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【配信】『ザ・パシフィック』 第9話・第10話

ついに沖縄戦、そして故郷への帰還
シリーズ的には、知られざる激戦地ペリリューを取り上げた点に注目



<第9話 沖縄 Okinawa>


1945年5月ユージーン・スレッジは、沖縄にいた。熱帯のスコールのような雨に悩まされ、塹壕を掘りだそうとすると日本兵の死体が出てくる。すでに戦闘が始まって一月が経ち、島全体が墓場となっていた
非戦闘員を巻き込んだ戦いにスレッジたちの精神も限界に達し、冷徹な兵士だった“スフレ”すら悲惨な状況に激高。新兵の錯乱を誘発し、戦死者を出してしまう
日本兵の皆殺しを誓うスレッジだったが、臓腑をむき出しにした女性を前にはその思いを覆さざる得なかった

原作にない演出シーンとして聞いていた、妊婦が自爆攻撃を仕掛ける場面民間人の脱出を盾に一斉掃射するという悪辣な作戦となっていて、日本軍の非人道性を印象づけている
しかし、こうした自爆攻撃は米軍の資料にも残っていないとか
製作者たちは地獄の戦場を連想させるものとして、現在の対テロ戦争、民間人の群れの中に、あるいは盾に戦うISなどを参考にしたのではないだろうか
米軍が日本兵とオキナワ人を分けて捉えているのも特徴的で、米軍の駐留が続く沖縄への配慮として、住民を保護したという部分を強調しているようにも思えた
最後の場面は「日本に新爆弾が落ちた」という話題から「国に帰る」シーンにつながり、上空にはB-29の編隊が颯爽と飛び去って行く。『バンド・オブ・ブラザーズ』を含めて、もっとも政治を感じる回だった


<第10話 帰還 Home>

1945年8月15日、日本の降伏が伝えられ、海兵隊の戦争は終わった。ボブ・レッキーはセントルイスの病院で、ユージーン・スレッジは沖縄でその知らせを聞いた。スレッジは列車から降りる戦友たちを見送りながら、故郷で親友シドの出迎えを受ける。心配していた父母たちの歓迎を受ける彼だったが、ペリリューや沖縄で受けた心の傷を引きずらざる得なかった

三人の主人公は三者三様の帰還をした
ロバート・レッキーはペリリューで重傷を負ったものの、終戦後はそのまま記者として復帰。向かいに住む幼馴染のヴェラに、海兵隊の制服を着て口説き、戦争経験のないライバルを退ける。戦争に人生の大事な時間を捧げた人間にとって、これぐらいの役得は受けるべきものだろう
ジョン・バジロンは硫黄島で戦死し、妻のリーナ・バジロンは彼の実家を訪ねる。気丈な家族たちだったが、リーナが差し出す「名誉勲章(Medal of Honor)」を前に涙してしまうのだった
ユージーン・スレッジ結婚や就職に軍歴を持ち出すことに、引け目を感じてしまう。海兵隊で教わったことを聞かれると「ジャップを上手く殺す方法だ」
戦場を経験した誰しもが眠れる夜を送るものだが、彼はひときわ強かった。父エドワードと好きだったハト撃ちに出かけても、泣き崩れてしまう。作中で復調は描かれないが、史実ではバードウオッチングを父に勧められ、大学では鳥類の研究に生きる目的を見出したという
ラストには、登場人物のその後が流された。ほとんどの人が戦争から市井の人に立ち帰っていたのだった


シリーズ全体を総括すると、『バンド・オブ・ブラザーズ』(以下BOB)と比べれば、ひとつの小隊ではなく三つの主人公の視点からそれぞれガナルカナル、ペリリュー、硫黄島、沖縄と巡っていくので、自然と各主役中心のドラマにならざる得なかった
特にジョン・バジロンに関しては、切手になるほどの英雄であり、戦債キャンペーン中に有名女優と浮名を流すなど、兵士の生活中心のBOBよりも派手な演出が目立った(やけに濡れ場も多い!)
証言者が次々と他界する時代となれば、今後の戦争作品は一種の時代劇になっていくのだろう

海兵隊と日本人との対峙は、序盤は万歳突撃する理解しがたい敵として登場し、9話の沖縄戦においてようやく民間人や捕虜として直に接する。ヨーロッパ戦線のナチスに騙されたドイツ人という構図に対して、“オキナワ人”という存在を持ち出してなお消化できず、艦砲射撃や爆撃で被害を受けた女性に対してスレッジは抱き締めざる得なかった
原爆で日本を早期降伏に追い込んだという史観を保ちつつも、戦時に多大な犠牲を払い、戦後は米軍の基地が集中する沖縄に対して、それなりの敬意を払おうという製作陣の意思が感じられた


前回 【配信】『ザ・パシフィック』 第7話・第8話

関連記事 【DVD】『バンド・オブ・ブラザーズ』 第1話・第2話
     『ペリリュー・沖縄戦記』(原作本)

