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『多重人格探偵サイコ』 第17巻・第18巻

二か月、マンガの記事書いてなかった
積み漫画もけっこうあります……


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第17巻。弖虎たちは、雨宮一彦のスペアである大久保拓也に会うべく、京都へと向かう。それを阻むべく、ガクソ最強のエージェント・全一とグラサンのクローン「朝顔」部隊が追い、大久保拓也のマンションをランチャーで爆破!
全一の手によって、拓也も目前で射殺されてしまうのであった

ダイ・ハードアクションの巻である
拓也を殺された弖虎は、逆上して二丁拳銃でヘリに応戦。エンジンに被弾させて、地上戦に持ち込む。弾切れした弖虎に、グラサンの一人がランチャーを落としてくれるとか、みんなイカれている
犬彦も笹山もそれなりにアクションを見せ、「こいつ(全一)は撥ね飛ばしても大丈夫なキャラだ、犬彦」という笹山のメタ台詞が(爆)。驚異的な再生能力を持つ彼は、こんなことでは終わらないだろう。敵役の駒も足りないし


第18巻。大久保拓也を殺され、雨宮一彦と弖虎との人格融合が近づいてきた。弖虎は清水老人の薬でしのぎつつ、伊園若女との直接対決に賭けて東京への道を急ぐ
そこへ「朝顔」部隊の生き残りが再びヘリで追撃してくる。ダイ・ハード再び

話はさほど進まないが、気になるのは犬彦がグラサンたちに容赦なく止めを刺すところ。まるでガクソ側に立って証拠隠滅を図っているようで、若女にそそのかされてルーシー・モノストーンの遺伝子を持つ者として目覚めたのだろうか
巻末の章では、若女とそのルーシー(のクローン?)とのやり取りが触れられる。「神とでも思っているのか」という問いに、若女は「(ゴルゴダの丘で)その誕生を見たことがある」と返す。彼女の人格はルーシー・モノストーンの娘ではなく、誕生した病院で変死した看護婦から移されたものだとし、科学というより霊的な力を匂わせている
ルーシーの娘に移された人格は、ガクソの作戦なのか、はたまた……


前巻 『多重人格探偵サイコ』 第15巻・第16巻
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『進撃の巨人』 第17巻・第18巻 諫山創

ひとつの佳境を迎えるか


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第17巻。ヒストリアが巨人となることを拒否した結果、彼女の父ロッド・レイスが大巨人となり、城塞へと這っていく。エレンは洞窟が崩壊するところを、硬質化することで兵団の全滅を防いだ。消耗した兵団は狂える大巨人となったロッドを仕留めるために、駐留兵団と合流して総力戦を挑むのだった
後半には中央憲兵の指揮官にして、殺人鬼でもあったケニー・アッカーマンの半生が回想され、リヴァイ隊長との因縁にも触れられた。レイス家の王はケニーに自分の力が及ばないことを承知で彼に頭を下げて、中央憲兵に引き込んでいた。そして、リヴァイもまたアッカーマン家の血筋を引く王の力が及ばない存在であり、調査兵団の中でひときわ異彩を放つ所以もわかる

作者が覚悟を決めたのか、一気に話が進行していく
ヒストリアが受け継ぐはずだった始祖の巨人」の力はエレンが受け継いでいて、エレンを食べることでその力を手にすることができるはずだが、ただ力を手にするだけでは「始祖の巨人」の思想に支配されるだけなので、エレンに巨人の力を託す道を選んだ
彼女は実の父であるロッド討伐に参加することで、女王としての地位を確立する。もっとも女王といっても象徴的な存在で、実権は各兵団が握って本人はレイス家の領地で孤児たちの面倒を見ていくようだ


第18巻。ヒストリアが女王となって、数か月後。エレンは幾度の実験を経て、硬質化を意のままに操る能力を手にした。これにより、調査兵団はウォール・マリアの奪還作戦を開始する
その直前、エレンたちは新兵の教官だったシャーディスを問い詰めて、エレンの父グリシャとのことを問い詰める。記憶喪失の状態で郊外をさまよう不審者の彼を発見したのがシャーディスで、お荷物扱いされていた調査兵団を認めてくれたことから付き合いが始まった。自分を特別だと自信をもてた反面、指揮官としてはかたくな過ぎて犠牲を多く出してしまったと告白する下りは深い。ひとつ、作品の殻が剥けたと思う

