【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第16話~第18話

ついにあの作戦が姿を現わした

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(2008/08/22)
大山のぶ代、森 功至 他

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<第16話 人間爆弾の恐怖>

日本を焦土にしたガイゾックは、矛先を建物から人間に変えてきた。捕らえた人間に時限爆弾を埋め込み、集団のなかで爆発させる人間爆弾作戦を開始したのだ
そんな中、神江家の和行、きいろ神北家の公子が勝手に家を飛び出し、人間爆弾の母艦に捕まって・・・

初っ端から街中で炸裂し、人間爆弾の脅威をまざまざと見せつける
まるでイスラム過激派の自爆テロのような光景で、戦争に内外、常時と非常時の違いがなくなったことを表わしているかのようだ
3人の子どもが囚われた時、勝平は毅然と「3人を救えずに地球が救えるかと出撃する。それに救われたかのように作左衛門ら家族も協力した
富野作品では未来を背負う子どもこそが家族の中心で、それを守ることが存在理由になっている


<第17話 星が輝く時>

ガイゾックは避難キャンプを擬装した収容所に、爆弾を埋める人間を確保していた。そこから脱出した香月組のメンバーから聞いた神ファミリーは、勝平梅江ばあさんを収容所へ潜入させる
香月とその仲間たちは脱出に成功するが、すでに仲間には爆弾を埋めた跡があって・・・
「皆殺しの富野」伝説が、ここに始まる!

タイトルの「星が輝く時」“星”とは爆弾を埋め込んだ跡のことで、“輝く”とはつまりそういうことである
香月たちは最後にさらわれてしまい、爆弾が埋められた香月組の浜本は取り残されるが、神ファミリーにもそれを取り除く技術はない
浜本が勝平たちと別れる場面の演出が凝っていて、「最後ぐらい格好をつけさせてくれ」と離れつつも歩いている途中に寂しさに感極まって泣き叫ぶ、同じ爆弾を抱えた人々に引き留められる
これほど無力感を感じさせることがあるだろうか


<第18話 アキと勝平>

香月たち捕虜は海底に鎮座するバンドックに連れて去られた。そこでミチと再会し、アキに人間爆弾を埋め込まれたことを知る
一方、勝平はメガ・ブーストに襲われる船からアキを救助し、キングビアルに収容するが、時限爆弾の時が迫って・・・

まさか、こうもあっさりとガールフレンドを吹き飛ばすとは。為す術なしの一言に尽きる
爆弾を仕込まれた人間を誰であろうと助けることはできない。人と人のつながりを無慈悲に断つ、なぜこんな狂気の設定を登場させたのだろうか
機械や建物を狙うハードを壊す作戦から、人間そのものの殺傷を目的とした兵器としては、第二次大戦では都市部への焼夷弾、原爆などが思い起こせるが、人間爆弾はその先を行っている。F91のバグなんてもんじゃない
爆弾を抱えることは、いわば不治の伝染病を抱えているようなもので、孤独に死を迎えねばならない
人の狂気が臨界に達した兵器といえるだろう


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(1991/01)
佐伯 正明

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人間爆弾=桜花、なのか
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【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第13話~第15話

ついに孤立から救われる?

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(2008/08/22)
大山のぶ代、森 功至 他

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<第13話 果てしなき戦いの道>

戦いを避け東北まで疎開する香月たち。香月は戦災孤児のちい子の面倒を見ていた。彼女はザンボットの戦場で親を亡くしていたトラウマで、ロボットが怖い。それを注意された勝平は、ふてくされてザンボットを降りるが・・・
香月は勝平を無神経に思い、勝平は香月を身勝手に思う、そんな誤解がやっと晴れる回

結果論的なミスで多くの犠牲者が出て、勝平は何度と後悔と反省を繰り返す
普通のお芝居なら一発で先に進むものだが、そこは富野作品、一筋縄ではいかない
今まで思うままに駆り立ててきた気性と、それを覚めた目で振り返った時にわき上がる悔悟が交叉して、自信を無くし戦うことを止めてしまう
分かっていてもなかなか自分を建て直すことができない。これが葛藤
それでも、香月と不毛な喧嘩までさせると思わなかったが(苦笑)、絡み合ったこころを解きほぐすことの困難さが強調されている
現実はお芝居のように簡単には行かないよ、とお芝居で見せられるのが富野作品なのだ
ちい子が声を取り戻すタイミング、香月の変貌がまぶしく、シリーズ中の名編である


<第14話 スカーフよ、永遠なれ>

日本全土の焦土化を望むブッチャーは、北海道へもメガ・ブーストを差し向けてきた。静岡からはるばる札幌まで疎開していたアキは、勝平のためにスカーフを作りながらも、今までの苦難から直に会うと辛く当たってしまうのだった
彼女が作っていたスカーフは、ザンボエースにかけるもので、縮尺がおかしいと突っ込まないこと!

