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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第9話・第10話

あいつを見ると、自分自身が見える。そんな存在を愛せるか!


<第9話 父と子 The Gunpowder Plot>

ミケロットは“血の涙”を流して、恋人バルガスを殺しチェーザレの許を去った。腹心を失ったチェーザレは、信頼のおけないバリオーニ・オルシーニに家族の護衛を託さざる得ない。ルクレツィア“沼の魔女”の薬で城の人間を眠らせ、ナポリを脱出。無事を喜び合う兄妹に、旦那のアルフォンソ・ダラゴーナは嫉妬を隠せない

今まで非情な暗殺者として貢献してきたミケロットが去ってしまった
締まらないのが、血文字のメッセージが「GOODBYEになっているところで、ちゃんとイタリア語にして頂きたかった(苦笑)。吹き替えで観ていると、唐突の英語で台無しになってしまう
それはさておいて、今回のテーマは親子の相克とその決着である
教皇はユダヤ人に火薬の材料となる硫黄を買占めさせ、許可なく戦争できないようにする。政治上の主導権を握ることもさることながら、フランスと結んで勝手に動くチェーザレを牽制するためだ
結局、教皇父子の和解をユダヤ商人が諭すという皮肉な展開となるが、自分に似過ぎた息子が恐ろしく、同じ道を辿って欲しくなかったという告白はファイナルシーズンで白眉のシーンだろう
とはいえ、裏切り者を丸焼きにするとか、チェーザレの冷血ぶりは凄まじい


<第10話 君主 The Prince>

チェーザレはマキャベリからフィレンツェの通行許可を取り付け、いよいよカテリーナのフォルリへ進軍を開始。密かに上陸したフランス軍が不意をつき、フォルリは準備が整わないまま攻城戦に突入する。一方、ルクレツィアとの仲に嫉妬したアルフォンソは、出陣前のチェーザレに刃を向けてしまう。ナポリをフランスに献上する手前、チェーザレはある決意を固めるのだった

息子と和解した教皇は、驚異的な構想をぶち上げる。教皇の世襲である
元々、チェーザレを枢機卿にしたのは、教皇位を受け継がせるためで、教皇領そのものをボルジア家の王国にするつもりだったのだ
史実のチェーザレにしても、教皇軍を使って中部イタリアを制圧した後の構想というのが難しくて、教皇アレクサンドル6世の死後にどうやって領土の正統性を維持するかが問題
結局、デッラ・ローヴェレを教皇につけて裏切られてしまったわけで、教皇と君主制が同居しえないところにイタリア統一の難しさがあった
それをドラマの教皇はあっけなくぶち破ろうとするわけで、チェーザレもドン引きである(苦笑)

フォルリの攻略は、失踪したミケロットの協力で打開できた。ミケロットは助言を終えると再び姿を消すが、モデルとおぼしきドン・ミケロットは最後までチェーザレのために戦った人物なので、幻の第四シーズンにどういう役回りを演じたか、気にかかってしまう
カテリーナは自殺に失敗してチェーザレに生かされてしまう。塩野七生の小説のようにチョメチョメはなかったものの、金色の檻に捕らえられてローマでは晒し者にされる
息子を殺してといて、生け捕った彼女を徹底的に利用しつくす。おまけに彼女の刺客ルフィオをミケロットの穴埋めに雇うとか、目的のためなら手段を選ばない、マキャベリズムの極致、優雅なる冷酷というやつですな


で、チェーザレが将軍として一歩踏み出したところで、このドラマは終わる。まさに「俺たちの戦いはこれからだ」という打ち切り方である(苦笑)
本来、四部作になるはずが、最終部をぽしゃったからで、いちおうドラマのその後を書いた小説がネットで配信されているそうだ。管理人は英語が読めないので、とても手が出せないが
打ち切りの理由はお金の問題なのだろうけど、第二シーズン、第三シーズンの展開が遅かったとは思う。チェーザレの短い活躍期間を考えれば、もっとスピード感があってよかったし、カテリーナが女傑といってもラスボスで使うほどの存在かというと疑問だ
もう少しプロットを詰めれば、三部作で行けたはずだし、四部作の構想が遠大すぎたのだろう