ウォール・マリアの攻防戦では、壁の中に隠れたライナーアルミンの指示で探索した兵団が発見! アルミンもエルヴィン団長に認められるほど、才覚を発揮しだした
巨人に変身する前にリヴァイ隊長が斬りかかるも、ぎりぎり鎧の巨人への変身を許してしまう。エレンは壁を硬質化で塞いだ直後であり、極度の疲労状態に。そこに、ライナーの仲間の巨人たちが森から押し寄せてくるという最高の締め方!
ウォール・マリア奪還の暁にはいよいよグリシャの地下室で‟世界の秘密”が明かされる模様。次巻が楽しみである


前巻 『進撃の巨人』 第15巻・第16巻
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『多重人格探偵サイコ』 第15巻・第16巻

ガクソ、意外に戦闘力なし?


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第15巻。鬼干潟首相が入院していた病院は、警察の対テロ部隊に包囲されていた。しかし、西園弖虎のなかの雨宮一彦を確保したい伊園若女は、部隊内の実験体に騒動を起こさせ、別にヤクザや院長といった実験体を迫らせる。笹山が頼まれた犬山犬彦によって、弖虎はかろうじて脱出できたのであった

右翼の大物・清水義秋と笹山の話は続く。清水の推測では、若女は人間にある二つの衝動「生」と「死」のうち、「死」だけに異常に偏った存在であり、ガクソやアメリカ、日本政府を利用して世界中に「死」を蔓延させようとしている。もはや、誰にも若女は止められず、「人間という種の天敵」とまで言う
それを止められるのは、ルーシー等の予言に翻弄されずやるべきことをやること弖虎が雨宮一彦を生かしたいという「生」の衝動のみが、若女に対抗しうるのだ
が、その清水老人自身の「やるべきこと」が、駐日アメリカ大使となった御恵てうに特攻テロすることであり、まさに「死」の衝動で……


第16巻。笹山は清水から雨宮一彦のスペアの居場所を京都だと知らされ、脱出した犬山犬彦と弖虎も京都へ向かう。その途中、犬彦のもとへ伊園若女が姿を現す。ルーシー・モノストーンが日本に隠し子を残しており、それが犬彦だというのだ
ガクソの施設に戻った若女は、てうを失って悲しむ全一を取り込み、ガクソの強襲部隊ともに京都へ送り込むのだった

若女が犬彦の居場所を把握しているのが謎で、ならば弖虎の捕獲を邪魔した彼を防ぐことができそうなものだ。彼女は合理性の超人ではなく、若女に目覚めたあとも多重人格の狂人なのだ……とでも解釈しなければならない(苦笑)
清水の自動車事故で爆発した御恵てうが、焼死体となりながら生きている(ガクソ脅威の科学力!)というのが一番のホラーで、若女は念入りに硫酸をかけて溶かしてしまう。密室で硫酸を使用して若女が平然としている(ガスが拡散した様子がない!)とか、同じくガクソ秘伝の再生能力を持つ全一がてうの生存を諦めているとか、アラ(?)も少なくないのだが、怒涛の展開と絵の勢いで引き込まれてしまう


次巻 『多重人格探偵サイコ』 第17巻・第18巻
前巻 『多重人格探偵サイコ』 第13巻・第14巻
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『ポプテピピック』 大川ぶくぶ

おれはアンチだろうか


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ネットの各所で話題になっていたので購入してみた。主に、アニメがクソという評判なのだが(苦笑)
竹書房のコミック配信サイト『まんがライフWIN』に2014年から連載されていた四コマ漫画であり、断続的に連載されていて、現在はアニメ化に合わせて3期目が始まっているようだ
確かに最初の出来はかなり悪い(爆)。特に1期(第一巻)の100作目ぐらいまではヒドい。オチになっていないものがほとんどだし、元ネタが分からないとまったく食らいつけないのが多いのだ
配信サイトの採用基準がどういったものか、分からないが、ネタは人に見せる水準に達していないのである。それでもなお、連載が許されたのは、ポプ子とピピ美という、シュールなキャラクターの魅力に他ならない。何か癖になってしまう

そんな本作だが、1期の100作目を越えるぐらいで、徐々にネタも覚醒していく。かの名台詞(?)「さてはアンチだな オメー」が出るあたりになると、四コマ目にちゃんとオチがつく
笑いのために手当たり次第にネタを集めて、タブーを恐れずぶちこむというパターンが確立されて、作者が吹っ切れたのが分かる。ここまで来ると、もはやクソ漫画という自称は謙遜ともとれるだろう(どんな謙遜か知らないが)
アニメは観るかどうか、分からないけど、今後も楽しみな作品なのだ