今回出てくるメカ・ブーストは、強いのか弱いのか分からない
口から出す溶液で、ザンボエースの脚と手を溶かすのだから、攻撃力は凄い!
しかし、それを街を壊すのに専念すしている。スペックと目的が合致しておらず、ブッチャーたちは相変わらず適当である(苦笑)
また、今回も人がたくさん死ぬのだけど、被災シーンで動いている人は2種類しかおらず、モブぶりが目立った
大人数の違うキャラクターを一気に動かすのは大変で、静止画なら群衆でもイタズラ含めてバリエーションが多くできる
どちらを要求するかは、話のテンポで決まるのだろうか


<第15話 海に消えた老将>

補給先で海水浴を楽しむ勝平たちに、国連から朗報がきた。各地で部隊が壊滅したため、遅まきながらビアル部隊を支援したいと言うのだ。輸送艦隊のジェイムス提督作左衛門の大学の同窓だったが、これからは自分の指揮下に入るように要求するのだった

国連軍、国連大学とかは、アメリカを出せないゆえの苦肉の表現のようで、ジェイムス提督の経歴に第七艦隊と出てくるから、まず間違いない
スパロボなどだと「なぜ世界が危機に陥っているはずなのに、日本だけが戦場なんだ」と疑問が生じるが(ハリウッドもそうだねえ)、外国人のキャラクターを出して積極的にかませるのが富野流
ダンバインやブレンパワードにあった国際性がここにも出ている。戦争などを扱うのに、日本だけではなく、地球大で考えなければならないのだ

しかし、ジェイムス提督の行動様式は実に日本人的
補給部隊を守るために囮を使う、ビアル部隊を温存したいのは分かるが、海上戦力を犠牲にして行なうべきなのか
レイテ湾のような悲痛さがあって、後味が悪かった
ザンボットとメガブーストの戦いなら雑でも気にならないが、艦隊を出すと違う視点で見てしまうよ


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タミヤ

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『天狗争乱』 吉村昭

元は身分の低い者が威張っているから「天狗党」

天狗争乱 (新潮文庫)天狗争乱 (新潮文庫)
(1997/06)
吉村 昭

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桜田門外の変から4年、水戸藩では門閥派と攘夷派の党争が激しさを増していた。元治元年3月、攘夷派の中でも激派と呼ばれる一党は、幕府に横浜鎖港を求め筑波山で挙兵した。これに対して水戸藩主徳川慶篤は支藩である宍戸藩主松平頼徳を派遣し、頼徳は両派の融和に乗り出す。しかし、門閥派はこの機を捉えてクーデターを起こし、幕府軍とともに攘夷派の根絶を目指すのだった

天狗党の乱というと、水戸藩中心のローカルな騒動だと思っていた
しかし、読んでみるとどうだろう、幕末で外せない一大事件じゃないか
にも関わらず、余り知られていないのは、維新の流れに合流できなかった、あるいは初期における強引な資金集めが祟って不逞浪人の烙印を押されたためだろう
この小説ではそうしたイメージに囚われず、天狗党の人々が何を考えて行動していったか、指導者層から賄いの女性までその長い旅路を描いている
9割を地味な事実で積み重ねていき、その中にハッとするドラマを紛れ込ませる。上級者仕様の歴史小説ながら、作者の真骨頂を示す白眉の一作だ

メディアで取り上げられる天狗党は、攘夷を口実に軍資金を巻き上げる不逞浪士という描かれ方が多い
初期において強引な取り立てがあったのは事実ながら、藤田東湖の四男・藤田小四郎などのリーダーたちは民心の懐柔に苦心して、行く先々で劫掠を重ねていた田中愿蔵の隊を処断している
攘夷派の中でも穏健派(鎮派)だった武田耕雲斎が合流すると、天狗党は生まれ変わる
目標を横浜鎖港の要求から、京都を預かっていた一橋慶喜への直訴へ転換し、厳しい軍律を定めて統制を強めた。対外的にも行く先々で(悪名を怖れたとしても)庶民の歓待を受け、地域によっては進んで協力する者たちもいた
天狗党の尊王攘夷思想は、世間の常識からしてもかけ離れたものではなかったのである
天狗党が行軍した経路が面白い。なんと、関東から信州を通り抜けて、美濃に入り越前に迂回して京都へあと一歩のところまで迫っているのだ
なぜ、日本のど真ん中を横断できたのか。それは関東、甲信には天狗党を止められるような勢力がなかったため
関東においても水戸35万石に匹敵する藩はなく、信州においては旗本に毛の生えた小大名ばかりで、自ら軍資金を差し出して間道を案内する始末だ
美濃でようやく、大垣藩(10万石)井伊家の彦根藩(当時28万石?)にぶち当たり、越前への死の登山を余儀なくされた
飛び地が全国にある幕府軍は鈍重で、天狗党千人を止めるのに雄藩の手を借りねばならない
天狗党を追うだけで、幕藩体制の弱点が見えてくる