前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第7話・第8話

ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 ファイナル・シーズン(5枚組) [DVD]
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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第7話・第8話

君が間違った方を王に選んだからだ


<第7話 ルクレツィアの策略 Lucrezia's Gambit>

チェーザレはミラノに入城したが、スフォルツァ家の首領ルドヴィーゴは逃亡した後だった。正式に統治したいフランス王からは、改めてルドヴィーゴの始末を求められる。国王を失ったナポリでは、腹違いの兄弟ラファエロフェデリーゴが王位継承を争っていた。ルクレツィアは私生児に優しいフェデリーコを応援するが…

チェーザレは父親である教皇よりフランスの意向を尊重し、ルドヴィーゴとカテリーナの子ベニートを暗殺!
実際のルドヴィーゴ・スフォルツァは、配下の傭兵に裏切られ、フランス王に捕らえられたようだ。教皇が求めたのはルドヴィーゴの身柄拘束であって、どちらがボルジア家の主導権を握るか、親子の葛藤が続く
カテリーナ側はミケロットダ・ヴィンチの友人バスカルを接触させ、スパイとして潜り込ませるのだった。ミケロットが同性愛者につき、公式が薄い本という展開に相成る(苦笑)
タイトルは継承権を巡る争いに、ルクレツィアが関わるからだけど、その結果は次回で……


<第8話 血の涙 Tears of Blood>

教皇がロンギヌスの槍で集金したことに対し、カテリーナ自領のマリーノキリストの着衣を飾り、血の涙を流させる。この営業妨害に対し教皇はチェーザレを派遣するが、バスカルの情報により聖遺物には爆薬が仕掛けられていたのであった。ルクレツィアによってナポリ国王となったフェデリーコは、彼女を大使に指名するが、その真意は……

教皇は聖遺物と免罪符で莫大な収益を上げたが、それを教皇軍の強化に使うため正規の宝物庫ではなく、十字軍名目の口座に移しかえる
十字軍の標的はオスマントルコが支配するコンスタンティノープルだが、とてもじゃないが実現は不可能。そこでユダヤ人に特権を与える代わりに、地中海のトルコ艦隊を焼き払う工作をさせる。地中海の圧迫を緩和するとともに、政治的ポーズをとったわけだ
レパントの海戦の数十年前なので、どれほどの効果があったか分からないが、教皇アレクサンドル6世とユダヤ人との結びつきの深さを物語るエピソードである

愛の棲家に怪しい人物が訪れたことから、バスカルをスパイと見破ったミケロットだが、愛ゆえに深く追求できない
チェーザレはバスカルへの暗号文(書物と数字を使った古典的なもの)を自力で解き、カテリーナの手の者と見破る。ミケロットの不始末を許し、最初はバスカルを泳がせていたものの、ナポリ王となったフェデリーコが実はカテリーナ側で、大使として常駐するルクレツィアが人質になっていることを知るや、処刑を命じる
しかし、ミケロットはバスカルの前に涙を流してひざまずくしかなかった。マリーノでの「私も(血の涙を)よく流します」という冗談が、こういう形で回収されようとは思わなかった。二人の行く末はいったい
ぼんくらに見えたフェデリーコが冷血な王に変身するところが一番の見所だ


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第9話・第10話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第5話・第6話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第5話・第6話

私と来い! 私生児の軍隊だ!


