fc2ブログ

固定表示スペース

このように、お知らせなどをブログのHOMEページ上部に表示できます。
以下、サンプルの文章です。テンプレート使用時に削除可能です

きれいなコーディング、シンプルな見た目

  • 内部SEO対策済
  • 画像未使用、外部JSファイル未使用で表示が速い
  • W3Cで Valid 
  • HTML-lintで100点

ちょこっと試してみよう!

当テンプレートでは、HTMLをほんの少し編集するだけで、下のボタンで切り替えられるようなことはすぐにできます。その説明や方法をテンプレート内や作者サイトに記載しています。

 角丸   記事左   記事右   ブログタイトルよ、画像にな~れっ! 

 赤   ピンク   橙   カーキ   黄   緑   青   紫   デフォルト色 

 その他の特長も表示可能です。 

かんたんカスタム機能

  • 上のボタンで試せるようにブログタイトルに画像使用OK!
  • 角丸、配色、記事配置をかんたん切り替え
  • コメントの装飾を、シンプルもしくは吹き出し風からかんたん選択
  • HTMLとCSS内にカスタム用説明記述済
  • 編集方法を記載したページのURLも記述済

読者を迷わさない充実ナビゲーション

固定表示スペースを目的別に複数設置可能

  1. HOMEページに固定表示スペース
  2. カテゴリーページごとの固定表示スペース
  3. 各記事最後に固定表示スペース
  4. 各ページ下部に固定表示スペース
  5. サイドバーの背後(下部)の空きスペースを有効活用可能
  6. 上記固定表示スペースが不要な場合、CSS編集の冒頭部分で簡単に非表示可能

試しに上記3~5を非表示にできます。 非表示  

上のボタンは表示切替をした場合の一時的なイメージです。CSS編集で実際に表示・非表示を切り替えられます。作者サイトからのコピペでOKです。

記事本文がメイン、テンプレートはサブ

  • テンプレートがシンプル設計なので記事本文に注意を引かせやすい
  • IE6~8でも崩れず表示可能 (プログレッシブ・エンハンスメント)

わりと自由な使用条件

  • カスタムOK (むしろ推奨)
  • アフィリエイトサイトOK
  • 商用利用OK
  • 作者へ質問OK
  • 再配布OK (ただし作者の許可必要)
  • 作者サイトへのリンクの削除・改変NG
  • アダルト・違法サイトNG

このテンプレートは、HTMLとCSSをこれから覚えていきたい方にも使っていただけると思います。


『新宗教の風土』 小沢浩

オウムはでてきません



新興宗教にはどういう魅力があるのか? 浄土真宗の強い富山県で、伝統的な信仰と新宗教の受容の関係を探る

親戚に新興宗教の信徒が多いせいか、亡父が実家の本棚に置いていた
初出が1997年オウムサリン事件の後だが、元になったフィールドワークが1993年に『富山県大百科事典』のための取材となっており、オウムについては一切触れていない
著者は宗教社会学の立場から、宗教団体とその信者を取材しつつも、合理主義の立場から非合理を斬るのではなく、信じる者の立場からなぜ信仰を必要とされるのかを追いかけている
学問上で幕末以降にできた宗教を「新宗教」戦後に生まれた新興宗教「新・新宗教」と分けられるが、本書は地方の伝統的な宗教に加え、新興宗教の流入した時期や役割も違うので、そうした分類に囚われない
学者として各宗教とは距離を置くものの、新興宗教がどういう役割を果たしているのか、その地域の歴史・伝統との関わりからもアプローチしている


1.人間性を高める救い

新宗教に入る1つのケースとして、まずA宗の富山支部長が紹介されている(原文は実名)
東京へ画家になるために出るが、画壇の現実に幻滅して夢破れ、最初の旦那と結婚し広島へ。荒れた家庭で生まれた子供も障害者と、精神的に疲れた彼女は新興宗教を転々とするが、さらに水商売に第二の結婚と離婚を経験することに
それでも、彼女が違う宗教へ移っていけたのは、救いというものは、常に人間性の高まりをともなうものだ」という宗教観があったからだ
最後に出会ったのがA宗で、家族に伴う苦難を「霊障」「色情の因縁」という視点から整理でき、立ち直れたという。著者はA宗の「霊障」うんぬんには同調しないものの、支部長にもたらされた救いに宗教の役割を感じる