果たして天狗党は、時宜をわきまえない発作的な攘夷浪士だろうか
実のところ、幕末の敗者である水戸藩と勝者である長州藩には共通点が多い
天狗党にも思想的に共鳴した農村からの参加者が多く、身分を越えた連帯があったし、長州藩も俗論派と攘夷派の争いが裏表であった
大きな違いは、やはり御三家の親藩と関ヶ原で負けた外様大名の違いで、天狗党の尊王攘夷は幕藩体制を前提せざる得なかった。それは彼らが直訴しようとした一橋慶喜自らの討伐を受けるという悲劇に直結している
この小説で一番、劇的な場面がある。薩摩藩士・中村半次郎(後の桐野利秋)が天狗党の藤田小四郎に対し、近江を中央突破するなら、薩摩が協力すると西郷の意を伝えるところだ
これは薩摩の謀略なのだが、天狗党の乱の3年後には戊辰戦争が勃発する。地理的な問題はあれど、水戸と薩長は紙一重に思えてならない続きを読む
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『王政復古―慶応3年12月9日の政変』 井上勲

今の維新は逆戻りだったりして

王政復古―慶応3年12月9日の政変 (中公新書)王政復古―慶応3年12月9日の政変 (中公新書)
(1991/08)
井上 勲

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慶応三年十二月九日、幕府が大政奉還した後に岩倉、大久保、西郷ら倒幕派によって王政復古の大号令が下された。この宮廷クーデターはいかなる経過で起き、いかなる意義を持っていたのか。朝廷を中心に幕末の政権交代に斬り込む
ペリー来航(!)から王政復古までを取り上げているので、てんこ盛りの内容だった
朝廷の周辺だけでなく、村上源氏を祖とする岩倉家の伝統御三卿の実態など他の歴史本が取り上げない、細かいところにも立ち入り、なぜ大政奉還が起こり王政復古で覆されたのか、詳細にわたって検証している
また、そうした事実の積み重ねを追うだけでなく、公武合体、大政奉還、王政復古の裏にある思想を読み取って、現代の政治にも通じる言葉で語られる
日本の過去にあった改革とは、革命とはなんなのか、この本から捉え直してもいいかもしれない

「王政復古」とは、いつの体制を復古するものなのか
幕府体制の限界は、徳川慶喜や幕臣ですら自覚していることだった
国防のために雄藩の力を借りなければならないが、幕府の役職は徳川家の家職制に端を発している。外様の島津家や毛利家を大老や老中に迎えるわけにはいかない
そこで大政奉還派は、天皇を頂点に将軍や諸藩の藩主を上院に、志士たちを下院に迎える「公議政体」を提案する
これは藩の存続を前提にした漸進的な改革に過ぎず、それゆえに支持者も多かった。しかし、これでは国民国家は作れない
倒幕派が掲げた「王政復古」とは、こうした政治構造を根底から変えることを意味していた
復古するものは“神武創業。建武の新政より、大化の改新より前に設定することにより、武士政権から摂関家までも否定し、今まで続く朝廷の慣習を全てを否定した
それゆえ、維新後に「廃藩置県」「四民平等」「国民皆兵」、そして「立憲政治」が実現できた
「王政復古」とは、前代未聞のちゃぶ台返しだったのだ

本書で主役みたいな存在を探すとすれば、徳川慶喜だと思う
彼が家康以来の英明と讃えられたのは、将軍候補に推す雄藩連合が喧伝したためで、それは御三家で傍流とみなされた水戸徳川の出だったからだ
養子に入った一橋家は名目の封土しか持たないため家門に使える配下はおらず、京都を統治するためには会津藩の松平容保とその実弟、桑名藩の松平定敬の力を借りねばならない
大政奉還に応じることで薩長に一矢報いるものの、今度は佐幕派の不信を買い戊辰戦争を防げなかった
評判のわりにイマイチなのは、地盤の薄さも一因と合点がいった
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【DVD】『御法度 GOHATTO』