<第5話 残酷な劇場 The Wolf and the Lamb>

ルクレツィアわが子ジョバンニを母に預けて、ナポリへと嫁いだ。チェーザレはフランス国王と交渉し、王妃との離婚とミラノを餌にフランスの大軍を借りる。現地で知り合ったシャルロット・ダルブレと結婚し、フランスとの関係を確かなものとした。教皇はマントヴァ公の追及に苦しめられたものの、その妻ビアンカが妊娠したと告げられ、さらに悩みを抱えることに……

チェーザレはフランスとの交渉で、教皇の想像を超える独断専行に走った
国王の腹心であるルーアン大司教枢機卿の位を約束し、スフォルツァ家のミラノを差し出してフランス軍を借りる。イタリア戦争で荒らしまわったフランス軍をわざわざ引き込むわけで、劇中の台詞のとおり「イタリアの都市国家を根底から変える」決断である
ミケロットルクレツィアの護衛としてナポリへ付いていくが、離れ離れの母子に同情して思わぬ展開に。ナポリ王の毒殺しようとしたルクレツィアを目撃して、自身が王の暗殺を引き受けるのだ
沼へ突き落とされ、哀れナポリ王はヤツメウナギの餌に。内臓まで食い散らかされて、シリーズ最凶のグロスポットですよ…
カテリーナと結ぼうとしたナポリ王だから、代替わりしてもらった方が、ボルジアの都合にいいのだろうけど
そして、子の産めない体を苦にして狂言をしたビアンカは、教皇に修道院送りにされそうになって抵抗し自殺してしまう。悲嘆にくれる教皇に、腹心のスフォルツァ枢機卿はビアンカの死をマントヴァ公に転嫁し、教皇の危機を救うのだった
政治は非情である


<第6話 ロンギヌスの槍 Relics>

カテリーナの側近ルフィオは、教皇抹殺のために非常手段をとる。和平の書簡にペストの布切れを仕込むのだ。戦争を妨害されたくないチェーザレによって握りつぶされるが、書簡そのものはある枢機卿の手元に残ってしまう。チェーザレはフランス軍の他に、カテリーナにつこうとしていた枢機卿の一族たちをも吸収し、ミラノへと向かう

西暦1500年=キリスト生誕1500年記念を前に、教皇は聖遺物の収集を命じる。教会への寄付金集めのためであり、免罪符の発行も検討される
またユダヤ人の定住を巡って、彼らからロンギヌスの槍(キリストの処刑に使われた槍)が提出され、ある枢機卿からその真偽が問題とされる。ロンギヌスの槍と呼ばれる物は世界各地にあったのだ
しかし、教皇からすれば、「本物だと信じられることが大事」。教皇庁に金を入れるための道具なのである
フランスの大軍を前にミラノのルドヴィーゴ・スフォルツァは尻尾を巻いて逃げ出し、チェーザレは無血入場を果たした。次回はいよいよ、カテリーナとの直接対決
教皇ロドリーゴとチェーザレ、親子間の主導権争いが表面化してきて、どう転がるか目が離せない


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第7話・第8話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第3話・第4話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第3話・第4話

ボルジアはボルジアの者でしか、愛せない


<第3話 兄と妹 Siblings>

枢機卿の地位を追われたルデッカは、腹いせに教皇庁の機密と財産を盗み、諸方にばらまく。カテリーナの腹心ルフィオは、ペルージャの領主バリオーニを引き込んで、漏れた教皇軍の情報から反ボルジアの同盟を集めるのだった。教皇はフランスの大使から国王の婚姻無効を相談され、関係修復の機会を得るものの、親族となるはずのナポリ王家がルクレツィアの祝宴にカテリーナを招き、不穏な動きを見せる

カテリーナ・スフォルツァは、ローマの名家他、中部イタリアの領主に、ナポリ王家をも巻き込み、ボルジア家への包囲網を作り上げた
教皇がフランスへの接近を図ったことで、その宿敵であるナポリ王家を硬化させ、交渉に出向いたチェーザレもルクレツィアを侮辱されて激怒と、状況はまったく良くならない
ルクレツィアはナポリ王家に息子ジョバンニを連れ込めないことに将来を悲観し、結婚したアルフォンソがチェーザレに疑念をもたれていることに気づいて初夜に失敗したことから、兄の寝室へ駆け込んでしまうのだった
史実のチェーザレがここまでシスコン度が高いとは思わないが、今まで積み上げられた演出からは自然な流れには見えた