2.利他行為を生む「あなんたん」

2つ目に取り上げられるのは、北アルプス剱岳の麓にある「あなんたん(穴の谷)。そこには万病に効くという霊水が伝えられている
いちおう、ゲルマニウムを多く含むとして健康のために持ち帰る人が多く、管理組合では有料のポリタンクを売るだけで、無料で並んで持ち帰れる
弘法大師からの仏縁とされるが、穴の谷の霊水が有名になったのは、実は戦後
岡本弘真尼という行者が穴の谷に6年間籠もり、1962年に亡くなったのだが、親交のあった売薬業者(富山の薬売り!)の塩原氏に、「洞窟の水は万病に効く徳水だから、多くの人に広めてほしい」と言い残した
塩原氏は弘真尼の遺言を忠実に守り、霊水の効果を説いて回った。そのうち、実際に医者がさじを投げた患者が治る事例があり、全国に広まったという
著者はこうした“奇跡“に対して距離を置くが、弘真尼や塩原氏の困った人を放っておけない性科学が見放した人への“癒やし”にこそ、惹きつける理由があり、肉親の健康を思って水を運ぶ人々の姿に「現代のオアシスを見る


3.真宗の異端事件「頓成の異安心」

真宗王国とも言われる富山の宗教事情として、江戸時代天保年間に始まる異端事件「頓成(とんじょう)の“異安心(異端)”を取り上げる
浄土真宗には、二種深信」という教えがあり、自らの罪業が深く決して救われることがないと信じる「機の深信と、そうしたときに初めて阿弥陀様が必ず救って下さると信じる「法の深信があり、分かち難いものとして機法一如と言う
頓成能登(現・石川県)の長光寺の次男として生まれ、北陸の門徒の支持を受けていたが、時代を減るごとに教えが曖昧になっていた本山と対立して失脚する
江戸時代の詮議ではどこが悪いか不明なようだが、明治になってからの頓成の法話によると、死んだ後の救いのこだわる本山に対して、現世で苦しむ門徒へ救いのメッセージを送っていることが強調されている
著者はそこに伝統的な仏教が「あの世専門」になっていて、現世の問題を軽視していることを、その現世の問題に新興宗教が救いをもたらしていることを見る
逆に新興宗教の側は、葬式などの「あの世」の問題には深掘りしないところが多く、式は既存の仏教に任せるところが多い


4.頓成以降の2つの流れ

そうした頓成の問題意識は富山に生まれた新興宗教「浄土真宗親鸞会」「御手南会に引き継がれている。「親鸞会」はラディカルな原理主義を掲げつつ、現世での功徳と来世への救いをつなげる
「御手南会」は教祖を弥勒菩薩の生まれ変わりとしつつも、真宗王国の裏で引き継がれてきた「秘事法門」と呼ばれる民間信仰を包括して引き受けていく
多くの新興宗教そのルーツを「欧米から入った雑多な思想」を取り入れたものに過ぎないとしながら、この2つの団体は、江戸時代からの民衆の願いを背負っているとする


本書は死に瀕した人が「阿彌陀仏」を見たと感動しながら事切れるなど、なかなかハードな場面も取り上げられていて、短くまとめられた新書なのに重かった
「生きてて感じる空虚さ」「誰もがいつかは直面する死」の問題は現代人にとっても避けられず、宗教の果たすべき役割は厳然としてある
そして、そうした隙を突いてカルト宗教が忍び寄るケースもあり、それが健全か否かは追い込められた当事者に判別できるものではなく、A宗の富山支部長のように上手く行き着ける人ばかりではない
人間、いつ危機に直面するか分からないものだし、心の備えはしておきたいものであります




FC2とTwitterの連携がややこしくなってた件

自分のツィートを確かめていたら、連携したはずのブログの記事のことが、ツィートされていない!
たしか、実写版シティーハンターのは一度、表示されたような気もしたのだが……

いったい、どういうことかと思ったら

【ブログ】「Twitter API V2」へ対応した新しい「Twitterとの連携」機能のリリースについて

Twitter側の変更により、5月17日からFC2とTwitterのアカウントだけで連携してくれなくなったらしい
イーロン・マスクの傘下に入り、赤字解消に務めるために、ビジネスに利用する際には、応分の月額利用料をとろうということなのだろう
ただ、無料のアカウント登録でも、ブログの記事はツィートできるようなので、「Twitter Developers」とやらへ入ってみた