*2018’4/1 追記
 アニメも見た。一話の前後半がほぼ同じ内容で声優をとっかえただけであり、手抜きといえば手抜きの作品であった(苦笑)
 が、原作にはなかった「将棋の電王戦+『ブレードランナー』」、『仁義なき戦い』、『シャイニング』などの長編パロディに、声優つながりのネタが盛り込まれたりと、知っている人間ならウケる要素はあった。特に、シャイニング回は後編に稲川淳二がワイプ解説してくれ、事実上の本編になるという斜め上の展開が待っていた
 いいぞ、これ……
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『新黒沢 最強伝説』 第10巻・第11巻 福本伸行

合気道編はまだまだ続く?


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第10巻。インチキ合気道編も、いよいよ黒沢が恋之介に鉄槌を下すときが来た
事前の段取りを無視して、黒沢は「人を見かけに判断するな」「誰かの言葉を鵜呑みにするな」と言われなかったかと女性ファンに冷水を浴びせるが、「おばさん」の一言で逆効果。決壊したら黒部ダムより恐ろしい「黄昏マ‟ダム”」を決壊させてしまう(苦笑)
この死角から来る親父ギャグば一番の笑いどころだった
前半の茶番に尺を割きすぎて、展開がまったりしている。それでも、終盤には黒沢が機転を利かせた真剣制裁を決めてくれる


第11巻。黒沢の制裁を成功したが、愛生流を支える策士・神林の弁舌により状況は一変する。幻想を信じたいマダムたちへ、それらしい物語を提示することで真実をねじまげてしまう
ホームレス仲間の親方は「現象は同じでも、解釈を変えると、まったく別のモノに変容する! 真逆にだってなる!」「なるほど、オレ達が浮かばれないはずだ。世の中がこんな体…仕組みなら、その場を制している者が常にいい思いをする!無限ループだ! だって、負けが負けでなくなるんだから!」
しかし、このまま神林大勝利では終われないのか、アクシデントから恋之介が失態を犯し、急カーブでハッピーエンドへ

このまま合気道編は終わるかと思われたが、愛生流の創始者・愛満姫子が登場。その姿は『銀と金』の蔵前『賭博覇王伝 零』の在全無量女性化したかのよう(爆)。こんなキャラクターが現れてしまうと、なんだかんだ追い続けざる得ないのか


前巻 『新黒沢 最強伝説』 第8巻・第9巻
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『進撃の巨人』 第15巻・第16巻 諫山創

真実が明かされるごとに、深まる謎


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第15巻。エルヴィン団長が捕まり、エレンヒストリアの奪還に失敗と、危機的な状況に追い詰められた調査兵団。リヴァイ隊長らは若い憲兵を捕らえて、憲兵隊の拠点を襲うがそこにはエレンとヒストリアはいない。しかし、憲兵隊の新兵が転向してくれたことから、事態は好転。王政側の構えを見せていた駐屯兵団が動き出す

前巻で最悪の展開を遂げた調査兵団によるクーデターは、本巻で大大逆転!
リヴァイ隊長らの捕縛に中央憲兵が出払っているうちに、エルヴィンに口説かれていた駐屯兵団が王宮を抑えてしまった
憲兵の統制を逃れたジャーナリストたちによって、現国王が偽物であり本物は地方貴族として身をやつしていると報道されたものの、大衆にはその真偽は判断できない(偽物であれ、その統治が長ければ本物同然だろう)。本物の王様を連れてきても、大衆を納得させられるかは微妙で、成功したエルヴィンと駐屯兵団のピクシス司令の間にもそんな会話が交わされる


第16巻。クーデターの成功で、調査兵団はエレンとヒストリアの救出へと向かう。レイス家の当主でヒストリアの父であるロッド・レイスは、レイス家に伝わる巨人の秘密を語りだす。レイス家に伝わる巨人の血には、すべての巨人を制する能力があり、それによって巨人をコントロールして三重の壁を築き、人類を生き延びさせたとする。ヒストリアが次の巨人となって世界を救う決意を固めつつあるなか、侵入した調査兵団と殺し屋ケニー率いる中央憲兵の死闘が始まるのだった