<第4話 栗拾いの宴 The Banquet of Chestnuts>

追放した枢機卿の一人として、教皇の愛人であるファルネーゼの兄が財務担当に任命された。計算に強いという触れ込みだったが、ただただ真面目なだけの人。優秀の妹が兄に手を貸したことで、かえって教皇を怒らせてしまう。その一方で、ナポリ王フェルディナント2世甥のアルフォンソルクレツィアが初夜貫通しないことにクレームをつけ、立会人の前で二人がチョメチョメすることを要求する。チェーザレは屈辱をかみ締めながら、それを眺めるしかなかった

ファルネーゼの兄が登用されたのは、当時の教皇庁がネポティズム(縁故主義)に陥っていたことの象徴だろう。これはアレクサンドル6世だけに限らない
暗殺事件から疑心暗鬼なった教皇に、ファルネーゼは枢機卿だけの宴を開き、弱みを握ることを提案する。何も知らない枢機卿たちは、娼婦と酒池肉林を楽しんだ。タイトルの「栗拾いの宴」は、女性のあそこに挟まれた栗を取る遊びを意味する
そうして教会内で恐怖政治をしく一方、ヴェネツィアが要求するオスマントルコへの聖戦を口実に、商人に増税するなど、教皇の強かな手腕は健在だ

ナポリ王が強気に公開SEXを要求できたのは、カテリーナとボルジアを秤にかけられる立場だから。ラストには教皇の乱行が祟って、妻を寝取られたマントヴァ侯が公然と敵に回ってしまった
ボルジア家がフランスに近づくことで、同盟関係が大幅に書き換えられそうだ


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第5話・第6話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第1話・第2話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第1話・第2話

あの女に教えてやる。優雅なる復讐というものを


<第1話 死に顔 The Face of Death>

毒杯を仰いだ教皇は、ルクレツィアの治療で一命を取り留めたものの、半死半生の状態が続く。教皇の死を確信したデッラ・ローヴェレは、次期教皇位のために枢機卿として舞い戻る。そして、機会をうかがっていたカテリーナ・スフォルツァの刺客は、親族のスフォルツァ枢機卿に接触し、ボルジア家抹殺を謀るのだった

ボルジア家伝来の毒カンタレラを盛られた教皇に、ルクレツィアなんと木炭を飲ませる!!
どういう理屈か分からんが、医学=錬金術の時代。胃腸の毒を吐かせることに意味があったということにしておこう。自家製の毒なら、解毒剤をあってもおかしくないのだが
カテリーナの刺客に迫られたスフォルツァ枢機卿も、十字架に仕込まれた短剣で教皇殺害を思い立つが、間一髪でボルジア側へ寝返る
一番忠実な枢機卿がスフォルツァ家出身で、権勢を極めてもボルジア家は四面楚歌なのだ
ラストでは、カテリーナが意味深に教会を仰ぎ、ラスボス感を出していた


<第2話 粛清 The Purge>

暗殺計画の失敗を知ったカテリーナは、ルフィオに命じてローマの名家の若者を引き込もうとする。復活した教皇は、意識が朦朧としているうちに聞いた枢機卿たちの会話から疑心暗鬼になり、スフォルツァ枢機卿に他の枢機卿の尋問を命じた。サンタンジェロ城で拷問具を見せられた枢機卿は、教皇一族を狙った陰謀をでっち上げ、それに基づいてローマの名家が枢機卿の地位を剥奪される。一人、オルシーニ枢機卿は最後の告解を教皇に申し出るが……