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【配信】『ザ・パシフィック』 第7話・第8話

「座れるときに立つな 寝転がれるときに座るな 寝られるときに寝ろ」


<第7話 ペリリュー 後編 Peleliu Hills>

空港は制圧したものの、ペリリューの戦いはまだ終わらない。山にはまだ日本軍が健在であり、出発するスレッジの第5連隊は、ボロボロになった第1連隊とすれ違う。一方、ジョン・バジロンはまだ戦債キャンペーンに捕まっていたが、息抜きのゴルフの間にもガナルカナルの戦いと戦友たちの顔が脳裏をかすめるのだった

今回は非常に凄惨な描写が目立つ。火炎放射による生きたままの丸焼き、手りゅう弾の破片で顔がボロボロが序の口で、言語を絶する光景が繰り広げられる。まったくもって尋常ではないので、今さらながら苦手な人は注意されたし
僚友たちが倒れ、尊敬する隊長ホールデン大尉が戦死し、頼みの鬼軍曹ヘイニーまでが茫然自失する現実を前に、スレッジの心も病み、日本兵の金歯を取ろうとする。それを止めたのは、いつも金歯をくすねているスナフ!
日本兵の死体で遊んでいた彼だったが、スレッジが自分と同じ狂気の世界に入るのを、よしとしなかったのだった


<第8話 硫黄島 Iwo Jima>

ジョン・バジロンは戦債キャンペーンに憂鬱になっていた。ヴァンデリクス中将新兵訓練への復帰を依頼し、キャンプ・ペンドルトンへ赴任する。慣れない新人たちに猛訓練を課すなか、婦人予備隊のリーナ軍曹と出会う。最初は有名人扱いされて嫌味を言われ続けるバジロンだったが、朝食にフレンチトーストを共にしたことから急速に仲を深める。バジロンは訓練した海兵隊ともに、硫黄島へ向かうこととなり、二人は結婚するのだが……

スレッジが冒頭に亡きホールディンの本を拾う場面があるが、ほぼジョン・バジロンの回である
硫黄島の戦闘は残り15分間に割り当てられ、どういう戦闘かは解説されない。映画化も何度かされているので、改めて説明するまでもないということだろうか
バジロンは鍛え上げた重機関銃兵を従えて、苦戦する戦線を突破。いくつものトーチカを破壊してみせる。しかし、銃撃を腹にくらって大の字に倒れてしまうのだった
ラストは未亡人となったリーナが浜辺を眺める場面で終わる。86歳まで生きた彼女は再婚しなかったそうだ


次回 【配信】『ザ・パシフィック』 第9話・第10話
前回 【配信】『ザ・パシフィック』 第5話・第6話

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【配信】『ザ・パシフィック』 第5話・第6話

第一海兵師団が唯一、壊滅認定を受けた戦い


<第5話 ペリリュー 前編 Peleliu Landing>

戦債キャンペーンのために帰国したジョン・バジロン軍曹は、女優ヴァージニア・グレイと親しくなり、有名人の階段を上り始める。そのホテルに出征する弟が姿を現すと、「いいところを見せようとするな」と忠告する。そのころ、迫撃砲の訓練を終えたユージーン・スレッジはようやくソロモン諸島のパヴヴに到着。1944年9月に、ロバート・レッキーの第一連隊らとともにペリリューの戦いに臨むのだった

ペリリューの上陸戦はノルマンディーもかくや、という激戦である
日本軍のトーチカの前に海兵隊が死屍累々を築き、上陸艇からの重機関銃も艦砲射撃も目立った効果はない
日本の九五式軽戦車も、歩兵の突撃を支えて活躍する。が、海兵隊の中隊ごとに配備されたシャーマン戦車には一蹴されてしまう。さすがにこれは手合いが違い過ぎたか(苦笑)
新兵であるスレッジは、先輩兵士のスフレにこき使われるが、戦場では一転して頼りになる。その後、そのスレフが日本兵の死体から金歯を抜く光景を見てしまう。あまりに戦場へ適応してしまい、人としての倫理が飛んでしまっているのだ


<第6話 ペリリュー 中編 Peleliu Airfield>

一夜明けて海兵隊は、ペリリューの空港確保に向かうことになった
しかし、日本軍は廃墟のビルから待ち伏せ攻撃を行い、地下に隠れた伏兵が背後から銃撃してくる。レッキーの中隊は激しい砲撃に進路を阻まれ、大隊本部への連絡も途絶してしまう
レッキーは仲間を救うべく、衛生兵と空爆を要請するために無線を探すが、その味方の空襲を受けて負傷し気絶してしまう。レッキーは担架に運ばれて収容され、彼の戦争は終わった。瀕死の僚友が生きていたことだけが救いだ