お前初めてだってな。力抜けよ(AA略

あの頃映画 「御法度 GOHATTO」 [DVD]あの頃映画 「御法度 GOHATTO」 [DVD]
(2012/04/25)
ビートたけし、松田龍平 他

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新撰組に二人の隊士が加わった。商家出身の美しい少年・加納惣三郎(=松田龍作)と、丹波篠山藩で中間だった田代豹蔵(=浅田忠信)。美貌に惹かれた田代は衆道を教え込み、嫌がっていた加納もまた毒婦のように輝きを増していく。そして、ある日、加納に入れ込んでいた隊士が路上で斬殺されて・・・

大島渚のおそらく最後になる作品か
土方歳三役にビートたけし近藤勇に崔洋一他、藤原組長神田うのトミーズ・雅とバラエティーに富んだ出演陣で、時代劇に不慣れな役者同士だとアラアラという場面もある
特に土方のビートたけしは、殺陣のキレは良くても、一見どんよりしていて史実の敏腕さには遠い
しかし、これがヤマ場にさしかかるほど嵌ってくる
この映画の土方は視点を背負っていて、文学者のような解釈を提示する役目がある
そこで根っからの江戸っ子である同時に、内向的で独白が絵になるたけしの持ち味がでるのだ
もし、リアル土方さんなら、スパスパ処断して台無しだろう

製作中に監督が倒れた作品である
場面のつなぎを字幕(でいいのか?)やナレーションで補っていて、編集に関しては冴えない箇所もある
しかし、男色、衆道、そうした言葉で捉えきれない男同士の“を、はっきりとした主題として押さえているので、統一感を損なっていない
総司(=武田真司)に雨月物語を説明させた以降の、幽玄な空気と決闘は何者にも代え難い美があった
加納の処断を写さず、代わりにたけちゃんに桜を斬らせる締めも決まっている。さすがだ


新選組血風録 (角川文庫)新選組血風録 (角川文庫)
(2003/11/22)
司馬 遼太郎

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【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第10話~第12話

11話で折り返し

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(2008/08/22)
大山のぶ代、森 功至 他

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<第10話 バンドック現る!>

ガイゾックの容赦ない破壊を前に日本の政府は和平に動き出した
しかし、地球人を弄びたいブッチャーは、いったん宴会を用意しつつも交渉団を捕らえ、風船にぶらさげて「人間狩りゲーム」を楽しむ
ガイゾックの防衛網に近づけないザンボットに業を煮やした祖母・梅江は、初恋の野崎副総理を救うべく出撃する!
老いらくの恋はアニメでも醜い!?

敵の無人戦車が相討ちを怖れることを利用して倒すなど、勝平の機転が光る
こういう瞬発的な機転で逆境をくぐり抜けるところは、戦前から続く少年マンガのノリですがすがしい
この戦いで神ファミリーは日本の要人の理解を得た。大きな一歩に思えるが果たして


<第11話 決死の爆破作戦>

東京に舞いおりたガイゾックの要塞・バンドックに対して、作左衛門バリアシステムを内部から破壊しようと策した
勝平をおだててメガ・ブーストを陽動させ、内部への潜入に成功した作左衛門と源五郎
そこでガイゾックの司令官キラー・ザ・ブッチャーと出会い、その背後により大きな存在を感じるのだった

降下したばかりなのに、もうバンドックを壊すという急展開だ
作左衛門と源五郎による無謀な作戦に思われたが、ガイゾック兵の弱いこと弱いこと
完全に包囲したくせに、源五郎の射撃に対して棒立ちで倒されていく(笑)。この二人も手榴弾の使い方に手慣れているなど、素人離れした能力を持っていて、ビアル星人のDNAという他ない

ブッチャーと作左衛門の問答、ブッチャーとガイゾック本体とのやり取りは、世界の真相に迫る大事なシーン
ブッチャーが人間を殺すのは彼の性向だけでなく、ガイゾックの意志がそうさせている
ガイゾックなるものの意志に支配されていて、ブッチャーを動かしているのだ
彼はもともと二百年前に動物を追っていた“野蛮人”であり、ガイゾックなるものによって不死の命と最強の武器を手にしたという
奇怪な細胞として登場するガイゾックとは何者なのか。あるいは文明そのものだと言うのだろうか


<第12話 誕生日の死闘>

宇宙に逃げたバンドックでは、ブッチャーの誕生日を祝う祭が催されていた。それを祝してメガ・ブーストを地球に降下させるブッチャー。このまえ、ガイゾックに怒られたのに反省がない
偶然、神北恵子の誕生日で彼女は送られてきた振り袖を着ていた。わざと勝平たちは恵子をからかって、信州の実家に帰すのだった