次々と真実が明らかになっていく
ロッドが語るに、レイス家に伝わる巨人を制する力は、長女フリーダが巨人化したエレンの父・グリシャに殺され食べられたことによって奪われたらしい。そして、エレンの記憶ではエレンがグリシャを食べて引き継がれた……
レイス家の巨人の力には、人々の記憶を操る力があり、この話自体フェイクが混じっている可能性はあるのだが(苦笑)、ともあれヒストリアは姉の仇の息子であるエレンを許してまで、王の血筋=「神」として利用されることを嫌って父の要求を拒む。ヒストリアは「人類の敵」と言われても、エレンを助けたかったのだ
ただ、クーデターを民衆に認めされる切り札として、ヒストリアが民衆の記憶の改ざんさせることはできないので、どう社会を収めていくかが課題として残る。一種の王の人間宣言であり、神治政治→世俗の王政への移行を意味するのだろうか


何気なく取り上げられるのが、王の懐刀と言われるアッカーマン家の存在。あまり深く考えなかったが、くしくもケニーとミカサは同じアッカーマンの姓を持つ
壁の内部の大衆は、実はひとつの血筋に発する単一民族であり、そのためにレイス家の巨人の、記憶を改ざんする能力が及ぶ。しかし、アッカーマン家と東洋の一族だけにはそれが及ばないために、王家の中枢に関わる反面、畏怖される存在らしい
多くの謎を残したまま(なぜグリシャは巨人化の薬を持ち、レイス家の謎を知っていたのか?)、展開が前倒しのように進んでいくのが気がかりなところだ


次巻 『進撃の巨人』 第17巻・第18巻
前巻 『進撃の巨人』 第13巻・第14巻
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『多重人格探偵サイコ』 第13巻・第14巻

弖虎が主人公ぽくなってきた


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第13巻。西園弖虎は自らの精神に宿る雨宮一彦の人格を、伊園若女から守るために、刑事・笹川天馬うらん雨宮のスペア捜索を依頼する。驚異的なハッキング能力を持つ‟アオシマ”こと、うらんは、アメリカ国防省経由でガクソのコンピュータへ侵入するのであった(なぜ、ネットカフェから入れるかは謎)
一方、伊園若女も弖虎を追って、VRゴーグルのような装置を各地の実験体に配布し、彼らをサイコ化させてしまう

弖虎は大物右翼の清水から、ガクソの陰謀を止めるべく花咲官房長官の暗殺を求められ、鬼干潟首相が入院する病院へと潜入。清水によると、ガクソと若女が仕掛けるのは‟ミカド”のすげ替えであり、それに代わるカリスマのモデルになるのが雨宮一彦の人格だという
鬼干潟の民族主義に対して、花咲はアメリカの手先となり阻止しようとしていたのだ
ちなみに鬼干潟のスペアとして育てられていた鬼頭刑事は、放射能漏れ事故(元ネタは東海村の臨界事故?)と見せかけたテロを弖虎と起こしていて、その内臓は被爆したままだと脅す。ちょっと出来過ぎの後付けである(苦笑)


第14巻。花咲を始末した弖虎に、若女が放ったサイコたちが襲い掛かる。なぜ精神が転移したぐらいで、いっぱしの戦闘力を身に着けるのか謎だが(苦笑)、これがこの作品の世界観なのである
前巻から弖虎にエンジンがかかってきた

「…人の心ってのは…誰のモンでもね― その心がどんな生まれ方したにせよ そいつだけのモンだ…」
「他の誰かがどうこうしていいモンじゃね~んだよ」
「人の人生で遊んでいるんじゃねーよ」

愉快犯的な殺人鬼から、ダークであれヒーローらしい叫びを上げだしたのだ。まあ、このシリーズだと、これ自体フェイクの可能性もなくもないが(笑)

その一方で、ルーシー・モノストーンの実態も明らかになっていく。1970年代に集団自殺事件を起こした彼には娘がいて、それが伊園若女というのだ!!
ルーシーは最初、冴えないミュージシャンに過ぎなかったが、若女という娘ができていこう急速に人を惹きつけるカリスマとなり、ガクソの実験として集団自殺を起こす
いわば、ルーシーのカリスマ性は娘の若女こそが本体であり、彼女こそがカリスマを受け継ぐ存在だったのだ

というわけで、物語も終盤に向けて転がしだしたといいたいが、このシリーズ、後十巻はある。何回、どんでん返しがあるのかなあ


次回 『多重人格探偵サイコ』 第15巻・第16巻
前回 『多重人格探偵サイコ』 第11巻・第12巻
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『進撃の巨人』 第13巻・第14巻 諫山創

今回は急転直下、調査旅団の矛先が現王家へ!!