冒頭では、スレッジの故郷であるアラバマ州モービルに、友人のシドニーが帰郷。スレッジの両親へ、入れ違いになった複雑さを隠し切れずも気丈に元気づける
実際のスレッジは狂気の戦場でぎりぎりの状態だった
戦闘の激しさもさることながら、前線で夜襲を警戒しているときに味方の一人が発狂! やむを得ず上官は頭を殴って黙らせる
一夜明けると、殴った兵士は死んでいた……
物資が豊かなイメージの米軍だが、ペリリュー戦は水を確保するのも大変で、死んだ味方の水筒を取ろうと躊躇する場面も。日本軍が水源に毒を投じたりと、まさに地獄である


次回 【配信】『ザ・パシフィック』 第7話・第8話
前回 【配信】『ザ・パシフィック』 第3話・第4話

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【配信】『ザ・パシフィック』 第3話・第4話

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!


<第3話 メルボルン Melbourne>

1943年1月ロバート・レッキージョン・バジロンが所属する第1海兵師団は、オーストラリアのメルボルンで休養することとなった。日本軍の侵攻を食い止めたとして市民から大歓迎を受け、外出しては酒を食らい現地の女性にもモテモテ。レッキーは列車で出会ったギリシア系移民のステラを口説き、その実家へ行くが…

オーストラリアは移民の国であり、ギリシア系の移民がコミュニティを作っていた。連合国の一員として、オーストラリアも第二次大戦に参戦しており、太平洋ばかりでなく、ビルマの戦線でも戦っている
ステラの母親はギリシア系移民の子たちの死に悲しんでおり、ステラは悩んだあげくにレッキーとの進展を諦めてしまうのであった。ステラの理屈はおかしいものの、戦時下のプレッシャーなのだろう
一方のバジロンはガナルカナルの活躍で勲章をもらったつながりで、戦時国債を集めるパーティのために帰国を命じられる。一緒に帰りたかった戦友の見送られて、飛行機に乗る姿が寂しい


<第4話 グロスター岬/パヴヴ Gloucester/Pavuvu/Banika>

メルボルンから第1海兵師団は、ニューブリテン島のグロスター岬へ。聖歌を歌いながらクリスマスを迎えたものの、島のジャングルとゲリラ豪雨に苦しみ、日本軍との戦いで戦友二人を喪う。さらにソロモン諸島のパヴヴ(ラッセル諸島)では、軍靴が抜けないほどのぬかるみで精神病になる者が続出ロバート・レッキーも情報部の上司のイビリで、夜尿病にかかってしまうのだった

ラバウルのあるニューブリテン島を確保したかと思いきや、その東のソロモン諸島へも出張と海兵隊も忙しい(日本軍はもっと悲惨だが…)
戦友の死と自殺、合わない上下関係でストレスが頂点に達したレッキーも、夜尿症を患って診療所のあるバニカに送られる。普通の病棟は海軍が優先され(海兵隊の地位は低い!)、カミソリとベルトも取り上げられる精神病棟へ入る羽目に
今回は戦争による精神病がテーマであり、心を壊された人々が何人も登場する。中でも戦友だったギブソンは深刻で、隊へ復帰するレッキーに煙草のお礼を言いつつ、「楽に済んだらいいな。狙撃手に撃たれるとかなら、苦しまない」と心にもないことを言ってしまうのだった
『ザ・パシフィック』では、戦争がいかに精神を病ませるかに、話数が割かれているそうだ


次回 【配信】『ザ・パシフィック』 第5話・第6話
前回 【配信】『ザ・パシフィック』 第1話・第2話

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【配信】『ザ・パシフィック』 第1話・第2話

太平洋戦争における海兵隊の第一海兵師団の戦いを取り上げた、アメリカのテレビドラマシリーズ
ヨーロッパ戦線の『バンド・オブ・ブラザーズ』の姉妹作ともいうべき作品で、オープニングや生存者の証言を交えるなど構成や演出も踏襲されているところが多い
原作はロバート・レッキーの回想録ユージーン・スレッジのノンフィクション『ペリリュー・沖縄戦記』に拠っていて、そこにジョン・バジロンの英雄的なエピソードが盛り込まれており、この三者の視点で太平洋の激戦地が描かれる


<第1話 ガナルカナル 前編 Guadalcanal/Leckie>

1941年12月、真珠湾攻撃によりアメリカは日本との戦争に突入。兄弟が全員海兵隊に入っていた新聞記者ロバート・レッキーは、自身も海兵隊に志願する。陸軍でフィリピンで働いたことのあるジョン・バジロンも、同地に関わるために海兵隊へ志願する。一方、周囲の若者に続こうとしたユージーン・スレッジは、心臓の持病から医者の父親に止められてしまうのであった

