とSSのスタンスの違いを表現している(東ドイツへの配慮であろうか)
大佐の副官には美形のイケメンを配し、女ナチ党員も登場と華もあるのである
ストーリーも単なるパルチザンものではなく、双方が相手にスパイを送り込んでの騙しあいが展開されて、視聴者をも撹乱してくる
そして、ハリウッドに負けない爆発!
洗練されていない牧歌的なアクションシーンなものの、新冷戦時代の対抗意識が見えるソ連映画であった

何気に変わっているのが、秘密警察アゲの演出である。国策映画でも珍しいのではないだろうか
ドイツ側に「最初にロシアの孤児を保護したのは、ジェルジンスキー(GPUの父)だ」「ソ連は子供をけっして見捨てない」とまで言わせ、謀略戦では秘密警察の人間が裸一貫で乗り込んで大佐を脅し、子供たちを救おうとする
公開された1981年はブレジネフ時代末期だが、アンドロポフの力がそれだけ強くなっていたのだろうか
秘密警察は戦時でも平時でも嫌われていたろうし、我々も当時は体張って戦っていたと言い張りたかったのだろう
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