恵子回なわけだが、両親や友達と会う前にメガ・ブーストが襲来するという不憫な展開
どう見ても、神ファミリーの動きが読まれているしか思えない(苦笑)
友人たちに「人殺し」と罵られてしまう、おなじみの光景で、この友人たちの一人に香月と同じ髪型、格好の奴がいた
その時に、古川登志夫の声が聞こえて、やっぱ香月だったのと思ったらしゃべっているのは宇宙太じゃないか
いつのまにか、森功至からスイッチしていたのだ(10話~14話まで)
このシーンはややこしかった
再生するメカ・ブーストがムーンアタックで壊されて再生しないのは、分かりやすく尺の都合ですな

友人たちの反応に一人泣く恵子に対し、彼女の母・由美子が厳しく突き放すシーンがある
ここの一家は牧場主なせいか、自主性が強いようだ
こうなると、神江家がめだってしまって、宇宙太が可哀相


次回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第13話~第15話
前回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第7話~第9話

もっと知りたいはにわの世界―古代社会からのメッセージ (アート・ビギナーズ・コレクションプラス)もっと知りたいはにわの世界―古代社会からのメッセージ (アート・ビギナーズ・コレクションプラス)
(2009/04)
若狭 徹

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エル・グレコ展に行ってみた

家族連れで

エル・グレコ展

エル・グレコは、地中海のクレタ島で生まれ、イタリアで修業をした後、フェリペ2世のスペイン王朝に仕えトレドの各聖堂に宗教画を提供するのみならず、祭壇のデザインなど建築も手がけたスペイン三大画家の一人
全盛期のスペインでウハウハだったかというとさにあらず、ギャラを巡る紛争で聖堂側が異端審問にかけようとするなど、生涯に渡って創作のち訴訟という忙しない人生を送ったようだ

毎週『日曜美術館』を見るということもない管理人が何を語っても、何を言う早見優なわけだが、想ったことを書いてみよう
エル・グレコは20代までクレタ島でイコン画家として飯を食っていて、当時のクレタ島がヴェネツィアの統治下であった関係でイタリアへ修業に出る
イタリア時代の「燃え木で蝋燭を灯す少年」(No.4)には、名も無き少年を画材にし写真のように精密に描いている

しかし、当時の画家は宗教画やルネサンスで一般化した(でいいのか?)肖像画を描かないと飯が食えない。というか、宗教画を描くのが存在理由という時代だ
宗教画というと、下から見上げる様式美、黄金律を維持することが要求され、肖像画もそれに準じるようだが、エル・グレコはそれを遵守しつつも、人物の顔など限られた部分で人間性を表現していく
肖像画ではそれが顕著で、顔に表現が集中していて服装や体格は穏当に収めていた

面白いのが、肌をさらした人間がやけにマッチョなこと
たとえば「聖ヒエロニムス」(No.10)では、隠遁生活を送っているはずの聖ヒエロニムスがどこかの伝承者のようなムキムキの筋肉を誇っている
同じ人物を描いた「枢機卿としての聖ヒエロニムス」(No.11)は、相応に痩せているにも関わらずだ
痩せている人間を描くのは、磔のイエスを題材にしたときなど例外的で、男はみな体格が良く、女はいい尻をしている
大らかに肉体美を誇るのは、言うまでもなくルネサンスが復興したローマ・ギリシャ的価値観
エル・グレコは宗教画の枠内でルネサンスを、あの異端審問時代のスペインで表現したという意味で偉大なのだろう


筋肉をつけすぎたのか、体のバランスがおかしく見える絵が多い。まるでどこかのサッカー漫画みたいに頭身が異常だったり(笑)
しかし、イタリア時代にあれだけの写実性を誇り、美の黄金律を語るエル・グレコが描けないという訳がない
どうやら、おかしく見えるのは視線の問題で、本来見上げて見ることを想定した絵を、ほぼ真っ正面から見ているためらしい
聖堂で飾られているところを見ると、全く高さが違う。天井に飾っているものすらある
天井に張りつけろとは言わないけど、ここはもう少し視線が上を向くように配置した方がいいんじゃないかな
まあ、付いていった甲斐はあった
クリスマス・イヴまでやっているし、ルネサンスに興味がある人は行って損はないのでは

国立国際美術館 エル・グレコ展 (大阪・中之島)

ちなみに、来年の7月27日から『貴婦人と一角獣展』が開かれるそうだ(東京は国立新美術館で4/24~7/15)
滅多に国外に出ることのない作品だそうで、あの『ガンダムUC』に出て来た一角獣のタペストリーがメインらしい
日本に来るのはハレー彗星レベルだし、是非行ってみたい
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【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第7話~第9話