クリスマス・パーティーで家族との別れを済ませた後、特に訓練の場面もなく、時間は1942年へ飛んでガナルカナルの戦いに入る
ロバート・レッキーの第1連隊は、上陸戦こそ日本軍が撤退して拍子抜けするが、ジャングルの追撃戦、偵察隊の夜襲に、クライマックスにガナルカナル最初の大規模戦闘イル川渡河戦と一気にヒートアップ!
日本軍によって残忍に処刑された米軍捕虜夜襲を疑っての同士討ち重機関銃によって辺り一面の死体の砂浜と、第1話からして濃い描写が盛り込まれている
わざわざ「天皇陛下万歳」と言って自爆する日本兵とか、ステロタイプな演出もあるものの、生き残った日本兵をライフルで弄ぶ米兵など、アメリカ側の非道ぶりも取り上げられていて、過酷な戦場における異常性が際立っている
大事な家族がいる者同士がなぜ戦い、こうも残酷になれてしまうのか、最初から鋭い問いかけが突きつけられている


<第2話 ガナルカナル後編 Basilone>

1942年10月。ジャングルで日本軍との戦いが続いていた。先に到着していたレッキーの第一連隊に代わり、バジロンのいる第7連隊が前面に出るが、散発的な夜襲に、強力な艦砲射撃を受けて精神的に追い詰められる
さらにそこへ、日本軍の大規模な攻勢が始まり、地獄の戦場と化した。日本人としては、重機関銃を前に突撃し、死体を折り重ねていく場面が辛い。どうしてこんなことに……

ガナルカナルの飛行場には陸軍も到着。無傷の彼らは海兵隊からすれば嫌味であり、空襲にかこつけて陸軍の物資を奪う。歴史の長い陸軍のほうが装備がよく、この時点の海兵隊は不遇だったようだ
終盤ではまだアメリカにいるユージーン・スレッジが、ようやく父親の許しを得て海兵隊へ入隊する。第一次大戦に参加した医者の父は、大変だったのは「(兵士の)心が壊れていたこと」だという
本作では戦場で精神に多大なショックを受けて、立ち直れなくなる兵士や将校が頻出し、戦争の悲惨さを伝えている

バジロンが受けた艦砲射撃は、第二次総攻撃のために行われたヘンダーソン空港を狙ったもの。輸送艦を攻撃する米航空機を破壊するともに、空港を使用不能にする計画で、金剛などの高速戦艦を中心に参加。空港を使用不能にしたものの、すでにアメリカは第二飛行場の建設を終えており、海戦では逆襲をくらって損害も大きかったようだ
飛行場と飛行機の破壊には空母の艦載機による攻撃が欠かせず、大艦巨砲主義が抜けない日本海軍の失敗であり、陸軍の逐次投入と並ぶガナルカナル敗戦の原因といわれる


次回 【配信】『ザ・パシフィック』 第3話・第4話

関連記事 【DVD】『バンド・オブ・ブラザーズ 1』 第1話・第2話

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【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 EP5~EP7

山小屋の一夜が明らかになるも、謎も増殖して……


<エピソード5 Cooper's Dreams>

クーパーはホテルの客の喧騒で目覚める。ベンジャミンの弟ジュリーが引き連れて生きたアイスランド人がお祭り騒ぎをしていたのだ。オードリーは朝食を取りに来たクーパーを誘惑するが、すげなく袖にされる
ルノー・ジャックの部屋の捜査は進み、レオの血塗られたジージャンはローラの血でないことが明らかに。クーパーは夢に見た赤いカーテンから、雑誌に描かれた小屋を連想して山へ捜索へ
途中、会った丸太おばさんから妙な暗示を受け、赤いカーテンの小屋から事件を目撃した九官鳥「片目のジャック」のコインを見つけるのだった

オードリーはアイスランドから来た客への歓迎パーティーに、ベン目当てでやってきたキャサリンを目撃。隠し部屋から痴話げんかを立ち聞きして、製材所の放火計画を知る
さらに、ローラの秘密を知るべく、香水売り場で働こうとするのだった
ドナとジェームズマデリーンを巻き込んで、ローラ殺害の犯人捜しを始める。一方、ボビイ精神科医ジャコビーの診断を受けて、ローラが深い闇を抱えていて、「彼女に乗せられて薬の売人になってしまった」と涙ながらに告白するのだった
ベンジャミンがキャサリンを別れるや否や、パッカード夫人と会って密談するとか、いろいろな物事がひっくり返る回であった。ひゃあ


<エピソード6 Realization Time>

オードリーはクーパーの寝室に忍び込むが、彼の説得で‟親友”に留まる。捜査はさらに進展し、赤いカーテンの小屋の捜索から、ルビーの九官鳥を確保し小屋の客がロネット、ローラ、レオと判明した
手配されたレオは妻のシェリーから発砲されるも一命をとりとめ、ついに浮気相手がボビイであることを知る
一方、香水売り場に出たオードリーは、責任者のバティス「片目のジャック」に売り子を送り込んでいることを知り、その売り子から電話番号を知る