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第13巻。エレンを奪還する作戦は、エルヴィン団長が片腕を失った他、調査旅団に多大なる犠牲をもたらした。巨人化する人間の存在ラルゴ村の巨人たちの一件から、人を食らう巨人たちが元は人間だったと判明。怜悧なリヴァイ隊長すら、自身が人間を殺しまわっていたことに衝撃を受ける
アルミンの提案でエレンの巨人化を生かして、ウォール・マリアの穴を塞ぐ作戦が立案されるが、そう簡単に壁を埋める硬質の物質が生成されず挫折するのだった
本巻から巨人と対決する調査旅団と、壁内の秩序を守ろうとする憲兵隊の対立が表面化し、リヴァイたちは王政の打倒まで視野にいれるのであった


第14巻。クリスタことヒストリア・レイスを担いでのクーデターに動き出した調査旅団。現王家を支える者たちは、その権益を守るために民衆を切り捨てるほど腐敗しており、隠れている真の王家であるレイス家の女王を誕生させることで体制を一新しようというのだ
エレン、クレスタの輸送を仕切るリープス商会を掌握したが、第一憲兵隊が介入してその会長を暗殺。その罪を調査旅団へと着せる。さらに旅団に対して銃を装備する対人立体機動装備した精鋭を送り込み、それを率いるのはリヴァイ隊長と因縁深い殺人鬼・アッカーマンなのだった
多大な犠牲を出しつつも、クーデター計画は完全な失敗! 旅団の行方も都市の未来も絶望的になるラストで、いよいよ物語も熱くなってきた


今回は両巻とも巨人がエレンの実験でしか現れず、人間対人間の陰鬱な内戦が始まった。憲兵隊がウォール教の秘密をもらしたニック司教を撲殺すれば(なんで拷問係と調査する人間が一緒なのかはさておき)、報復もかねてその憲兵たちをメガネっ子のハンジが爪を剥いでしまうというエグい場面も描かれる
調査旅団全体が完全に一線を越えてしまっていて、少年少女たちは強制的に汚い大人の世界へ踏み込んでしまうのだ
ひとつ気になったのは、リヴァイ隊長がヒストリアに女王への即位を強いる場面だ。ノブレスオブリージュを説くのに、ヤクザ的な脅しで済むわけはない。ただの人形が担ぐだけで、臣民の指示を得て壁の回復に成功できるのか。隊長に汚れ役をさせるにしても、誰かフォローを入れて彼女に自覚を抱かせてほしいところであった


次巻 『進撃の巨人』 第15巻・第16巻
前巻 『進撃の巨人』 第11巻・第12巻
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『濃爆おたく先生』 徳光康之

だいたいのネタが分かる俺って……


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ネットで妙にインパクトのある名言(?)を知って、この漫画にたどり着いた。とあるニコニコ生放送のタグに貼り付けてあったのである
1999年から2002年まで月刊誌『マガジンZ』に連載されていて、もう20年近く前の作品であり、ネタもその時代のサブカルチャーが盛り込まれているのだが、なぜか読んでいて色あせない。作品のテンションが高いったらないのだ
内容はというと、新しく転任してきた教師・暴尾亜空(アバオアクウ)が、生徒にファーストガンダムの知識と妄想を吹き込み、その世界観を潰さんとする外敵たちと妄想合戦をするギャグバトル漫画である。最初のガンプラ番長とのやり取りで、もう心を鷲掴みにされてしまった(笑)
公式設定にとんでもない妄想を膨らませてしまうところなど、まさにガノタの醍醐味を語るファン漫画ともいえるだろう

ただのギャグ漫画ではなく、今もネットで残り続けるのはその名セリフあるだろう

「知識を語るな 愛を語れ」
「そこにワンダーはあるのかい」
「他人の評価を恐れて自分が愛したものを否定するな」
「学校は受験のためにあるのではない 君たちの『人格』と実社会を生き抜く『力』を育成する場である」→「ガンプラひとつ妄想できなくて 実社会で通用すると思ってるのか」
「亡き女を木目から心――と書いて『妄想』」
「負けても負けても負けても次の勝機に向け努力する そこが好きなんだ」
「妄想は『現実離陸』だ 逃避ではない」