1.無料でアカウント作成可能

アカウント作成では、有料のProとBasicが強調されるが、Freeのプランは地味に表示されている「Sign up for Free Account」を選べばいい。Twitterにログインした状態なら、そのまま使用例の説明と規約への同意へ移る
が、ここからが面倒。英語で「TwitterとAPIの使用例を250字以上で書けっ!」と言ってくるのだ(苦笑)
いったい、何様のつもりなのだろうか。相手がサービスの利用者という認識がないのだろう
当方も英語ができる人間ではないので、グーグル翻訳でブログのことを書いて切り抜ける。実際、250字以上書かなくても、先に行けるようで、正直ええ加減である(笑)
下のチェックポイントは、APIで得たものの再販禁止、規約違反でアカウント禁止がありえる、規約への同意を意味しており、特に問題なし


2.連携するブログのURLを設定

ここまでで、アカウント作成は終了
FC2とTwitterを連携させるために、4つのコード取得を目指す
まずは、「Dashboard」「PROJECT APP」(画面中央)の設定(歯車マーク)を押して、「User authentication settings」Editを選ぶ
ブログとの連携には、「App permission」真ん中の「Read and write」
「Type of App」下の「Web,App、Automated App or Bot」
「App info」の上2つの項目「Callbuck URI/Redirect URL」、「Website URL」に、連携するブログのURLをコピーする


3.4つのコード取得

「Dashboard」「PROJECT APP」の鍵マーク(Keys and tokens)を押して、コード取得の画面へ
必要なのは

・API Key
・API Key Secret
・Access Token
・Access Token Secret

の4項目だ
「API Key and Secret」と「Access Token and Secret」の横にある「Regenerate」ボタン(あるいは「Genereate」)を押すと、それぞれコードが表示される。それをクリップボードからコピーして、FC2ブログの管理画面にある「環境設定」から、「Twitterとの連携」にそれぞれ貼り付けて保存
ここで、ようやくTwitterとの連携が設定できた


けっこう手間がかかったけれど、これで無事に送信できるようになった。サービスを無料で利用する以上、あまり文句は言えないのだけど、もう少し分かりやすく、日本語でフォローしてもらえないかと思いましたわ

『香水 ある人殺しの物語』 パトリック・ジュースキント

ネットで探していたら、実家にもあったという




ルイ15世統治下のフランス。パリの雑踏のなかで産み落とされたグルヌイユは、放置した母親が嬰児殺しの罪に問われて処刑され、マダム・ガイヤールの孤児院に預けられる。飛び抜けた嗅覚と生命力でそこを生き抜いた彼は、過酷な皮なめし職人に売られ、パリで様々な匂いに出会う。中でも赤毛の少女から漂う匂いに惹かれ、それを存分に味わうために殺してしまい、匂いを保存する方法を求めて香水職人のバルディーニに弟子入りするが……

以前、見た映画『パヒューム ある人殺しの物語』の原作小説
映画は匂いのために殺人も厭わないグルヌイユのピカレスクロマンとなっていて、小説もベースはそうなのだけど、彼が通り過ぎた様々な人々の小さな物語も描かれていて、ブルボン朝末期のフランス・ツアーにもなっている
冒頭からして「パリはくさかった」と衝撃の出だし! パリの通りにはゴミや排泄物が放置され、下の庶民から王侯貴族までが今では考えられない異臭のなかで、生きていたことに触れられる。そんな世の中だからこそ、“香水”は不可欠で、儚く消える匂いが高額で取引されたのだ
作風はヨーロッパの古典小説にならったもので、最近の小説にありがちな映画標準の描写はなく、淡々とした積み重ねで、“臭い”近代前夜の世界を立ち上らせている

究極の香りのために連続殺人鬼となるグルヌイユが主役ながら、彼と関わる登場人物もかなり個性的だ
文明が発達しない貧しい時代だからだろうか、みなが自分で精一杯、すがすがしく自己中心を貫いて生きている
最初にグルヌイユを預けれられたテリエ神父、孤児の保護費で稼ぐマダム・ガイヤール、有害な洗剤で数年しか生きられない皮なめしの職場を仕切るグリマル親方、凋落した老調香師バルディーニ、<致死液>を研究するトンデモ研究家のタイヤード・エスピナス侯爵“香水の聖地”グラースを仕切る副長官で、最愛の娘を狙われるアントワーヌ・リシ
どれも実在しない架空の人物でありながら、こういう人々が生きていただろうと思わせる時代の匂いを運んでくる
映画で割愛されたタイヤード・エスピナス侯爵の研究に付き合わされた時に、グルヌイユは香水によって人の印象を操れることを学んでおり、それがグラースでの連続殺人に、刑場での乱痴気騒ぎにも生かされて(!)いく。映画で飛躍に感じられたところは原作でしっかり埋められていたのだ