毒殺の陰謀が破れ、チェーザレに捕まったデッラ・ローヴェレは、チェーザレ「孤立しがちなボルジア家を助けたい」と命乞いした。後の伏線となるエピソードだが、この時点ではチェーザレが蹴る。ローヴェレは反ボルジア派にかろうじて助けられ、死体にまぎれてローマを後にするのだった
ルクレツィアは婚約相手のアルフォンソがDTにこだわることと、彼の実家が連れ子を喜ばないことでイライラ。その肢体でチェーザレを誘惑し、近親相姦のフラグを立てる。果たして、どこまで踏み込むのやら
その一方で、病後のEDに悩んでいた教皇は、古い愛人ヴァノッツァ(チェーザレの母)と焼けぼっくりが火がついたことでアソコが復活(笑)。無理筋の粛清も、立たないイライラからだったかな?
自信を取り戻したことでオルシーニ枢機卿に甘い顔を見せ、その結果、惨劇を招く。一度、地獄に入った以上、もう引き返すことは許されない。ヴァノッツァには、一介の農夫に戻りたいと洩らしていたが、現実には……
血糊に染まった法衣が鮮烈である


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第3話・第4話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第9話・第10話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第9話・第10話

兄弟みんな、私生児よ!


<第9話 火の試練 World of Wonders>

ジェノヴァの兄弟は、兄が弟に遠慮して辞退。弟の求婚に「お前には金がない」と教皇は跳ねのけてしまう。そこへ、毒見役べッナルディーニの溺死の知らせが届く。そしてローヴェレの送り込んだ刺客の少年は、教皇に気に入られ採用されるのだった。一方、チェーザレはサヴォナローラを捕まえるべく、火を潜り抜ける奇跡を見せるように要求。火に焼け出された彼を、ローマへ連行するのだった

セカンドシーズン最終話に向けて、様々なものに決着がついていく
実際に、サヴォナローラ「火の試練」への挑戦をたたきつけたのは、フランチェスコ会の修道士で、当日にフランチェスコ側がおじけづいて実現しなかったらしい
サヴォナローラの台頭は、彼がフランスの進軍を予言したことから始まった。フィレンツェ市民の一部は、港湾都市ピサの奪取が悲願としており、サヴォナローラをしてフランスをひきこもうとし、反メディチの平民派と結びついたらしい
彼の失墜はそのあてが外れたことと、その神権政治があまりに節制を強制し、市民の不興を買ったためのようだ
クライマックスには、ボルジア家の一大事件が!
作品内にはルクレツィアの子を二階から落とそうとするなど、充分なフラグが立っていたものの、チェーザレ自身の滅多刺しとは驚いた。実際、敵の多いボルジア家が同腹の兄弟を殺すというのはかなりの痛手なんだが、その悪名の高さからか、チェーザレ犯人説が今も根強い


<第10話 告解 The Confession>

ローマには、ルクレツィアの婿候補としてアルフォンソ・ダラゴーナがやってくる。ルクレツィアは身分を偽って初心な彼を観察し、その求婚を受ける。拷問に屈しないサヴォナローラに対し、チェーザレは彼の告解を自ら署名し、その舌を抜いて物理的に黙らせてしまう。サヴォナローラの処刑の準備が進むなか、テヴェレ川から引き上げられたホアンの死体が発見され、教皇は哀しみにくれる

ファーストシーズンと対照的に、最終話では家族の断裂が明らかになった
ホアンを可愛がっていたのは教皇だけで、チェーザレは邪魔者かつ足手まといと見ていたし、愛人を殺されわが子は危険にさらされたルクレツィアは自ら殺したぐらいだった。そして、ホアンの実母ヴァノッツァにすら半ば見捨てられていた
チェーザレは悲嘆にくれる教皇に代わり、ホアンの葬儀とルクレツィアの婚礼の宴を手配する。ここにおいて、彼はボルジア家の指導者になったようだ
華々しい祝宴の中、教皇はホアンのために泥まみれになって墓穴を掘る
教皇はホアンの件を自らの罪として抱えることとし、望みどおりチェーザレを枢機卿の任から解く
ひとつの決着がついたと思われた矢先、今まで神回避でかわしていた毒入りの杯を教皇はあおってしまう。史実的に死なないと分かってはいるのだけど、ファイナルシーズンへの強烈な引きである


ファイナルシーズン→【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第1話・第2話

前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 第7話・第8話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第7話・第8話

私はあと10人子供が生める!