あまりに熱くオタク道を突き詰めたからこそ、ある種の真理にたどり着けてしまったのだ
MSのドムを偏愛し、キャラクターではあえてシーマ・ガラハウに嵌るとか、暴尾先生は作者そのものであり、ガンダムだけに留まらず『サクラ大戦』へも突撃していく。巻末には『サクラ大戦追っかけ日記』にて、マリア・タチバナに嵌っている様が生々しく告白されている(『4』のコクリコに気持ちが移って悩む葛藤!)
作者の好みが微妙に管理人に近く(僕の場合、ハマーン様、カテジナさんなんだけど)、なんだか捨てられない作品となってしまった
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『HUNTER×HUNTER』 第32巻・第33巻・第34巻

今までの世界は内海の中で、外は広大な暗黒大陸に覆われているらしい


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第32巻。会長選挙では、副会長パリントンの就任を防ぐべく、チードルレオリオを押し立てていく。レオリオは演説でゴンの救出を第一に訴える
一方で、キルアはゴンを助けるために妹アルカ=ナニカの能力を利用する。なんでも願いをかなえる代わりに、三つの「おねだり」を聞く必要はあるのだが、キルアは彼女を守ると誓い、これまで閉じ込められたこと懺悔して、ゴンの治療に成功するのだった

ゴンの生還が知れ渡ることで、会長選挙はパリントンの完勝に……、と思いきや彼はライバルであるチードルへ禅譲するのであった
パリントンの闇は、「自分が楽しければいい」という無責任さであり、能力に見合った責任感がとにかくないのだ
最後は世界樹において、ゴンはジンと親子の会話。ジンはまだ見ぬものへの夢を語り、暗黒大陸編の始まりが宣言される


第33巻。暗黒大陸の調査を巡って、制限してきた五大国(V5)に対して、それに加盟しないカキン王国が独走する形で始まる。そのカキンの調査隊を率いるのは、前会長ネテロの息子ビヨンド
V5側はカキンを含めたV6による暗黒大陸調査へと妥協し、ハンター協会がビヨンドを拘束しながらもハンターを調査船へ同乗させることとなる。選挙を会長職を退いたパリントンは、ビヨンドの計画に協力して自らと自派のハンターを乗り込ませて、大陸においてのビヨンドの脱走と合流を狙う

協会は緋の眼の一件で、ギャングの親玉におさまっていたクラピカをハンターの最高幹部である十二支んへ引き込み、その能力によって十二支ん内のパリントン派をあぶりだす
一方で、二十万人が収容可能という調査船へは、ジン・フリークスが参加。暗黒大陸への興味から心情的にはビヨンドに近いながら、むかつくパリントンの意図を潰すべく、ハンター連中の掌握に励む。ゴンはミトさんの下でテスト勉強しており(笑)、しばらくはジンが主人公格として進んでいきそう


第34巻。暗黒大陸編を棚に上げて、突如、天空闘技場において幻影旅団のクロロと元団員のヒソカとの一騎打ちが始まる!
本編でだいぶインターバルを空けたので、主要人物として再認識させておきたかったのだろうか(苦笑)
サンインザムーンにギャラリーフェイクと、本と栞を駆使した多彩な念能力を駆使するクロロに対して、ヒソカはただただ得意のバンジーガムでしのいでいく
クロロによって操られた観客が、天井に張り付いたヒソカへ肉体の塔を作って捕まえに行くところは映画『ワールドウォーZ』を彷彿とさせる
これで人気キャラの決着がつくはずもなく、クロロも暗黒大陸の調査船へ旅団とともに乗り込み、ヒソカも旅団を抹殺すべくその後を追う(?)模様だ

戦いが一段落すると、調査船の出向を持って開始されたカキン王家の継承戦が始まる。14人の王子の中で、最年少の赤ん坊の警護を担当することとなったクラピカは、果たして王子を守れるのか。緋の眼を持つ第四王子を倒せるのか


次巻以降の楽しみなのだが、いつ続きが出るのかは謎である。ここまで話を膨らませて、正直ちゃんと終わるとは……(笑)

前巻 『HUNTER×HUNTER』 第31巻

関連記事 【BD】『ワールドウォーZ』
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