タイヤード・エスピナス侯爵の学説、地中からの<致死液>が人を腐らせ老いさせるというのは、もちろん今でいうトンデモ科学であるが、パスツールが細菌を発見するまでは、これに近い学説が渦を巻いていて、ヘンテコ治療法が普通に流通していた
 訳者あとがきでは本書の種本のひとつとして、『ミアスマと黄水仙――嗅覚と18・19世紀の仮想的社会問題』が挙げられている。そこでは悪臭=瘴気が病の原因とされ、その根源に「ミアスマ」というものが想定されていたという。この本の日本語訳はないらしく、訳者は独語で読んだそうだ



小説ならではといえるのが、究極の香水を作ったグルヌイユが、その結果にむしろ絶望するという場面。映画だと謎めいたラストになってしまったが、もともと人間嫌いだから、人々に無条件で愛される香水を作ったのに、香水ごときでなびいてしまう人間をなお嫌いになってしまったらしい
生まれたパリのスラム街に帰って……のエンドは覚悟の行動だったのだ
その他、バルディーニの許を去った後に、人が近寄らぬ山野に7年も暮らし、鼻と記憶による「匂いの王国」に浸るとか、引きこもりの心性を細微に追っていて、「想像の王国」を作る作家にも通じるような気もした
主人公の嗅覚と香水以外に、ファンタジーはないものの、近代以前のヨーロッパを伝えてくれる奇譚なのである


映画 【DVD】『パヒューム ある人殺しの物語』



【プライム配信】『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(2019)

ニッキーとローラは、私生活でもパートナーとか。ごちそうさま




ニッキー・ラーソン(=フィリップ・ラショー)は、表沙汰にできない依頼を解決する街のスイーパー。一年前に亡くした相棒の妹、ローラ(=エロディ・フォンタン)、ドミニク・ルテリエ(=ディディエ・ブルドン)からひと嗅ぎで誰もを魅了する「キューピッドの香水」を守る依頼を引き受けてきた
しかし、その奪取を依頼されたファルコン(=カメル・ゴンフー)と争っているうちに、香水は冴えない男ジルベール(=ジュリアン・アルッティ)の手に渡ってしまう。その効果を知ったジルベール憧れのトップモデルを落とそうとモナコへ旅立つのだった

実写というと、どう外れたかに注目されるのものだが、本作は例外中の例外。アニメ劇場版で有名な喩え、「ラーメン屋へ行ったら、ラーメンが出てきた」を地で行く出来栄えなのだ
ニッキー・ラルソンは、フランスのアニメにおける冴羽獠の名前。香→ローラもそれに準じているようだ(ファルコン→マンモスらしいけど、字幕ではファルコンだった)
作風は原作を忠実に反映したギャグ描写(要所にカラス!)に、ガンアクションは80年代ハリウッド風で、リアリティよりやりたいことを派手にやるといった次第で、CGを上手く使ってお洒落に仕上がっている。ラストの展開には、アニメのあのシーンを思い出させて、主演・脚本・監督まで兼ねたフィリップ・ラショーの愛が伝わってくる
そもそも日本のアクション漫画には、紙上でハリウッド映画を再現することを狙っている部分があるので、もともと親和性が高いのだ

吹替版では、主要キャラが原作の名前となっており、冴羽獠役に山寺宏一香役に沢城みゆきが配されていて、他の海坊主(ファルコン)、槇村、冴子についてはアニメのまま
アニメ版で獠役の神谷明は、おかしな精神分析医と冒頭の病院で手術を受けていたモッコリー市長(!)をあてていて、獠とファルコンに同時に殴られたモッコリー氏は「ひでぶっ!」と叫んでいた(笑)
山ちゃんも美女を覗くシーンには、ずいぶんとはっちゃけていて、字幕版のあとだとアドリブが分かって楽しいのだ
吹替版ではエンドロールに「GET WILD」が流れるし、字幕→吹き替えの二度見が板である


ラーメン屋へ行ったら、ラーメンが出てきた → 【映画】『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』



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サイドバー背後固定表示サンプル

サイドバーの背後(下部)に固定表示して、スペースを有効活用できます。(ie6は非対応で固定されません。)

広告を固定表示させる場合、それぞれの規約に抵触しないようご注意ください。

テンプレートを編集すれば、この文章を消去できます。