どこへ行っても、廃虚、廃虚、廃虚

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<第7話 さらば!我が友よ>

次にメガ・ブーストが襲ったのは四日市。そこには勝平の友人、アキミチが疎開していた
負傷しているミチはザンベースでキングビアルへ運ばれたが、メガ・ブーストのクモガニラが現われ合体できない勝平たちは苦戦する
慌てて戻ろうとするケイコだったが、猟銃を持つ香月たちが乗り込んできて・・・

タイトルから、香月たちとの決着する回なのか
キングビアルの司令部で暴れたのち、ミチの病室に乗り込んで勝平の母・花江と押し問答の末、発砲してしまう
弾は当たらず、香月はビンタを受けて泣き崩れた。母は強しの回だ
これから香月たちはどうするのだろう


<第8話 廃虚に誓う戦士>

香月たちによって損傷を受けたキングビアル。修理に追われる中、神江家は母・すみ江に押される形でビアル2世を切り離し、実家に帰ってしまう
廃虚と化した街に一つ残った家に満足するすみ江を尻目に、宇宙太は全ての攻撃をはじき返すメカ・ブーストの弱点を見抜く。宇宙太回である

勝平と香月を中心とした話が続いて、意表を突くように神江家が問題
「戦いは嫌い」という母に引きずられという格好だが、人情的には良く分かる
生活のベースがあってそれを守るために戦うというのならまだしも、それを置いて戦艦に浮遊し続ける状態はさぞかし不安だろう
その点、神家は早々住む家が潰されたことと、父が遠洋漁業に出ていて、花江が住み込み同然でビアル1世に手伝っていたことで安定しているようだ


<第9話 危うし!キングビアル>

キングビアルの修理のため、あちこちで資材の購入に出かける勝平たち。以前から作左衛門が取り引きしていた大滝社長にも、けんもほろろに断られてしまう
大滝社長にとっても、資材とそれを運搬する船は虎の子なのだ。しかし、その航路にメカ・ブーストが迫って・・・
よくある時限爆弾の回だが、メガ・ブーストが再生したり大滝社長の救出が絡むなど筋を凝らせた神回

勝平はコロコロ発想を入れ替えていく
大滝社長に頭を下げて断れると、腹を立てて強奪を考えるし、凍死寸前の社長を見て「最期まで欲張りやがって」と罵るあとには、社長を助けるために体を張る
いつまでも悪ガキのままで、道徳律が頭に叩き込まれていないから、天使と悪魔が交互に出てくるようだ。子どもは純粋というより、混沌である、ということだろうか
逆に下手な観念、思想がないので、作左衛門が「一死多生」を決意しても平然とそれに背くことができる
やはり、ヒーローは“子ども”を失わないでもらいたい


次回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第10話~第12話
前回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第4話~第7話

悪逆無道!極悪ヒールレスラー烈伝 DVD-BOX悪逆無道!極悪ヒールレスラー烈伝 DVD-BOX
(2011/07/20)
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【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第4話~第6話

ザンボ・カッターはどう見ても日本刀にしか見えません

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(2008/08/22)
大山のぶ代、森 功至 他

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これはとんでもない作品だ
ウルトラマンとかで壊された街が、次週で再生されていることはよく話のネタになる
エヴァではどうやって再生されるかのか、具体的に設定まで作ってしまっているけど、ザンボットの場合はリアルに壊された街がどうなるか、人がどうなってしまうかまで斬り込んでしまう
主人公達がうまく戦おうとしても、毎週、街の人がどんどん死んでいってしまう
ここまでラディカルな表現はVガンダムに通じるところがあるし、家族が中核になる組織はブレンパワードを思い出させる(婆さまが良い味を出しているのだ)
ザンボットはガンダムより富野色の強い作品で、信者必見のシリーズなのだ


<第4話 集結!キングビアル>

三隻のビアル号が集結しキング・ビアルへの合体を果たす回
メカ・ブーストに家を壊された勝平は追い返したところ、街そのものがすでに廃虚となっていた。住人たちは疎開することになり、神ファミリーのせいだと断定されて、勝平は投石までされてしまう
一方、同じく家を壊された香月は、猟銃を持ってビアル号に殴り込み、地球から出ていくように求める。兵左衛門は「ガイゾックは全てを殺し尽す種族」と説明したことに対し、香月は「なぜ、そんなことをする種族が・・・と呻く
カリアチュアな敵に対して、あえて「なぜ?」という視点を提示している