<第7話 フォルリ包囲 The Siege at Forli>

新大陸から次男ホアンがスペイン兵を連れて帰還した。自信を得た教皇は逆らうフォルリのカテリーナに、ホアンと教皇軍を送り込む。スペインの騎士エルナンドの助言で、交渉に乗り出すホアンだったが、その席でカテリーナの子ベニートを人質にとってしまう。サヴォナローラ対策でフィレンツェにいたチェーザレは、ルドヴィーゴ・スフォルツァの軍がフォルリへ援軍に向かったことを知るも黙殺するのだった

フォルリを包囲されたカテリーナ・スフォルツァは、息子を人質にとるホアンに対し、スカートをまくって冒頭の台詞をたたきつける。史実では、夫の死による謀反で城が包囲された時にまくり上げたので、このエピソードを盛り込むために教皇軍の遠征は仕立てられたのだろう
それはともかく、スペインのコンキスタドールたちは美しいし、女優さんの気合いの陰部露出には驚かされた。モリマンのネタを思い出したのはここだけの話だ
フィレンツェでは、サヴォナローラ年端のいかない少年たちを「神の子」として動員し、家々を叩いて“虚飾の品”を奪わせる。さながら文革の紅衛兵のようだ
マキャベリは少年たちに皮肉を浴びせたのち、フクロウの剥製を渡すのだが、果たしてどういう意味か。サヴォナローラを喩えた?


<第8話 真実と嘘 Truth and Lies>

敗北に打ちひしがれたホアンは、新大陸でもらった梅毒に冒されるともに、矢傷で右足も不自由になってしまう。さらには、いかがわしい薬剤師の誘いで、阿片窟に出入りするように。カテジーナの息子ベニートは、騎士エルナンドによって救助されていて、チェーザレは彼を教皇と合わせることでその真相を知らせる。教皇はホアンを教皇軍総司令官の任を解こうとするが、情にほだされて撤回してしまうのだった

冒頭にフランス王シャルル死すの大ニュースが。史実のシャルル8世のように、門に頭をぶつけて死んだようで、伝える枢機卿たちはいいゴシップを聞いたようにげらげら笑う。敵としてシャルル王を認めていた教皇は絶賛清貧中につき、笑った枢機卿にお祈り罰ゲームを課すのだった
気晴らしにお見合いを繰り返していたルクレツィアは、ジェノヴァの富豪兄弟に目をつけ、弟のラファエロに一目惚れ。母ヴァノッツァからは「夫も愛人も両方とればいい」とそのものズバリのアドバイスが!
しかしこの発想は、ヨーロッパ中世の上流階級ではごく当たり前の恋愛観結婚は一族のために政略でする代わりに、赤ん坊を産んで務めを果たせば、他に愛人を作るのを黙認されていたのだ
史実だと、二番目の政略婚は、ナポリのアルフォンソ・ダラゴーナなので、ジェノバの兄弟とは破談になるのかな


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第9話・第10話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第5話・第6話

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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第5話・第6話

運悪く彼は転んでしまった。チェーザレの剣の上に


<第5話 選択の時 The Choice>

フランスが撃退された後も、スフォルツァ家のカテリーナフォルリの城に籠もっていた。チェーザレは説得すべく乗り込むが、カテリーナの肢体に呑まれ回答を引き延ばされる。一方、フィレンツェに向かった教皇は、反教皇のサヴォナローラの説教を見学。彼がフィレンツェの貨幣経済を廃止を唱え、メディチ銀行に預けた教会資産を脅かしていることを知る