放火計画を前にキャサリンには、パッカード夫人を受け取りにした生命保険の話が舞い込む。不審に思った彼女は契約を明日へ伸ばし、ベンジャミン、ハンク、パッカード夫人の計画は空振りに
カナダ国境で管轄外の「片目のジャック」に対して、クーパーはブックハウス・ボーイズのエドを連れて潜入作戦を決行する。出発前に、証拠の九官鳥をレオに射殺されるアクシデントはあったものの、無事にカジノへ入り込む
しかし、その裏ではオードリーが経歴を偽って採用。はたして次回、クーパーと鉢合わせか!?
ジャコビーの診療所に潜入したいジェームズとドナは、マデリーンにローラの振りをさせて呼び出させるのだった


<エピソード7 The Last Evening>

ドナとジェームズは、ジャコビーの診療所を探索し、ヤシの実からハートのペンダントローラのテープを入手する。マデリーンと三人でテープを聞き、ローラが恐れる「赤いコルセットの男が浮上する。ローラの性癖を知ってしまったジェームズは、彼女への思いを振り切り、ジャコビーがシロだと確信するのだった
そのジャコビーは、呼び出された先で黒覆面の男に後ろから暴行されるのであった

「片目のジャック」に潜入したクーパーは、ディーラーのジャック・ルノーと接触。コカイン密輸の黒幕を装い、山小屋への一夜を語らせる。ローラやロネット、他の女性とともに乱交パーティーが行われ、割れたコインはローラが噛んだものだった
ジャックはその後、偽の待ち合わせ場所で逮捕されて負傷(あのアンディが銃撃!)。病院で尋問を受けるが、山小屋でレオに殴られて意識不明になっていた(血濡れのジージャンは彼の返り血だった)

後半はファーストシーズンのクライマックスだけあって、次へのヒキが目白押し!
製材所に浮気がばれたシェリーがレオに縛られて放置されるが、不正帳簿を探しにきたキャサリンに助けられ放火現場から逃亡。復縁(?)した旦那のピートが決死の救援に向かう
エドの嫁ネイディーンは薬物自殺を図り、ボビイがレオに殺されかけるが寸前にレオが銃撃され助かり、リーランドは病院でルノーを殺害、オードリーは新人の娼婦を食べに来た父ベンジャミンと出会う。最後には、オードリーのカードにレオが銃撃された一報を前にクーパーが謎の男に銃撃!!!
セカンドシーズンを観ずにはいられない締めなのであった


いったい、どうなるんだよお~
ゲオにはファーストシーズンしかないので、もうBDボックスを買っちゃいます
感想の記事(単なるあらすじではあるが)はしばしお待ちを

前回 【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 EP2~EP4

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【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 EP2~EP4

田舎の村に溶け込んでいくエリート


<エピソード2 Zen, or the Skill to Catch a Killer>

街の名士であるホーン家に、ベンジャミンの弟ジョリーがパリから帰ってきた。夜遊びが好きな二人はカナダ国境付近の店『片目のジャック』へ行き、ベンジャミンは馴染みの女主人ブラッキーを差し置いて、若い新人に手を出すのだった。一方、ボビーと‟スネーク”はコカインを求めて受け渡し場所に赴くが、売人であるレオ・ジョンソンに約束の金がないと脅されてしまう。幸い、レオの妻シェリーの浮気相手がボビーであることには気づかれなかったが……

クーパーは昼間に珍妙な推論を披露する。チベットの歴史を説明し、心と体を一体化した演繹法を夢で見出したと言い出す。ローラの日記にある「J」を特定する、その手法とは、名前を口に出してから石を投げ、ビンに当たって割れるかというもの!!
まったく、科学的根拠がない手法(爆)だが、ハリーたちも真剣に付き合い、精神医ジャコビー運転手レオ・ジョンソンをピックアップする。何気に、地名だとして「片目のジャック」として試験から外してしまったのは失敗だろうか
オカルトモードはその夜の夢にも続き、クーパーは25年後に小男とともに死んだはずのローラと出会い暗示を受けるのだった
ちなみに、今年から放送されているサードシーズンの世界は、同じく25年後のツイン・ピークスが舞台となる。当然これは偶然ではなく最新のシリーズでも、25年前に残された伏線が生かされることだろう


<エピソード3 Rest in Pain>

保安官ハリーに「犯人が分かった」と電話をかけたクーパーは、ホーン家の娘オードリーと朝飯を食べる。オードリーの筆跡から一昨日あった「片目のジャック」を示唆する投書を彼女だと看破。彼女は「真実に気付いてほしいから」
彼女の父親のデパートにある香水売り場には、被害者であるローラとロネットの二人が務めていたのだった