三隻の宇宙船が合体しキングビアルとなるのだが、その作業には子どもたちも狩り出される
なにせ家族しか乗組員がいないのだ
外気にさらされたり、母親と離ればなれになるなど、幼い子どもには危険な作業であり、おもわずVガンの子たちと重ねて見てしまった
さて、完成したキングビアルの姿は、アーガマだな(苦笑)。木馬よりシルエットはアーガマに似ている
デザインの原型は、なかなか変化しないもののようだ(あるいはこれが先進的なのか)


<第5話 海が怒りに染まる時>

勝平は疎開する人たちに救援物資を届けるが、人々の評判は良くならない。その疎開する人たちの船に向け、ガイゾックの司令官キラー・ザ・ブッチャーはメガ・ブーストを派遣し、助けに来たザンボットとの戦いとなる
その戦いの果てに船の給油地である焼津港は破壊され、香月は家族と離ればなれになるのだった

戦車形態のザンブルが飛んでいるのに驚いた!!
戦車ってなんだ。戦闘機はなんのためにあるんだ(苦笑)
ガンタンクは宇宙は飛んでも(テレビ版)空は飛ばなかったので、リアルロボとの違いを感じるところだ
今回のメカ・ブースト、ガルンゲは、何でも斬れそうなザンボ・カッターが効かない。そこで変形中を狙い撃ちする作戦で勝利する
力づくでは勝てず、弱点を上手く突かないとダメ
その弱点を分析するのがキング・ビアルにいる兄一太郎で、役割分担がうまくできている


<第6話 父が帰ってきた日>

遠洋漁業に出ていた父・源五郎が帰ってくると聞いて、ザンボエースで飛び出した勝平。それを狙い澄ましたかのようにメカ・ブーストが源五郎の船を襲い、戦いになってしまう
その場は救出して港についた父子だったが、怒り狂う漁民たちによって源五郎は縛られてしまう。そこに現われた香月は、再び神ファミリーに地球を出ていくように要求するのだった

次回予告で父を選ぶか、敵を倒すかの二択みたいなことを言っていて覚悟していたが、父が死なないで良かった(苦笑)
香月を分からず屋と決めつける勝平と違い、源五郎は「君はそんなことをする人間ではない」と度量を示すところは印象に残る。信頼するに足る父親は、ザンボット以降の富野作品に出て来ただろうか
世間と神ファミリーの関係が殺伐としている分、せめて家族、親戚だけでも美しくないと、作品内のキャラクターも見る側もきつくなってしまうが


次回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第7話~第9話
前回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第1話~第3話

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1977年度に放映されたロボットアニメで、日本サンライズ(現・サンライズ)による第1回製作作品
富野監督にとって『勇者ライディーン』の途中降板から再起を期したものであり、この作品での試行錯誤が二年後の『ガンダム』に結実したと言われる
・・・・・・そんな、大切な作品をまだ見てなかったというわけなのだ
OPはロボットものの王道で、ザザッザッザザッザ・・・と癖になりそうな主題歌ともに主役機ザンボット3が登場する。第一印象は、私の世代にとって武者ガンダムそのもの
ここで気付くのは、ガンダムが実はスパロボのデザインを引き継ぐ保守的なものということだ。兜をかぶせただけでザンボットになってしまうのである
(大河原氏がメカニックデザインとして参加しているが、主役機を担当していたかは分からない)
兜には三日月の印がついていて伊達政宗のをモデルにしたようだ


<第1話 ザンボ・エース登場>

主人公の神勝平は活発の少年を越えて、街で評判の暴れん坊港町の子どものためか、年上の不良・香月とを振り回して喧嘩しようというのだから、関東連合も真っ青だ(笑)
そんな決闘の真っ最中にガイゾックと呼ばれる異星人に襲われる。メカ・ブーストと呼ばれる巨大ロボに船やファミリーの基地も壊され、さあこちらもロボットに乗るよと急展開だ
お爺さんたちは調査中の遺跡に入って、いきなり勝平をザンボットに乗せてしまう
どうもお爺さん=神北兵左衛門(勝平の祖父ではない)はガイゾックの襲来を予測していて、勝平に睡眠学習でロボットの操縦法を吹き込んでいたようだ
ノリノリで操縦してしまうのはいかにも少年アニメだが、裏で行なわれていることはエヴァ並みに周到だ

1話で勝平が動かすロボットは、実はザンボット3ではない
ザンボエースと呼ばれる戦闘機と人型に変形できる機体で、主武器はザンボ・マグナムが主体で、ライフル形態(スコープ付)グレネードランチャーへと即席で改装でき、ハリウッドのガンアクションを意識したような銃器へのこだわりがある
ザンボット3は第3話まで登場しない