大きな息子のいるカテリーナだが、その身をもってチェーザレを篭絡せんとする。塩野七生の『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』では、フォルリを陥落させたときにカテリーナとおぼしき女主人を幽閉してチョメチョメしたという場面があるが、事前に情人としての関係があったとなると、このドラマではどう変転するのだろう
カテリーナも相手が悪かった。チェーザレは交渉が決裂したのち、妹を侮辱されたことからその元結婚相手ジョバンニを殺害! この凶暴さは彼女も視聴者も予測できないよ(苦笑)
フォルリはミケロットの故郷であり、母親や友人と再会。チェーザレのブラックジョークが笑わせるが、彼には笑えない父親殺しの過去があった。友人との同性愛も描かれ、彼が闇に生きざる得ない由縁も明らかとなる


<第6話 悔悛 Days of Ashes>

ミサの最中にサンピエトロ大聖堂に雷が落ち、天井が崩落。その事故を神の怒りと受け取った教皇は、夕食をいわしにする清貧生活を始めるのだった。チェーザレとカテリーナが決裂したことで、新しい同盟者のためにルクレツィアの再婚が必要となるが、本人にその気はなく教皇の苦悩は続く。その一方で、サヴォナローラを捕らえるべく、枢機卿の地位でおびき寄せようとするが……

前回やらかしたチェーザレは、フィレンツェのマキャベリの助言を得てメディチ銀行の資産を奪おうと計画を立てる。銀行の資産はサヴォナローラを恐れて、フィレンツェから各地の拠点に避難しているのだ。マキャベリはボルジア家に恩を売ることで、チェーザレのサヴォナローラ退治を助ける狙いがある
チェーザレは資金を得たことで教皇軍を強化し、自身の軍人への転身を父である教皇に求めるが、「それでは誰が教皇に助言するのか」と拒否。ホアンを今さら聖職者にできないのが辛いところだ
ローマのドミニコ会では、ローヴェレが密かに教皇の毒殺を狙い、毒見役の少年をボルジア家伝来のカンタレラに慣れさせようと決死の訓練を行っていた。もう立派なアサシンですよ、ローヴェレ卿


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第7話・第8話 
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第3話・第4話

ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 セカンド・シーズン[5枚組] [DVD]
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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 2nd 第3話・第4話

セカンドシーズンのサブタイトルは「骨肉の争い編」


<第3話 華麗なる策略 The Beautiful Deception>

馬丁パオロホアンの手の者に自殺に見せかけて殺された。パオロが字を書けないことから、ルクレツィアは遺書つきの自殺を嘘と見破り酷く落ち込む。教皇であるロドリーゴは娘と孫の身を案じ、密かにパオロの埋葬を許すのだった。ホアンがスペインに去った後、ローマには復讐に燃えるフランス軍が殺到。それに対するチェーザレの対策は……

ホアンがパオロを葬ったことで、ルクレツィアとの間に決定的な確執が生まれた。ホアンは情婦とアヘアヘしている最中に、シャンデリアを落下させられ危うく死ぬ羽目に。困り果てたロドリーゴは、ホアンを婚姻相手のいるスペインに逃れさせる
しかし、その教皇軍司令官が不在中にフランス軍が北上。再び危機に襲われた
大砲を一週間で100門作ると言いはるロドリーゴに対し、チェーザレは青銅が祭りで払底し、数門作るのに一月かかる現実を知る。ヴィットリオと相談して、石膏の大砲を急増しその場をしのぐだった
策略は一流で軍事は門外漢なロドリーゴと現実的な戦争に才能を発揮するチェーザレは、いい親子鷹である


<第4話 闇夜の奇襲 Stray Dogs>

フランス軍の撤収を喜ぶチェーザレに最悪の知らせが届く。フランス軍によって恋人ウルスラの住むチェチェリーナ修道院が襲われたのだ。修道院は略奪、強姦、虐殺に見舞われ、チェーザレは襲ったガスコーニュの偵察隊に復讐を誓う。フランス軍が去ったローマにスフォルツァ家は手のひらを返して、対フランス同盟を教皇に提案。イタリア諸都市の同盟とフランスの共倒れを目論むロドリーゴは、自ら祝福に出陣する