ローラの葬式が近づいてきて、FBIから派遣された法医学者アルバート地元の医者ヘイワードが衝突。ツイン・ピークスが溶け込みだしたクーパーは彼の強引な手法を否定する。遺恨の残す展開だが、アルバートはプロとして短時間で分析し、ローラ・パーマーがコカイン常習者と診断。手を後ろ手に縛られていたとする。そして、胃袋の中からは「J」の文字のある何かが出てきた
葬式の現場では、ローラの恋人だったボビイが暴れだし、取り乱したリーランドは娘の棺に乗っかって墓穴で上下する醜態を見せる

ローラにそっくりの従妹マデリーン(シェリル・リーの二役)が登場したり、エドがツイン・ピークスの自警団「ブックハウス・ボーイズ」を率いてコカイン密売業者を追ったりと、今回は一話で見どころが多かった


<エピソード4 The One-Armed Man>

ローラの母セーラも、クーパーと同様に幻視を観ていた。クーパーはジャコビーを尋問しつつも煙に巻かれてしまったが、片腕の男を求めてハリーらと捜索を開始する。ベンとキャサリンが逢引するモーテルで、片腕の男ジェラードを取り押さえるも、彼自体は無実。ただ友人の獣医を見舞いに病院へ行っただけ
それでもクーパーは懲りずに、その獣医が営むライデッカー動物病院を調査。ローラーを襲った九官鳥を突き止めるのだった。その持ち主はコカイン密輸に関わるジャック・ルノー!

その一方で、ダブルRダイナーの二人の女性にも大きな動きが。オーナーのノーマは、収監されていた夫のハンクが釈放が近づき、離婚を切り出せずに悩む
シェリーはボビイから夫のレオと‟ジャック”の関係を聞いて、学校でコカインを売りさばいていると教えられ(ボビイは「おまいう」なのだが)、血染めのジージャンをボビイに託す。ボビイはクーパーらがジャックの部屋に突入する刹那、ジージャンを残して去っていくのだった
こうして捜査の眼が向けられるレオに、なんとベンジャミンが製材所の放火を依頼。しかも、それはハンクからの推薦だという。そして、ハンクはパッカード夫人に自分のトレードマーク‟三の目のダイス”を送り、恫喝するのだった
いやはや、なんという悪のネットワークであろう
直接ローラの事件をつながるものは少なそうだけど、いろんなことが同時進行する、これまた濃い回だった


次回 【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 EP5~EP7
前回 【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 序章・EP1

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【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 序章・EP1

『ツイン・ピークス』は、1990年から1991年にアメリカで放映されたテレビドラマ
湖に捨てられた女子高生の死体というショッキングな出だしから始まり、その解決のために派遣されたFBI捜査官を演じたのが当代の美男カイル・マクラクラン。話が進むごとに謎が謎を呼ぶミステリーが、世界的に話題になった作品なのである
二十云年ぶりにシーズン3が製作され、今年の七月からWOWOWで放送している。もともと、WOWOWが開局したころに放映されて、日本でカルト的人気が生まれたのだ
管理人は契約してないのだが、学生時代から気になっていた作品なので、これを機に視聴することにした。PS3のゲーム『レッドシーズ・プロファイル』の実況動画を観てからは、なおのこと観たかったのだ


<序章 Northwest Passage>

釣りに出た老人によって、湖畔でビニール袋に包まれた女性の死体が発見される。駆けつけた保安官ハリー・S・トルーマン医者兼検視官ウィル・ヘイワードが遺体をひっくり返したところ、‟学園の女王”と評判の女子高生ローラ・パーマーと判明した。ハリーは前夜、ローラといっしょにいたボビー・ブリッグスを容疑者として拘留するも、着任したFBI捜査官デイル・クーパーがシロ認定して釈放するのだった

スペシャル枠だったのだろうか、一話にして1時間30分ほどの尺である
このシリーズは1話=1日として扱うので、普通の映画やドラマとは詰め込み方が違う。街の住人がその時何をしていたか、見せておくために細かく場面を転換していくのだ
正直言って、初見の初回では誰が誰とどういう関係なのかは把握しがたい(苦笑)例えば、第一発見者の老人はビート・マーテルは製材所の現場を仕切るキャサリンの旦那。検死官ウィル・ヘイワードは、ローラの親友ドナの親父さんだとか、意外な人間が意外な人とキャッキャウフフしていたりして、狭い田舎町だけあって、皆なんらかの関係者として関わっている
といって、話の筋が分からなくなるほどではなく、再視聴への誘惑に自然と駆られるのである

凄腕の捜査官クーパーが次々に踏み込んでいくので、一日でかなり整理された気もする(笑)
ローラが残したビデオから、ボビーの他に恋人がいたことに気づき、ローラの鍵付き手帳からコカインと貸金庫の鍵を見つけて金庫からは一万ドルの札束が発見された
そして、同じく貸金庫にあったグラビア雑誌『フレッシュ・ワールド』(『肉体の世界』って直訳するなし)には、事件現場から逃走したロネット・ポラスキー(事件後、錯乱状態)が載っていて、そこにある写真からはボビーと付き合う人妻シェリー旦那レオのトラックが連想されて……