<第2話 燃える死神の花>

ザンボ・エースの操縦に習熟した勝平だが、新手のメカ・ブースト、ジドブラーに苦戦する中、親戚の神江宇宙太神北恵子に助けに来るという回
早くも味方が揃い、宇宙太のザンプルは戦車恵子のゼンベースは戦闘機と、ザンボエースを支援するためのものらしい
それを見抜いてか勝平は我が儘に振る舞うから、先が思いやられる関係である

初回からうっすら感じさせていた、この作品の特異性が2話目で露わになった
神ファミリー世間から浮いた存在であり、その行動は公認されてない。ロボットが歩けば警察が咎めるし、空を飛べば戦闘機がスクランブルをかけてくる
ザンボットは「国籍不明機」であり、たとえ人類を守るために戦おうと理解はされないのだ
世間にとってガイゾックはわけの分からぬ災難であり、神ファミリーもまた同様なのである
神ファミリーは自衛隊や軍隊なるものの表象かと考えたので、自衛隊に攻撃された時はショックだった(苦笑)

神ファミリー内でも、意識に違いがある
長老の兵左衛門は先祖の教えに乗っ取り、ガイゾックと戦いに迷いはないが、勝平の母花江は息子の安全を第一に考える
花江の、「こんな船やロボットを全部潰せば、敵は襲ってこなくなるんじゃないか」という台詞は普通のロボット物で聞けるもんじゃない
そんな左翼政党が言うようにはいかないと長男の一太郎は諭すのだが(作品内で言っているわけではなく、管理人の喩え)、なかなか刺激的な問答だ


<第3話 ザンボット3出現!>

勝平は勝手に抜け出して、剣道の奉納試合におもむく。その間に、すべての物を氷結させるメカ・ブースト、ガビダンが現われ大暴れ。出撃した宇宙太や恵子が苦戦して、チームワークが試されるという回
結論を言うと、みんなに諭されたけど、チームワークは全然ダメでした(苦笑)。その癌が主人公の勝平なのだからタチが悪い
しかし、熱いシーンがあった
長男の一太郎はピンチに陥った宇宙太や恵子を救い勝利するため、ザンボエースを他の二機と合体させてザンボット3になるように指示するのだが、事態を把握しきれず自分を頼む勝平は躊躇してしまう
そこで一太郎はザンボエースの機能を停止し、「協力して戦えない奴は神ファミリーに要らないし、戦えない神ファミリーは地球には要らない、みんなで死のう」と訴えるのだ
不在の父に代わる説教というだけでなく、サムライの気風すら感じさせる

とうとう主役機ザンボット3が登場した
ザンプルが火力支援で、ゼンベースが偵察・空戦ザンボ・エースは汎用機。ガンダムやガンキャノン・ガンタンクのように役割分担すれば済むような構成だが、そうはいかない
ザンボエースには汎用機に見えて、実は大きな欠陥があるのだ
コクピットが脚のつま先にあるのである!
戦闘機形態の時のコクピットが、人型に変形すると脚のつま先に来てしまう。操縦パイロットは“エース・チェンジ”と称して人型時に胸の戦闘用コクピットに移動できるが、同乗者はつま先にいざる得ないのだ
そのためか、ザンボエースはパンチ攻撃は行なっても、蹴りによる攻撃を行なっていない。たとえ同乗者がいなくとも、ウィークポイントに違いはない(ここが壊れれば、戦闘機形態に戻れない!?)
そんなことが計算されているかは分からんが、ザンボット3に合体しなければならない必然があるのだ(本当か)

勝平が奉納試合を切り上げる時、香月が投げかける台詞が痛烈だった
第2話で勝平の母親から「100年前に地球に来た異星人らしい」とと聞き、「そんなこったろうと思った」と言っていた香月だが、前向きに理解してくれたわけではなかった
神ファミリーとガイゾックの戦闘は馴合いの八百長じゃないかと投げかけてきたのだ
勝平の声優はガンダムでカイ役を務めた古川登志夫である。どこかで仲間になって一緒にマシンに乗ってくれると勝手に考えたが、そう甘くはなかった
いわば、便利に分かってくれない世間の代弁者として、勝平にぶつかってきた。これはせつない
果たして、神ファミリーと世間の間に和解はありうるのか。次回予告を見る以上、暗雲が立ちこめている


次回 【DVD】『無敵超人ザンボット3』 第4話~第6話

関連記事 ガンダムは一日してならず 『無敵超人ザンボット3』について

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