前半はチェーザレ、怒りの復讐劇。ウスボラを犯した偵察隊を拷問でいたぶりつつ、フランス軍の情報を聞き出す
枢機卿の身で暴れまわる彼にロドリーゴは、「復讐はそれと分かってはならぬ」と釘を差す。謀略では年季が違うのだ
ロドリーゴは副尚書のスフォルツァ枢機卿も信用できぬと、あろうことかルクレツィアに留守を任せる。日本の萌え大河でもない、超展開である(爆)
視聴者向けに女性の出番を増やさなくてはならないということだろうが、いくら何でもというか……。それでも演出が上手いから、一種の喜劇として成立してしまうのであった
時代的に遊びやすいのもあるだろうけど、日本の大河では真似できない芸当だわ

史実の第一次イタリア戦争は、フランス王がナポリを離れてからがクライマックス
フォルノーヴォの戦いにおいて、マントヴァ侯を総大将とするイタリア諸侯同盟軍が帰国しようとするフランス軍を完膚無きまでに破り、傷心のシャルル8世は頭を石にぶつけて事故死してしまうのだ
ドラマではチェーザレがフランス軍の火薬を焼き払う大活躍で、大砲を使えなくしてしまう。着々と軍人としての才覚が目覚めつつある


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ローヴェレの戦闘力はアルタイル並み!


<第1話 二つの顔 The Borgia Bull>

ローヴェレはある修道院に雲隠れしていたが、ミサの途中に一服盛られてしまう。チェーザレ本人の警告にも彼の心は折れない。一方、教皇アレクサンドル6世(ロドリーゴ)は、愛人ファルネーゼとの狩猟中に、古代ローマの遺跡を発見する。奔放な美術に触発された彼は、ローマにそれを持ち帰り、古代の祭祀を復興させて市民の歓心を買おうとするのだった

イタリア戦争の顛末から、チェーザレとホアンの確執が表面化してしまう
真昼間の決闘に、祭りの競馬ではホアンが鉄びしでチェーザレを落馬させるなど、ただの兄弟喧嘩では済まない段階に発展してきた
父ロドリーゴはそんな兄弟を諭しつつも、フランスの脅威が去ったことからもうやりたい放題。息子の嫁とホニャララしたと思えば、男装で忍び込んだ見習い画家ヴィットリオにも手を出してしまう。そこから古代の美術に話しが転がり、その復興を始めるのだから、良くも悪くもルネサンスな教皇なのである
教皇に騙されたフランス王は風土病で死にそうになり、ヴェスピオ火山に隠れていたアルフォンソ王太子を拷問にかけてしまう。むごし


<第2話 罪深き関係 Paolo>

ルクレツィアの恋人だった馬丁パオロがローマにやってきた。彼は子供が誕生したことを知り、一目会おうと命がけでルクレツィアを探していた。トレヴィの泉でコインを投げ入れた彼女と運命の再会を果たす。チェーザレは妹の頼みを聞きいれ、一夜だけの父子再会を約束するが、ホアンの魔の手が迫っていた

新愛人ヴィットリオの登場に、ファルネーゼが用いた策は禁断の3P!
前回、チェーザレの母親から聞き出した忠告から、こうもハッテンするのは、まさに斜め上である
楽しんだロドリーゴは、お祭り騒ぎで財政が底を尽いたことを聞き、教皇庁の構造改革に取り組む。ドラマ的には「おまえが言うな」という話だが(笑)、現実のアレクサンドル6世は財政再建に取り組んで、後世の悪評もその恨み辛みから来ているともいう
新愛人の貧しい生まれを利用して、ローマの下流社会を視察するなど、食えない教皇だ
ルクレツィアとパオロの顛末は、このドラマの作風からしてそらそうよ、という結果に。ミケロットの気取った台詞がほほえましい。パオロを陰惨な葬り方をしたホアンは、着々とフラグを積み立てている


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