<エピソード1 Traces to Nowhere>

ジェームズ・ハーリードナ・ヘイワードが隠したペンダントが何者かによって掘り返された。ジェームズはクーパーにローラとの仲と、その晩のことを告白する
一方、ボビーが手を出した人妻シェリーは、旦那のレオ・ジョンソンが持って帰ってきた洗濯物のなかに血に染まった青シャツを発見。それを思わず隠してしまうが、不審に思ったレオに暴行されるのであった
ちなみにトラックの運転手レオはジェームズと‟スネーク”のコンビと使って、稼いだ金をローラの貸金庫に入れていたようである
そして、ラストシーンにはローラがかかっていたという精神科医ジャコビーが、診察での録音テープを聞く。あれはお前だったか

今回から45分ほどの尺で、向こうでもCM込みで一時間の枠に収まっているのだろう
様々な登場人物の夫婦や家庭が描かれ、ほとんどが何んらかの問題を抱えている。幸福なのは、ヘイワード医師の家庭ぐらいだろうか
村の産業の中心たる製材所では、保安官ハリー未亡人のパッカード夫人が逢瀬重ねるなか(クーパーは一発で看破!)、創業者の妹キャサリン地元の名士ベンジャミン・ホーン(イタズラ娘オードリー・ホーンの親父)と愛人関係
ガソリンスタンドを経営するエド・ハーリーは、眼帯の嫁・ネイディーンを後目に、食堂のオーナーであるノーマ・ジェニングスとダブル不倫ときた
いやはや、どこもかしこも大変である
しかし、娘の死に気が狂ったローラの母が観た白髪の男はなんだろう? このシリーズ、オカルト要素も多いそうなので気になる


次回 【DVD】『ツイン・ピークス シーズン1』 EP2~EP4

ツイン・ピークス ゴールド・ボックス アンコール [DVD]
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シーズン2はゲオにないので、ボックスを買ってしまおうか。声優さんが豪華やし



このゲーム、ツイン・ピークスの影響をモロ受けです
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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第9話・第10話

あいつを見ると、自分自身が見える。そんな存在を愛せるか!


<第9話 父と子 The Gunpowder Plot>

ミケロットは“血の涙”を流して、恋人バルガスを殺しチェーザレの許を去った。腹心を失ったチェーザレは、信頼のおけないバリオーニ・オルシーニに家族の護衛を託さざる得ない。ルクレツィア“沼の魔女”の薬で城の人間を眠らせ、ナポリを脱出。無事を喜び合う兄妹に、旦那のアルフォンソ・ダラゴーナは嫉妬を隠せない

今まで非情な暗殺者として貢献してきたミケロットが去ってしまった
締まらないのが、血文字のメッセージが「GOODBYEになっているところで、ちゃんとイタリア語にして頂きたかった(苦笑)。吹き替えで観ていると、唐突の英語で台無しになってしまう
それはさておいて、今回のテーマは親子の相克とその決着である
教皇はユダヤ人に火薬の材料となる硫黄を買占めさせ、許可なく戦争できないようにする。政治上の主導権を握ることもさることながら、フランスと結んで勝手に動くチェーザレを牽制するためだ
結局、教皇父子の和解をユダヤ商人が諭すという皮肉な展開となるが、自分に似過ぎた息子が恐ろしく、同じ道を辿って欲しくなかったという告白はファイナルシーズンで白眉のシーンだろう
とはいえ、裏切り者を丸焼きにするとか、チェーザレの冷血ぶりは凄まじい


<第10話 君主 The Prince>

チェーザレはマキャベリからフィレンツェの通行許可を取り付け、いよいよカテリーナのフォルリへ進軍を開始。密かに上陸したフランス軍が不意をつき、フォルリは準備が整わないまま攻城戦に突入する。一方、ルクレツィアとの仲に嫉妬したアルフォンソは、出陣前のチェーザレに刃を向けてしまう。ナポリをフランスに献上する手前、チェーザレはある決意を固めるのだった

息子と和解した教皇は、驚異的な構想をぶち上げる。教皇の世襲である
元々、チェーザレを枢機卿にしたのは、教皇位を受け継がせるためで、教皇領そのものをボルジア家の王国にするつもりだったのだ
史実のチェーザレにしても、教皇軍を使って中部イタリアを制圧した後の構想というのが難しくて、教皇アレクサンドル6世の死後にどうやって領土の正統性を維持するかが問題
結局、デッラ・ローヴェレを教皇につけて裏切られてしまったわけで、教皇と君主制が同居しえないところにイタリア統一の難しさがあった
それをドラマの教皇はあっけなくぶち破ろうとするわけで、チェーザレもドン引きである(苦笑)

フォルリの攻略は、失踪したミケロットの協力で打開できた。ミケロットは助言を終えると再び姿を消すが、モデルとおぼしきドン・ミケロットは最後までチェーザレのために戦った人物なので、幻の第四シーズンにどういう役回りを演じたか、気にかかってしまう
カテリーナは自殺に失敗してチェーザレに生かされてしまう。塩野七生の小説のようにチョメチョメはなかったものの、金色の檻に捕らえられてローマでは晒し者にされる
息子を殺してといて、生け捕った彼女を徹底的に利用しつくす。おまけに彼女の刺客ルフィオをミケロットの穴埋めに雇うとか、目的のためなら手段を選ばない、マキャベリズムの極致、優雅なる冷酷というやつですな


で、チェーザレが将軍として一歩踏み出したところで、このドラマは終わる。まさに「俺たちの戦いはこれからだ」という打ち切り方である(苦笑)
本来、四部作になるはずが、最終部をぽしゃったからで、いちおうドラマのその後を書いた小説がネットで配信されているそうだ。管理人は英語が読めないので、とても手が出せないが
打ち切りの理由はお金の問題なのだろうけど、第二シーズン、第三シーズンの展開が遅かったとは思う。チェーザレの短い活躍期間を考えれば、もっとスピード感があってよかったし、カテリーナが女傑といってもラスボスで使うほどの存在かというと疑問だ
もう少しプロットを詰めれば、三部作で行けたはずだし、四部作の構想が遠大すぎたのだろう


前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第7話・第8話

ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 ファイナル・シーズン(5枚組) [DVD]
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【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第7話・第8話

君が間違った方を王に選んだからだ


<第7話 ルクレツィアの策略 Lucrezia's Gambit>

チェーザレはミラノに入城したが、スフォルツァ家の首領ルドヴィーゴは逃亡した後だった。正式に統治したいフランス王からは、改めてルドヴィーゴの始末を求められる。国王を失ったナポリでは、腹違いの兄弟ラファエロフェデリーゴが王位継承を争っていた。ルクレツィアは私生児に優しいフェデリーコを応援するが…

チェーザレは父親である教皇よりフランスの意向を尊重し、ルドヴィーゴとカテリーナの子ベニートを暗殺!
実際のルドヴィーゴ・スフォルツァは、配下の傭兵に裏切られ、フランス王に捕らえられたようだ。教皇が求めたのはルドヴィーゴの身柄拘束であって、どちらがボルジア家の主導権を握るか、親子の葛藤が続く
カテリーナ側はミケロットダ・ヴィンチの友人バスカルを接触させ、スパイとして潜り込ませるのだった。ミケロットが同性愛者につき、公式が薄い本という展開に相成る(苦笑)
タイトルは継承権を巡る争いに、ルクレツィアが関わるからだけど、その結果は次回で……


<第8話 血の涙 Tears of Blood>

教皇がロンギヌスの槍で集金したことに対し、カテリーナ自領のマリーノキリストの着衣を飾り、血の涙を流させる。この営業妨害に対し教皇はチェーザレを派遣するが、バスカルの情報により聖遺物には爆薬が仕掛けられていたのであった。ルクレツィアによってナポリ国王となったフェデリーコは、彼女を大使に指名するが、その真意は……

教皇は聖遺物と免罪符で莫大な収益を上げたが、それを教皇軍の強化に使うため正規の宝物庫ではなく、十字軍名目の口座に移しかえる
十字軍の標的はオスマントルコが支配するコンスタンティノープルだが、とてもじゃないが実現は不可能。そこでユダヤ人に特権を与える代わりに、地中海のトルコ艦隊を焼き払う工作をさせる。地中海の圧迫を緩和するとともに、政治的ポーズをとったわけだ
レパントの海戦の数十年前なので、どれほどの効果があったか分からないが、教皇アレクサンドル6世とユダヤ人との結びつきの深さを物語るエピソードである

愛の棲家に怪しい人物が訪れたことから、バスカルをスパイと見破ったミケロットだが、愛ゆえに深く追求できない
チェーザレはバスカルへの暗号文(書物と数字を使った古典的なもの)を自力で解き、カテリーナの手の者と見破る。ミケロットの不始末を許し、最初はバスカルを泳がせていたものの、ナポリ王となったフェデリーコが実はカテリーナ側で、大使として常駐するルクレツィアが人質になっていることを知るや、処刑を命じる
しかし、ミケロットはバスカルの前に涙を流してひざまずくしかなかった。マリーノでの「私も(血の涙を)よく流します」という冗談が、こういう形で回収されようとは思わなかった。二人の行く末はいったい
ぼんくらに見えたフェデリーコが冷血な王に変身するところが一番の見所だ


次回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第9話・第10話
前回 【DVD】『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』 Final 第5話・第6話

ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 ファイナル・シーズン(5枚組) [DVD]
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